
この記事のポイント
- 会社にとって社員のFXは副業とはならない
- 住民税を普通徴収にすれば会社にバレない
- FXは24時間、少額から取引できるので副業しやすい
- 副業としてFXをすると本業に支障をきたすデメリットがある
- 副業として安定した利益を出すには勉強が必要
「FXって副業になる?」「会社にバレないでFXで稼ぐ方法は?」という疑問をお持ちの方は多いと思います。
本記事ではFXは副業にはならないことや、会社にバレないでFXを始める2つのポイント、FXのメリットやデメリット、FXを始める際の注意点などについて詳しく解説します。
それでは順番に見ていきましょう。
目次 ー Contents
FXは副業になる?
副業とは会社員や公務員が本業とは別の収入を得るために行う仕事や事業のことをいいます。例えば昼間は会社で働き、夜は居酒屋でアルバイト、または居酒屋を経営するなどは副業にあたります。
FXは仕事や事業ではなく投資です。
会社員が株を買っても副業にならないのと同じで、FXも副業にはなりません。
会社員や公務員にとって副業とは?
国家公務員法第103条では、副業について以下のように定めています。
『職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。』
参考:
国家公務員法第103条
国家公務員法第104条
地方公務員法第38条
つまり、国家公務員は営利企業の役員などの職の兼務や営利企業の経営を副業とみなす、ということです。FXはそのどちらにも該当しません。
会社にバレないでFXをする2つのポイントとは?
副業としてFXをしていることを会社にバレないようにしたい人は多いでしょう。
そうしたいのならば、以下の2点を覚えておきましょう。
ポイント① 住民税を普通徴収にする
住民税額は収入によって増減し、会社は社員の年収を把握しているため、想定以上の住民税を支払っている場合は他の収入があることがわかってしまいます。
それを避けるためには、住民税の納付方法を「普通徴収」に変更します。
普通徴収は自分で住民税を直接納付するため、納付した住民税額は会社には知らされません。
ポイント② 仕事中の行動や言動に気を付ける
FXが疑われるケースの具体例は以下の通りです。
- トイレに行く回数が多い、または長い。
- 遅刻が増えた。
- 仕事に集中していない、またはミスが増えた。
- 頻繁にスマホを見る。
このような仕事中の行動の変化や異変を上司や同僚は敏感に気づくため、普段通りに本業をこなすことがポイントです。
「会社にバレる?」FXをするときに気になること2選
以下の2点はFXが会社にバレないか気になる点ではないでしょうか。
- 所得税からFXをしていることが会社にバレるのではないか?
- マイナンバーカードからFXをしていることが会社にバレるのではないか?
実際のところどうなのか、詳しく解説します。
所得税で会社にFXがバレないか?
FXで出た利益は確定申告で所得税を納めますが、所得税を多く支払ったことは会社にはわかりません。
会社が把握できることは社員の給与に対する納税額だけなので、それ以外の収入に関して会社は知る方法がないためです。
どれだけ多くの所得税を納税しても会社はわからないので安心しましょう。
マイナンバーからFXが会社に知られないか?
マイナンバーからFXをしていることが会社にバレることはありません。
FX会社に口座開設を行う際にマイナンバーの提出を求められますが、その目的は税務署への報告義務があるためです。
FX会社は税務署にすべての顧客の利益額を報告し、税務署はそれを本人から申告がなくてもそれを把握できる仕組みになっています。
そのためにマイナンバーが使われますが、それ以外の目的で使われることはありません。
副業のためにFXをする6つのメリットとは?
副業でするFXの6つのメリットは以下の通りです。
- FXは24時間取引できる
- FXは小額から始められる
- FXは自動売買ができる
- FXで収入の柱が増える
- FXで世界情勢や経済に強くなる
- FXの費用は経費で落とせる
順番に見ていきましょう。
メリット① FXは24時間取引できる
FXは月曜日の早朝からその週の土曜日の早朝まで24時間いつでも取引できます。
また、FX相場は日本時間の夕方から深夜にかけて活発に動く傾向があるため、仕事から帰宅して取引が可能です。
相場は活発に動くときの方が利益を得られるので、専業トレーダーも昼間はトレードしないで夕方から夜にかけてトレードする人が多くいます。
メリット② FXは小額から始められる
FXはレバレッジをかけられるため小資金から始められます。レバレッジとは「てこ」のことで、自己資金の何倍もの金額の取引ができることをいいます。
国内のFX会社では最大25倍のレバレッジが認められていますから、1万円で最大25万円分の取引が可能です。
つまり、数千円から取引でき利益はその何倍も狙えるメリットがあります。
メリット③ FXは自動売買ができる
FXは自動売買が可能です。
自動売買とはソフトによって決められたルールにしたがって自動で売買をする取引のこと。FX会社が自動売買ソフトを提供している場合もありますが、FX会社以外の企業や個人が開発した自動売買ソフトが大量に出回っています。
