
この記事のポイント
- おすすめ米国株はApple、NVIDIA、Microsoft、PepsCo、Tesla
- おすすめ高配当銘柄はExxonMobil、AT&T、Chevron
- 米国株に一括投資できるおすすめETFはVOO、VTI
- 米国株投資を始めるなら様々なリスクを把握しておこう
米国株は将来性の高い優良銘柄が多いですが、銘柄選定に失敗すれば当然利益を獲得することはできません。企業数が多い国のため、優良企業が生まれやすいですが将来性のない企業も生まれやすくなります。
そこで本記事では、米国株投資で失敗する可能性を防げるおすすめ銘柄を紹介します。
現在トレンドになっているAI市場で優位に立っている銘柄や失敗しない米国株投資の始め方を網羅して解説するので、他の投資メディアにはない情報にも触れられるでしょう。
※この記事は2024年3月時点の情報をもとに作成しています。
目次 ー Contents
米国株のおすすめ銘柄5選
さっそくご紹介していきましょう。
米国株のおすすめ銘柄は以下の5つです。
- Apple
- NVIDIA
- Microsoft
- PepsCo
- Tesla
なお、本記事では一定期間ごとにおすすめ銘柄を変更しているため、情報の最新性は担保されています。
Apple(AAPL)
Appleは誰もが知る米国の上場企業で、時価総額は1兆ドルを超えています。
iPhoneやMacbookなど、国内外で人気の高いガジェット製品を多く販売しており、製品力・ブランド力がともに高いので安定して価格が推移しやすい銘柄でもあります。
近年はメタバース市場の発展に向けてVR/AR製品の設計も始めており、テクノロジー市場が今後発展していくことでAppleの価値も高まりやすくなる可能性があるでしょう。
ただ、テクノロジー関連の銘柄は経済不況に弱い傾向があるため、買うのであれば経済不況が終わりに近づいて価格も底になっているときに購入することをおすすめします。
NVIDIA(NVDA)
NVIDIAは主にGPUを設計・開発している半導体メーカーです。設計や開発の部分だけ関わり、実際の生産は外部に委託しているファブレス企業になります。
NVIDIAは最新のテクノロジー技術のインフラ部分になっているので、1つの分野だけでなく各分野で必要になる貴重な銘柄です。
現在はAI市場やメタバース市場の発展が期待されていることから価格が上昇傾向にあり、経済不況時でもあまり値下がりしていないためポートフォリオの多様化として持っておきたい銘柄になるでしょう。
Microsoft(MSFT)
MicrosoftはWindowsやMicrosoftSurface、Microsoft 365など、ソフトウェアからクラウドサービスまで幅広い事業を手掛けるIT企業です。
ただ、MicrosoftもAppleと同じくテック系の銘柄になるため高金利に弱く、購入するのであれば高金利の状態が終わりに近づいているときをおすすめします。
MicrosoftもAI市場のトレンドに沿って事業を始めており、生成AIツールの「Bing」の将来性によっては価格が大きく上昇する可能性があります。
PepsCo(PEP)
PepsCoは飲料製品のペプシやスナック菓子の販売をしている企業です。
米国経済は2022年の間は高金利の影響で株式市場が全体的に下落相場でしたが、PepsCoは株価上昇で終えています。
要因としてPepsCoの製品は米国人にとって欠かせない生活必需品であり、インフレ率が高まっていた2022年でも消費から削られにくいことが挙げられます。
また、2023年に入ってからは利上げ終了の予想からドル安が進んでおり、海外売上が向上しているため、今後の株価上昇に期待できる銘柄です。
Tesla(TSLA)
Teslaは主に環境に優しい電気自動車を手掛けている企業です。Teslaは配当金を出しておらず、すべて自社の投資に回している銘柄でもあります。
電気自動車は近年話題となっているクリーンエネルギーの追い風を受けて需要が高まる可能性があり、Teslaは米国で最も電気自動車を販売しているので、将来性のある分野でポジションを確立できる可能性があるでしょう。
出典:Tesla, Inc. 2022 Annual Meeting of Stockholders
また、TeslaはAIロボット事業も始めており、危険な作業や繰り返し作業、退屈な作業を実行できるロボットを開発しています。
米国株のおすすめ高配当銘柄3選
米国株のおすすめ高配当銘柄は以下の3つです。
- ExxonMobil
- AT&T
- Chevron
ExxonMobil(XOM)
直近の配当利回り(税込) | 3.47% |
ExxonMobilは世界各地で原油や天然ガスの生産・調査などを行っている企業です。
直近の配当利回りは約3.5%となっており、エネルギー関連の銘柄に投資したい際はまず検討するべき銘柄と言えるでしょう。
原油は近年のクリーンエネルギーの普及によって需要が減少すると考えられていますが、国際エネルギー機関(IEA)によると今年の石油消費量は過去最高を更新する見通しで、需要が高まっているもののロシアウクライナ情勢を主な理由に生産が追いついていない状態になっています。
そのため、配当利回りだけでなく価格の上昇にも期待できるでしょう。
AT&T(T)
直近の配当利回り(税込) | 7.16% |
AT&Tは携帯通信事業を中心に行っている米国の通信業持株会社です。
直近の配当利回りは約7%と高いですが、2022年5月〜2023年5月の直近1年のリターンは−22%程度になっているため、投資する際は注意しましょう。
米国の2022年1〜3月の電話の月間契約者数は42万4000人増と、前年同月比でみると約40%少ない結果になっているので、経済状況を踏まえると今後の配当金は少し不安要素もあると考えられます。
出典:Bloomberg
Chevron(CVX)
直近の配当利回り(税込) | 3.92% |
Chevronは探鉱や石油の生産、精製事業などを手掛ける総合エネルギー企業です。
ExxonMobilと同じく資源関連の事業を行っており、直近の配当利回りもExxonMobilとあまり差はありません。
ただ、ExxonMobilは直近1年のリターンが+10%なのに対し、Chevronは−10%と大きな差があります。
企業の時価総額としてもExxonMobilの方が約2倍高いので、ExxonMobilへ投資した後に検討する銘柄と考えてよいでしょう。
人気の米国株に一括投資できるETF2選
人気の米国株に一括投資できる方法にETFがあります。
ETFは主に株価指数に連動した値動きをしており、おすすめ銘柄は以下の2つです。
- VOO
- VTI
VOO
運用会社 | Vanguard |
ベンチマーク | S&P500 |
経費率 | 0.03% |
5年トータルリターン | 約10% |
VOOは米国の上場企業500社の株価指数を計算して総合化したS&P500と価格が連動しているETFです。
構成銘柄が米国株式市場の時価総額上位約80%の企業となっているため、VOOに投資すると米国経済全体に投資できるのです。
5年リターンは約10%と高いですが、主に米国の大手テック企業GAFAMが要因となっており、現在は高金利の影響でそれらの銘柄が下落傾向のため、短期的には運用成績はあまり期待できない可能性があります。
ただ、今後も米国経済の成長にかけるのであれば、米国経済の80%に投資できるのでおすすめの銘柄です。
VTI
運用会社 | Vanguard |
ベンチマーク | CRSP US Total Market Index |
経費率 | 0.03% |
5年トータルリターン | 10.02% |
VTIはS&P500で構成されている500銘柄だけでなく、米国の上場企業のほぼすべてである約4000銘柄の株価に連動しているETFです。
VOOとの違いとしては、米国の大型銘柄だけでなく中小型株にも投資できるメリットがあります。中小型株は将来性が不透明なため、リスクとリターンが上昇する特徴があります。
また、わずかではありますがVOOより銘柄が分散されているため、分散投資の効果は一定程度感じられるでしょう。
より分散性を高めてリスクを抑えたい方は、全世界株式に投資できるETFがおすすめです。
米国株は持っているだけで儲かるって本当?リスクはない?
米国株は長期的に成長している傾向があるため、持っているだけで儲かると言われていますが、投資のため100%儲かることはあり得ません。
米国株を保有するリスクは主に以下になります。
- 利上げによる景気後退リスク
- 世界の基軸通貨であるドルが使用されなくなるリスク
利上げによる景気後退リスク
米国株の人気銘柄であるGAFAM銘柄はテクノロジー事業を中心に行う企業が多く、それらの企業は高金利の経済に弱い特徴があります。

