1億円まで米国株などやってみます~リアル証券口座を公開中~2022年1月

はじめまして

Actionサイト編集担当のヒヨコ🐤です。40代の金融機関の出身でこれまでサラリーマンとして日々貯めたお金をこつこつ約20年間日本株、米国株、中国株、インド株、各種ETF(上場投資信託)、FX(為替)で資産運用をしてきました。資産運用歴は長いですがこれからもうひと頑張り。このサイトを運営しながら知識習得をして1億円の大台に運用資金を乗せることを目標にしています。

資産を1億円まで増やせるか、複雑骨折をして資産を失うのかわかりませんが(;^ω^)利益も損失もリアル口座ですべてさらして生き恥までもさらしてみたいと思いますw

皆さまの楽しみの一助になりましたら幸いです。

アメ株速報~2022年1月リアル口座状況

2022年1月ポートフォリオの特徴と意図

ひよこ🐤が考える前提:米国テーパリング開始を意識

2021年末から年初にかけて作ったポートフォリオで米国テーパリング開始を意識して構築しました。12月に入ってからハイテクグロース株の上昇が鈍っていたこととFRBが明らかにインフレを気にし始めてタカ派に偏り始めていたことから、ディフェンシブなポートフォリオにしています。それでも株価指数も含め、大型株も下げていたことから、ポートフォリオ全体では、評価損となっています。エネルギー関連のETFを組み入れていたことから、各種指数の収益率は上回っています。

ひよこ🐤が考える運用戦略:VTI、VOOをメインにしながら

ポートフォリオの60%はETFで組んでいます。米株を代表する株価指数であるバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)とバンガード・SP500 ETF(VOO)を25%組み入れて、ポートフォリオの基本的な骨格となることを意図しています。しかし今はFRBが引き締めスタンスですので15%程度に落としています。

さらにETFを中心にその時の流れに乗ったセクターETFで、さらに25%組み入れるようにしています。グロース株とバリュー株で入れ替えるイメージです。大きな基本は、FRBの金融政策スタンスに合わせます。2021年11月以降テーパリングを開始したので、それ以降は徐々にグロース株や中小型株を外し、バリュー株、高配当株といったディフェンシブセクターに変えています。しばらくは、このスタンスで継続投資をしていきます。将来、FRBが緩和的な政策に変更した時点で、また徐々にグロース株や中小型株、ハイテク株にシフトしていく予定です。

また、この先10年間で世界が大きく変化して移行している産業や投資妙味のあるセクターについては、ETFや個別株で組み入れていこうと思っています。今現在はエネルギーや商品市場の価格上昇が続いていることから、エネルギーセクターのETFを10%組み入れています。状況によりますが今後、継続的に素材セクターのETFはさらに追加していく予定です。ハイテクセクターのETFも組入れています(5%)が、これは将来の価格上昇に備えた情報収集に利用するものです。日々マーケットを見ていくうえで、少しは入れておかないと市場の動向がつかめなくなるため、それを避けるためです。これで、60%のポートフォリオは、ETFで完成です。

新興国関連では、世界経済成長の牽引役が中国からインドにシフトするとの予想からインド株ETFを20%組み入れています。世界の工場は、今後中国から、東南アジアや南アジアにシフトしつつあります。インドだけでなく、東南アジアのETFや投資信託も組み入れていくのもいいかもれないと考えています。

残りは、個別株ですが、インフレにも強い銘柄やインフレから恩恵を受けそうな銘柄で構成しています。自動車は今後5年10年で、電動化や自動運転技術など大きく変わろうとしています。ある意味、15年前にスマホが世に出始め世界を変えていったように、新しい自動車やエネルギーは人々の生活を変える可能性を持っています。そうした関連銘柄に多く個別株を選んでいます。

革新的なサービスを提供できる企業は将来のテンバガー銘柄です。個別銘柄なので、大きく保有する必要はありませんが、1%を目安にいろいろと投資してもいいでしょう。ただし、基本はこうしたテンバガー狙いへのアロケーションはポートフォリオの10%以内にとどめるべきだと思っています。もしくは、収益が上がった分だけ資産配分をしていくというのも一つの手法かもしれません。