出回っている自動売買ソフトは無料で利用できるものもあれば、有料の場合も。利用料は事前によく確認しましょう。
メリット④ FXで収入の柱が増える
FXで安定した利益を得られるようになれば、本業以外の収入源を確保できます。そしてその収入は自分次第でどれだけでも大きくすることが可能です。
またFXには「スワップポイント」があり、金利の高い通貨のポジションを保有しているだけで毎日金利を受け取ることができます。
日本の預金金利の何十倍や何百倍もの金利を支払ってくれる通貨もあるため、資産運用の選択肢の1つとしても有効です。
メリット⑤ FXの損失は繰り越せる
FXで損失が出た場合は、その損失を3年間繰り越す(繰越控除)ことができます。
例えば今年100万円の損失が出たとします。
翌年30万円利益が出た場合
[−100万円+30万円=−70万円]で70万円の損失を翌年に繰り越します。
その翌年50万円の利益が出た場合
[−70万円+50万円=−20万円]で20万円の損失を翌年に繰り越します。
このように繰越損失が無くなるまで最長3年間は、FXの税金が発生しないメリットがあります。
そのためには以下の2点がポイントです。
- 国内FXを利用していること
- 確定申告をしていること
海外のFX業者(無登録業者)を利用していたり、確定申告をしていない場合は、損失の繰り越しはできないので注意しましょう。
メリット⑥ FXの費用は経費で落とせる
FXにかかった費用は経費として計上することが認められています。その年に得られた利益から経費を差し引いた金額に課税されますから、経費を計上すれば節税が可能です。
以下は経費として計上できる費用の例です。
- インターネットプロバイダー料金
- 書籍代、新聞代
- 文房具購入費
- FX関連セミナー参加費(交通費、宿泊費含む)
- 家賃(一部)
- 光熱費(一部)
- FX関連ソフト、教材
- パソコン、周辺機器等
詳しくは税理士や最寄りの税務署に確認してください。
副業としてFXを始めるデメリット3つ
副業として行うFXには3つのデメリットが考えられます。
- FXは損失のリスクがある
- FXはある程度の知識と技術が必要
- FXは本業に影響する可能性がある
詳しく見ていきましょう。
デメリット① FXは損失のリスクがある
すべての投資で言えることですが、FXでも勝率100%はあり得ないため取引するたびに損失のリスクがあります。
ただし、勝ったり負けたりしながら最終的に資金を増やしていくことがFXの自然な形でもあります。
また、損失はさけられないものの、損失を小さくする方法は確立されていて、リスク管理を正しく実行すれば損失は最小限に抑えることができます。
デメリット② FXはある程度の知識と技術が必要
FXは単純な労働とは違い、やればやっただけ儲かるというものではなく、利益を出すためには知識と技術が必要です。
特に初心者のうちは「わからないことがわからない」ということも多いため、何度も損失を出すことが考えられます。
そのためには自己資本を投入する前にデモトレードで十分な練習をしてさまざまな失敗を経験することが大切です。
デモトレードは実際の取引と同じ環境で、知識や技術を身に着けながらFXの練習ができ、費用もかからないのでぜひ活用してください。
デメリット③ FXは本業に影響する可能性がある
FXに真剣に取り組めば取り組むほど、仕事中にも値動きが気になることがあります。特にポジションを保有しているときには、何度もチャートや口座残高を確認したくなることもあるでしょう。
こうなってしまうと本業に影響が出る可能性があるため対策が必要です。
例えば、デイトレードではポジションは翌日には持ち越さないようにするとか、1回の取引が数日を要するスイングトレードに切り替えるなど、日中に値動きやポジションが気にならない方法を取ると良いでしょう。
FXの始め方
FXの始め方は以下の3ステップです。
- ステップ① FX会社を選ぶ
- ステップ② 取引口座を開設する
- ステップ③ 取引ツールを準備する(PC、スマホ)
たったこれだけなので、副業の始めやすさとしては簡単な部類に入るのではないでしょうか?(稼げるかどうかは別です)
それでは順番に見ていきましょう。
ステップ① FX会社を選ぶ
FXを選ぶ際の比較条件は主に5点です。
- スプレッドの狭さ
- スワップポイントの大きさ
- 取引ツールの使いやすさ
- サポートの充実度
- 新規口座開設キャンペーンの有無
この中で取引に直接影響するのは「スプレッドの狭さ」「取引ツールの使いやすさ」、その次に「スワップポイントの大きさ」の順です。
初心者は取引ツールの使いやすさやサポートの充実度を重視して選ぶのも良いでしょう。
ステップ② FXの口座開設【申込は最短3分】
IG証券を例に口座開設の手順を見ていきましょう。ほとんどのFX会社は公式サイトに口座開設ページが用意されています。
公式サイトの口座開設ページには以下のバナーをクリックしても移動できます。
IG証券のホームページを開き、「口座開設」のアイコンをクリックして手続きを始めます。