実際、2022年から続いている米国の利上げによってS&P500は4,700ドル付近から3,500ドル付近まで下落しています。
また、高金利が続いた後は企業業績が悪化し景気後退リスクを伴うため、下落相場が長引くと予想できるでしょう。
そのため、米国株の中でもテック系銘柄に投資する際は、利上げと景気後退リスクを踏まえて投資タイミングを考える必要があります。
世界の基軸通貨である米ドルが使用されなくなるリスク
世界の基軸通貨である米ドルは、2022年から続く利上げによって他国と比べて相対的に価値が高まりやすく、ドル高相場になっていましたが、利上げ終了が近づいていることでドル安トレンドに変わる可能性が高くなっています。
また、米国は多くの国の貿易の決済通貨に米ドルが使われていることを利用して、他国の経済制裁をする際に米ドル資産を凍結させるなどをして脅していました。
その影響を受けていくつかの新興国では貿易に米ドルを使用しない議論がされており、米ドル離れが進めば米国経済は沈み企業業績にも悪影響を及ぼすでしょう。
失敗しない米国株投資の始め方
米国株投資のスタートでつまづかないようにするには以下のことを意識しましょう。
- 経済のトレンドに合う銘柄を選択する
- 個別株の投資が難しい場合は株価指数に投資する
- 為替リスクを考慮して投資する
経済のトレンドに合う銘柄を選択する
経済のトレンドに合う銘柄を選択しないと、株価が自分の考えている方向と逆を向いてしまい、損失を発生させる可能性があります。
例えば高金利の状態が続いている経済のときは、AppleやAlphabetなどの高金利に弱いテック銘柄は避け、インフレ率が高い経済のときは消費から削られにくい日用品を取り扱う銘柄を選ぶ必要があるでしょう。
個別株の投資が難しい場合は株価指数に投資する
個別株は1つの銘柄を徹底して調べて投資する必要があり、企業の財務諸表はもちろん、業界の将来性などさまざまな要因を見るので初心者の方には難易度が高いです。
そのため、最初から個別株へ投資して大きなリターンを求めるのではなく、まずは株価指数に投資するのがおすすめです。
株価指数であれば複数の株価が合わさっているので個別株投資よりリスクが低く、S&P500のような優良銘柄500社が集まる株価指数であれば銘柄選定の時間を省けます。
為替リスクを考慮して投資する
米国株を含め海外の株式に投資する際は、為替リスクを考慮する必要があります。
為替リスクとは、為替相場の変動によって投資した外貨建て資産の円評価額が上下するリスクを指し、米国株投資では以下のようになります。
- 円安相場:ドルの価値が高まるため、米国株投資の利益が増える
- 円高相場:ドルの価値が下がるため、米国株投資の利益が減る
株式市場だけでなく為替相場の変動も予想するのは難しいですが、慣れてきたら意識してみるとよいでしょう。
米国株投資におすすめの証券会社5選
米国株投資を検討しているなら適した証券会社を選びたいですよね。ここからは、おすすめの証券会社を5つ、わかりやすくご紹介しましょう。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- ウィブル証券
- ウェルスナビ(WealthNavi)
SBI証券