ポートフォリオ分析

2022年1月21日時点

ポートフォリオの構成

米マーケットETF7,294,87913%
米バリューETF6,105,27811%
米好配当ETF12,024,12021%
エネルギーETF6,080,84811%
米ハイテクETF2,147,5994%
米ハイテクグロース株3,054,3355%
米バリュー株2,602,5925%
日本株4,551,5008%
インド株11,779,57521%

Future Researchによる第三者評価分析

Future Researchのご紹介

約25年にわたりリーマン・ブラザーズ証券やメリルリンチ、ドイチェ・アセット・マネジメント、パリバ証券など米欧日の大手金融機関にて機関投資家向けの戦略・商品開発部門のヘッドを務め、市場予測・戦略業務を担当。豊富な業界経験と高度な金融知識に基づくマクロ的アプローチを重視した投資アイデアには国内外の金融機関からも定評がある。

第三者評価分析の目的

自分の運用方針が本当に正しいかプロ”Future Research”に中立的な立場で評価分析をしてもらいます。というのは表向きで・・・いただいたアドバイスをもとに、言われるがままポートフォリオを組んでいきます(小声)。

保有ETF分析

個別銘柄分析

戦略アイデア総評

今変更を加えるとしたら、バリュー株と高配当株ETFを落として、素材セクターのETFは加えてもいいかもしれません。バンガード・米国素材セクターETF(VAW)や素材セレクト・セクター SPDR ファンド(XLB)のどちらかは加えてもいいでしょう。この先、FRBが急速に引き締めをスピードアップして、商品市況が下落し始めたら、素材セクターのETFは、売却しましょう。今は様子見です。

新興国株は、FRBが金融引き締めに動いている時は、注意が必要です。今まではインド株に大きくアロケーションしていましたが、若干落とした方がいいかもしれません。東南アジアのETFか投資信託もいいかもしれません。ちなみに、日本では取り扱いがありませんが、資源国である南米のETF(ペルー、チリ)も昨年12月から動意付いています。

個別株については、正直自分が将来この企業に親族やご子息を働かせてみたいと思うような企業を選んでいくというのも一つです。

順調に時価総額を増やし続けている米国株ですが、米国株の主役上位10銘柄は、10年ごとに凄まじく変化します。1980年代は、IBM、エクソン、GE、AT&T、フィリップ・モリス、デュポン、GMといった企業が主役でした。90年代後半のITバブル期には、GE、エクソンモービル、ファイザー、シスコシステム、シティー(銀行)、ウォルマートなどでした。

リーマンショックの前には、エクソンモービル、ウォルマート、プロクター&ギャンブル、マイクロソフト、GE、ジョンソンエンドジョンソンなどでした。今までの5~10年間は、GAFAM+TSLA+NVDAでした。

これから先の10年間も、今のままではないでしょう。マイクロソフトやグーグルなどは生き残れるのかもしれません。アマゾンもまだ伸びしろはあるでしょう。アップルが時価総額1位を維持できるということはないかもしれません。こうした世界を変えた企業群に迫るもしくは追い越していく企業が現れる可能性もあります。それは、誰よりも優れたAI分析の先にあるユビキタス企業なのかもしれません。

こうしたことを念頭に、次の10年後にアメリカ経済を牽引するような企業を発見し続ける努力は必要です。Eスポーツやメタバースが世界を変えるのでしょうか?宇宙開発がさらに進んでいくのでしょうか?新しいサービスには注意深く情報収集を行う必要があります。

長期保有を考えた場合のポートフォリオのイメージ

25%±5%マーケットETF(SP500:大型優良株、全株式)
25%±5%(金融引き締め期)大型バリュー株、大型高配当株ETF
(金融緩和期)ハイテク株、グロース株、中小型株ETF
10%±5%時流に乗ったセクターETFもしくは投資信託。今はエネルギー、素材、食品セクター。
EV関連とかもいいかもしれません。
40%±10%個別株。これは5年10年先に人々の生活大きな変化を与えうる商品やサービスを行っている、もしくは行おうとしている企業は組み入れてもいいでしょう。今は、IPO銘柄は非常に危険で、FRBが緩和的政策に変わったときに生き残っている企業には投資妙味があるかもしれません。バイオ関連銘柄などはこの話になります。
10%±30%為替:今は円安ですが、円高局面には為替ヘッジの利用も考えなくてはいけません。FXの利用の考えてみましょう。
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