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グローバルX MILN~ミレニアル世代ETFの評価

2021-08-12 1 min read
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目次 ー Contents

  • グローバルX MILMの概要
  • グローバルX MILMが取引できる証券会社
  • ミレニアル世代投資の評価
  • グローバルX MILMの保有株式上位10銘柄
  • グローバルX MILMの評価とおすすめポイント
  • 過去2年間のMILMパフォーマンス

グローバルX MILMの概要

グローバルXのMILN(ミレニアル世代ETF)は、ミレニアル世代の消費習慣から大きな収益を上げていると判断された企業を投資対象としています。このインデックスは独自の調査プロセスを用いて、ミレニアル世代に関連するカテゴリーを決定しています。これらのカテゴリーには、衣料品、娯楽、旅行、食品、教育、金融サービス、住宅、健康などが含まれます。

各支出カテゴリーには、最大15社、最低5社の企業が選ばれています。これらのカテゴリーに関連したエクスポージャーを持つ米国企業は、エクスポージャーのレベルによってスコアリングされます。記載されている支出カテゴリーへのエクスポージャーが大きいと判断された企業は、独自の尺度でスコア化され、どの企業がミレニアルズに重点を置いているかが決定される。選定された企業は時価総額で加重され、最大3%、最小0.3%の範囲内で保有されます。MILNは特定のセクターを選択し、投資目的を設定しているため、セグメントベンチマークには適合していません。

グローバルXのファンド紹介ページ
https://globalxetfs.co.jp/funds/miln/

ティッカー 名称 経費率 資産残高 1日平均取引額
(億ドル) 円換算
(億円)
取引額
(百万ドル)
取引額
(億円)
MILN グローバルX ミレニアル世代ETF 0.50% 1.30 134.06 0.82 0.85
設定日 銘柄数 PER PBR 配当
利回り
2020年年間
パフォーマンス
3年間
パフォーマンス
2016/5/4 83 -101 6.2 0.5% 52.9% NA

出所:ETF.comより 2020/12/31時点

グローバルX MILMが取引できる証券会社

グローバルX MILN~ミレニアル世代ETFが取引できる日本国内のネット証券会社です。SBI証券、マネックス証券、楽天証券、DMM証券で取扱いがあります。IG証券でCFDの取引が可能です。

ティッカー日本国内のネット証券IG証券
SBI証券マネックス証券楽天証券DMM証券CFD
MILN有り有り有り有り有り

ミレニアル世代投資の評価

ミレニアルは現在、米国で最大の世代であり、主要な購買層となりつつある。米国の労働人口のうちおよそ 6000 万人がミレニアル世代であり、労働人口の35%超を構成している。ミレニアル世代は、これまでの世代とは異なる消費を行い、特定の企業やビジネスモデルを好む。長期にわたり、ミレニアル世代の購買力が上昇するにつれて、ソーシャルメディア、生の体験、早くてカジュアルな食事、健康、教育、雇用、住宅および家財、ならびに金融ソフトウェアおよびサービスにフォーカスした企業は、有利なポジションを確立しているようである。種々のセグメントへのエクスポージャーを獲得するために、報告期間中の本ファンドの平均的な配分は、一般消費財、通信サービス、および情報技術に対しそれぞれ約43%、25%および 16%であった。本ファンドは、報告期間中、労働市場は引き続き逼迫し、可処分所得は増加し、低金利が維持され、原油価格は下落している中においての、米国の強い消費者環境から広く利益を得ている。

出所:グローバルX社の運用報告書より

ミレニアル世代は、約9,000万人に及ぶ米国最大の年齢層です。この世代はちょうど彼らの全盛期の稼いでいる年齢層です。男性の場合、収益のピークは通常40代後半から50代前半に来ます。したがって、今、ミレニアルズは、彼らのピーク収益年に向かって彼らの鋭い上昇放物線を開始しており、この世代は近々アメリカの最も大きな消費パワーを持つようになるでしょう。また、ミレニアル世代は、今後10年の間に親の世代から移される4,000万ドル以上の富の受け取り側になると予想されています。これらの情報はすべて周知の事実であり、ミレニアル世代がまもなく米国経済を牽引するという考えに異論はありません。

先見の明のある投資家は、すでに何かに気付いたかもしれません。ミレニアルズが経済の牽引役になるのであれば、ミレニアルズが経済になり、経済がミレニアルズになるということです。目論見書によると、このファンドは、そのライフサイクル全体にわたってこの世代を追うように見えます。