氏名、ユーザー名、メールアドレス、パスワード、国籍を入力して「次へ」をクリックします。

生年月日、性別、電話番号、性別、「米国市民ではなく、米国に納税していない」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

郵便番号と住所を記入して「次へ」をクリックします。

勤務先の情報と資産状況を記入して「次へ」をクリックします。

画面6 同意事項をよく読み、同意にチェックを入れて「送信」をクリックすれば口座の申込手続きは完了です。

該当する投資経験にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
口座の申し込みが完了すると、申し込み完了メールが届きます。
メール内にある「ログイン」をクリックすると、アプリのダウロードページが開くので、アプリをダウロードします。
ダウンロードしたアプリを開いてログインすると、本人確認書類の提出方法の選択画面が開くので、「最短で口座開設」を選択しましょう。
そのあとは表示される指示に従って本人確認書類をアップロードして提出します。
※本人確認書類は、運転免許証、マイナンバーカード、マイナンバーの通知カード、マイナンバーが記載されている住民票が使えます。 |
本人確認書類の審査は早ければ1営業日で終了し、「お客様専用振込口座のご案内」が登録住所に届き、指定された口座に入金すると取引が始められます。
ステップ③ FX取引ツールの準備【PC、スマホ】
実際に取引を行うために取引ツールを準備しましょう。
FX会社が無料で提供している取引ツールは大まかに分類すると、次の表のように整理できます。
デバイス | 取引ツール | ポイント |
---|---|---|
PC | アプリ | ・機能面が充実している ・準備する手間がある |
ブラウザ | ・簡単に始められる ・どのPCでも利用できる ・簡易的なツール | |
スマホ・タブレット | アプリ | ・利用者が多い ・機能面が充実している ・チャート画面がPCに劣る |
ブラウザ | ・簡易的なツール ・利用者が少ない ・チャート画面がPCに劣る |
ここもIG証券を例に取引ツールについて見ておきましょう。
PCの場合
PCで取引する場合は、IG証券のマイページにログインします。
「ライブ口座」から取引したい商品の「取引画面を開く」を選択すると、取引画面に移動し取引ができます。

なおIG証券にはProRealTimeチャートという高機能なチャートパッケージもあり、月に4回以上の取引か、1か月4,000円の料金で利用できます。
スマートフォン(スマホ)・タブレットの場合
IG証券ではアプリとブラウザで取引できますが、ここではスマホアプリを準備する流れを紹介します。

アプリを検索してダウンロードします。

ダウンロードが完了してアプリを起動するとログイン画面が開くので、ログイン情報を入力してログインします。

取引画面が開きます。取引したい通貨ペアを選択すると発注画面が開きます。

発注画面には、発注以外にもチャート表示やアラート設定などのメニューも選択できます。

チャート表示画面から注文も可能です。
FXはデモトレードで練習しよう
取引の準備ができたら、まずはデモトレードで取引をしてみましょう。
デモ口座はほとんどのFX会社で提供されており、IG証券の場合、マイページから簡単に追加で口座開設できます。

指値注文の出し方、逆指値注文の出し方などの新規注文方法や取引ツールの使い方に慣れることが大切です。
またデモトレードはいろんな通貨ペアでいろんな注文方法を試してみることも大切です。
デモトレードならいくら負けても自分のお金は減らないので、デモトレードの練習でできるだけいろんな経験を積むと良いでしょう。
FXを始める際の3つ注意点
FXを始める際には以下の3点に気をつけましょう。
- 少額から始める
- 高額商材に注意
- 確定申告をする
詳しく見ていきましょう。
少額から始める
FXは勝ったり負けたりしながら資産を増やすスタイルの投資ですから、誰でも必ず損失を経験します。
初心者の場合はこの損失にショックを受けてしまったり、感情的になって早く負けた分を取り返そうと無謀なトレードをしてさらに大きな損失を出すパターンがよくあります。
こうならないために、何度も取引して勝ったり負けたりすることに慣れ、想定場内の損失は冷静に受け入れることが大切です。
そのためには少額から取引することが最善なのです。
高額商材に注意する
ネット上にはFXに関連するさまざまな商材があり、その中には非常に高い勝率や高い利益率を謳った高額な商材もあります。
特にFXの知識がない初心者は高価な商材を買えば自動的に儲かると考えてしまいがちですが、そういう商材には注意が必要です。
FXに必勝法はありません。
そしてシンプルな取引手法が一番安定して利益を出せる傾向があります。つまり、高い商材を買わなくても、FXの基礎知識があれば誰でも勝てる可能性を高められるのがFXの魅力です。
まずはFXの知識を身に着け、判断力がついてから商材購入は検討すると良いでしょう。
確定申告をする
FXで得られた利益が年間20万円以上の人は確定申告が必要です。
FXは申告分離課税区分の所得なので税率は利益に対して一律20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)となっています。
FX会社は顧客の取引データをすべて税務署に報告する義務があるため、税務署は誰がいくらの利益を出しているかを把握しています。重加算税や無申告加算税などの余計な税金を支払わないためにも確定申告をしましょう。
またFXで損失が出た場合でも確定申告をすると損失の繰越控除が受けられるメリットもあります。
FXで安定した利益を出す方法7選
FXの目的は安定した利益を出すことです。利益を出さないことには副業として成立しませんよね?
そのためには以下の7つのポイントを抑えましょう。
- 事前にしっかり勉強と練習をする
- 取引ルールを作り守る
- 資産管理を徹底する
- トレーダーのメンタルを学ぶ
- 余裕資金でのみトレードする
- 自分に合ったトレードスタイルを見つける
- 初心者はスキャルピングに注意
① 事前にしっかり勉強と練習をする
実際に自己資金を投入して取引を始める前に、しっかりとFXの基礎知識を身につけ、デモトレードで十分な練習を積みましょう。
相場やFXに関する基礎知識はネット上にある情報だけでも十分学習ができ、デモトレードも無料です。
自分が納得いくまで練習をしてから実際の取引に進みましょう。
② 取引ルールを作り守る
取引に関するルールを作りそれを確実に守ることで、大きな損失を出すことなく成績が安定します。
例えば、以下のようなルールを作り、それを守ることを心がけると良いでしょう。
■取引時間のルール
相場が動く時に取引を限定して時間効率を高めるなど
■取引金額のルール
1回の取引でいくら以上の損失は出さないという範囲でポジションを作るなど
■取引手法のルール
取引手法を絞ることで安定して利益が出るため
③ 資金管理を徹底する
資金管理は損失管理というくらい、FXでは損失の管理が重要です。
具体的には以下のようなルールを作り資金を管理すると大きな損失を防ぐことができます。
■最大損失額を決める
1日の最大損失額を決め、その金額に達したらその日はそれ以上トレードをしない(同じように1週間、1か月の最大損失額も決めておく)
④ トレーダーのメンタルを学ぶ
人は誰でも損失を避けるために大きなリスクを負う性質を持っています。(プロスペクト理論)
損切りができない、負けをすぐに取り返そうと根拠の薄いトレードをする、含み損を放置する、などは典型的な負けパターンです。
そしてこのような負けパターンは、人間の持つ自然な感情のままに取引した場合に発生しやすく、そのどれもが大きな損失に繋がる可能性があります。
こうならないためにも、トレーダーが陥りやすいメンタルやその対策については十分なリサーチをおすすめします。
プロスペクト理論は行動経済学の理論で難しそうに聞こえますが、誰でも経験がある思考パターンのことです。取引をする前にきちんと理解しておけば、大きな損失を回避できます。
⑤ 余裕資金でのみトレードする
FX取引は必ず余裕資金で行いましょう。つまり、無くなってもあきらめられる範囲のお金で取引することです。
そうすることで仕事中にポジションが気になったり、何度もチャートを見たりして本業に影響を出すことを避けられます。
また、取引に慣れてきた頃や、ある程度勝てるようになった頃は特に注意しましょう。もっと稼ごうとして生活資金を取引資金として使うことは大きなリスクを負うことになるため注意が必要です。
⑥ 自分に合ったトレードスタイルを見つける
FXにはさまざまなトレードスタイルがあります。自動売買ならソフトが自動で取引してくれるのでトレーダーは監視しているだけですからそれほど時間が拘束されません。
また、スイングトレードという1回のトレードに数日かけるようなトレードも1日に何度もチャートを確認する必要はありません。
自分の性格やライフスタイルに合ったトレードスタイルでFXに取り組めば、より安定した成績が期待できます。
例えば最近人気のあるリピート系の自動売買は「どこで買ってどこで売る」という注文を何度も繰り返して取引してくれます。一度注文を設定してしまえばあとは放置も可能なので、忙しい人は試してみると良いでしょう。
⑦ 初心者はスキャルピングに注意
初心者はスキャルピングは避けましょう。その理由は以下の3つです。
理由①
スキャルピングはもっとも難しいトレードスタイルで、非常に高い集中力、早い判断力、行動力が必要
理由②
仕事から帰宅して疲れた状態では瞬発的な取引ができる肉体的精神的環境が整っていないので負けやすい
理由③
NY時間にトレードすることにより睡眠不足や疲労が回復せず、翌日の本業に悪い影響を出す可能性が高い
スキャルピングはプロでも難しい取引なので、副業としてのFXはデイトレードかスイングトレードから始めると良いでしょう。
副業するのにおすすめなFX口座3選【初心者向き】
副業としてFXを始めるにはFX会社の取引口座を新規開設する必要があります。
そこで、この記事の最後に、投資・FX初心者の方におすすめできるFX口座を3つご紹介します。
GMOクリック証券