グローバルX MILMの保有株式上位10銘柄

SQ:NYSEスクエアー Square, Inc. Class A4.96%アメリカのハードウェアとソフトウェアを含む支払・販売時点情報管理(POS)を提供する企業。モバイル支払・POSサービスは、長い列と時代遅れのキャッシュレジスタから解放されて販売を行うことにより、チェックアウトプロセスを変換し、デジタル・モバイル商取引を促進することができる。250万人以上の顧客がCashAppを使って株を購入し、第3四半期末までに数十億ドルが取引されています。ビットコインも取り扱って言うことでも有名です。
PYPL:NASDAQペイパル・ホールディング PayPal Holdings Inc3.74%決済取引の処理を容易にするために、加盟店と消費者の両方で構成される顧客をリンクさせる両面の独自のグローバル技術プラットフォームを提供しています。商品の購入や支払い、送金や出金のためにアカウントを使用することができます。また、銀行口座、PayPalアカウントの残高、クレジットアカウント、クレジットカードやデビットカードを含む資金を使用して商取引が可能です。
SPOT:NYSEスポティファイ・テクノロジー Spotify Technology SA3.59%ルクセンブルグの音楽ストリーミング・プロバイダー。ユーザーがオンデマンドで音楽を購入することを可能にし、プレミアム・サービスと広告サポート・サービスを提供する。プレミアム契約者はオンラインやオフラインの高品質の音楽を無制限でストリーミングできる。世界で事業を展開している。
SNAP:NYSEスナップ Snap, Inc. Class A3.56%アメリカのソーシャルメディア企業。写真・動画共有アプリの「スナップチャット」を通じ、短いビデオや画像イメージで情報交換やコミュニケーションのサービスを提供する。コンテンツの編集や発表などをパートナーに提供する。また、同社開発のサングラス「スペクタクルズ」により、人間の視点でのビデオ撮影を可能にする。
AAPL:NASDAQアップル Apple Inc.3.29%IT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。時価総額は世界最大。
UBER:NYSEウーバー・テクノロジー Uber Technologies, Inc.3.48%アメリカの配車サービス企業。世界各地においてアプリ上での配車サービスを展開し、UberBLACK、UberX、UberPOOLなど乗客数や車種に応じたライドシェアリングを提供する。また、UberEatsによるレストランからのデリバリー、患者の病院送迎サービス、貨物輸送・宅配サービスなども提供する。
DIS: NYSEウォルト・ディズニー Walt Disney Company2.95%アメリカの総合エンターテインメント企業。メディア部門ではABCテレビとその他8局に加え、「ESPN」、「ABCファミリー」などのケーブルチャンネル、ESPNラジオネットワーク、ラジオ局35局を運営。リゾート部門はフロリダ州で「ディズニー・ワールド」、カリフォルニア州で「ディズニー・リゾート」を所有。劇場映画やDVDの制作も行う。
LOW:NYSE

ロウズ Lowe’s Companies, Inc.2.90%アメリカの大手ホームセンターチェーン企業。米国、カナダ、メキシコに店舗「LOWES」を展開し、家電、塗料、板材、床材、建材、園芸用品、金物類、工具、照明器具、住宅設備機器、芝刈り機、草花苗・苗木、台所キャビネット・カウンター、電気配線製品、収納用品、ドア、窓、壁材などの販売、設置サービスを提供する。
NKE:NYSEナイキ NIKE, Inc. Class B2.84%アメリカの大手スポーツ用品メーカー。ランニング、バスケットボール、サッカーなど各種スポーツ向けフットウエア、スポーツウエア、スポーツ関連製品を展開。また、「コール・ハーン」、「チャック・テイラー」、「コンバース」、「ハーレー」、「アンブロ」のブランド名でフットウエア、カジュアルウエア、スポーツウエアを展開。
BKNG:NASDAQブッキング・ホールディングス Booking Holdings Inc.2.73%アメリカのオンライン旅行サイト運営企業。同社サイト「priceline.com」、「Booking.com」、「KAYAK」、「Agoda.com」、「rentalcars.com」で予約サービスを提供。また、米国内で従来の固定価格による旅行商品の提供、オークション・システムを展開。
出所:ETF.comより 2020/12/31時点

グローバルX MILMの評価とおすすめポイント

いかにも若い世代が日頃利用しているサービス会社を集めたETFです。保有上位11位から20位までの銘柄を見ても同様な銘柄構成となっています。11以降は、アマゾン(AMZN)、イー・ベイ(EBAY)、ルルレモン(LULU)、フェイスブック(FB)、イントゥイット(INTU)、ツイッター(TWTR)、アクティビジョン・ブリザード (ATVI)、スターバックス(SBUX)、グーグル(GOOGL)、ネットフリックス(NFLX)、チポトレ・メキシカン・グリル(CMG)などが並んでいます。

過去のパフォーマンスを見ると、NASDAQとほとんど変わりません。あえてMILNをポートフォリオに入れる必要があるかどうかは疑問です。また、こうしたブランドやサービスは流行に左右されやすいので、長期の投資に向くかどうかは分かりません。5年未満の投資期間で見れば、非常に魅了的でしょう。

過去2年間のMILMパフォーマンス

出所:Yahoo.com/Finance

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