■GMOクリック証券 FXネオ取引ルール
取引手数料 | 無料 |
クイック入金 | 13行 |
通貨ペア数 | 20通貨ペア |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
ロスカット | 証拠金維持率50%以下 ※100%を下回った時点で追加証拠金額あり。 |
はじめてのFX口座で重要視したいのはズバリ、安心感ではないでしょうか。
その点GMOクリック証券は、東証プライム上場のGMOインターネットグループのグループ企業であり、大手ネット証券の一つに数えられている点など、安心できる要素が揃っています。
FXサービスの「FXネオ」は取引手数料が無料、少額取引が可能なので、少ない元手からFXを始めたい人にとって必要十分なスペックといえます。
MATSUI FX

■松井証券 MATSUI FX取引ルール
取引手数料 | 無料 |
クイック入金 | 17行(証券口座) ※証券口座へ入金後、FX口座へ振替える必要あり |
通貨ペア数 | 20通貨ペア |
最小取引単位 | 1通貨 |
ロスカット | 証拠金維持率50%以下 ※50%、60%、70%、80%、90%から選択可能 |
MATSUI FXは大手ネット証券の松井証券が手がけるFXサービス。上の2つと同じく、安心して取引ができるFX口座の一つです。
またワンコインから取引ができる点がSBI FXトレードと同じですが、MATSUI FXでは自動売買もワンコインで始められる点がユニーク。
基本的にほったらかしで自動的に売買を繰り返してくれる自動売買のサービスは近年多くのFX会社が提供していますが、最小取引単位が1通貨というのはMATSUI FXだけです。
トレードは思ったより体力(精神力?)を使うため、人によっては本業に支障をきたしてしまうかもしれません。そんな場合の対策として、少額から始められるMATSUI FXの自動売買は、副業FXの候補として試してみる価値は大いにありそうです。
SBI FXトレード

■SBI FXトレード取引ルール
取引手数料 | 無料 |
クイック入金 | 7行 |
通貨ペア数 | 34通貨ペア |
最小取引単位 | 1通貨 |
ロスカット | 証拠金維持率50%以下 |
SBI FXトレードは大手ネット証券のSBI証券と同じSBIグループの金融サービス企業。安心感という点に関しては申し分ありません。
はじめてFXに取り組む人にSBI FXトレードがおすすめなのは、最小取引単位が1通貨であること。
100円くらいから本番口座のリアルなレートで取引ができ、緊張感(資金をリスクにさらすこと)を感じつつFXの練習が可能に。
デモトレードでは練習するよりも、本物の力がより早く身につくことでしょう。
【まとめ】キーワードをもりこんだ見出し
この記事のポイント
- 会社にとって社員のFXは副業とはならない
- 住民税を普通徴収にすれば会社にバレない
- FXは24時間、少額から取引できるので副業しやすい
- 副業としてFXをすると本業に支障をきたすデメリットがある
- 副業として安定した利益を出すには勉強が必要
FXは自分の性格やライフスタイルに合わせて取引できるため、副業としておすすめです。
厳密にはFXは投資であり副業にはあたりませんが、会社にバレれないでFXをするためには押さえるところは押さえましょう。
まずはデモ口座を開設して取引を体験してみてはいかがでしょうか。