米国株の取引手数料 | 最低0ドル ※約定代金の0.495%、上限22ドル |
為替手数料 | 買い(日本円→米ドル):0銭/ドル 売り(米ドル→日本円):0銭/ドル ※米ドルのリアルタイム為替取引時 |
米国株銘柄 | 5,190銘柄以上 |
投資信託(北米地域) | 383銘柄 |
米国ETF | 405銘柄 |
スマホアプリ | あり |
SBI証券は国内株式 個人取引シェアNo.1の大手証券会社です。
米国株だけでなくコモディティや債券などあらゆる金融商品に投資でき、手数料も高くないため王道のネット証券になります。
取り扱っている米国株は5,000銘柄以上で、この数は業界最多水準。IPO銘柄も上場初日に採用したり、銘柄追加のリクエスト窓口が用意されているなど、取引したい銘柄がないということはほぼなさそうです。
取引や銘柄検索、情報収集などができる米国株専用のスマホアプリを無料で利用できるため、時間や場所を選ばず米国株取引に集中できるでしょう。
楽天証券

米国株の取引手数料 | 最低0円 ※約定代金の0.495%、上限22ドル |
為替手数料 | 買い(日本円→米ドル):0銭/ドル 売り(米ドル→日本円):0銭/ドル ※米ドルのリアルタイム為替取引時 |
米国株銘柄 | 4,728銘柄 |
投資信託(北米地域) | 361銘柄 |
米国ETF | 400銘柄 |
スマホアプリ | あり |
楽天証券は楽天ポイントで株式投資を始められる証券会社です。さらに、楽天カード決済であれば楽天ポイントが付与されるなど、楽天経済圏を活用しているなら楽天証券が口座選びの最有力候補といえるでしょう。
米国株は現物、信用、米株積立、ETFの取引が可能。米国株の売買単位は基本的に1株単位なので少額から米国株デビューを飾れます。現物と米株積立ならNISA成長投資枠で取引することもでき、NISA口座での取引は手数料が無料に。また買付手数料が無料の米国ETFが15銘柄あるなど、取引手数料面においては投資家に嬉しい条件となっています。
現物の取扱銘柄数は申し分なく、取引コストも削減できるので、楽天経済圏を駆使しながら投資を行いたい方はもちろん、米国株デビューする方にもおすすめといえます。
マネックス証券

米国株の取引手数料 | 最低0ドル ※約定代金の0.495%、上限22ドル |
為替手数料 | 買い(日本円→米ドル):0銭/ドル 売り(米ドル→日本円):25銭/ドル |
米国株銘柄 | 4,471銘柄 |
投資信託(北米地域) | 264銘柄 |
米国ETF | 418銘柄 |
スマホアプリ | あり |
マネックス証券は外国株式の取り扱いが多い証券会社で、米国株だけでも4,000銘柄以上を取引できます。(外国株式全体だと6,000銘柄以上)
投資信託やETFの銘柄数も業界最多クラスの取扱数を誇っており、「米国株ならマネックス」といわれているのも頷けます。
独自ツールやレポートなどが豊富に用意されているため初心者の方でも投資の分析が行いやすく、円から米ドルの為替手数料も無料のため、為替コストを抑えられるメリットがあります。
ちなみに、外国株の取引口座は「特定口座」に対応。損益計算が苦手、やりたくないならマネックス証券を検討してみるといいでしょう。
DMM 株

米国株の取引手数料 | 一律0円 |
為替手数料 | 買い(日本円→米ドル):25銭/ドル 売り(米ドル→日本円):基準為替レートから−1円 |
米国株銘柄 | 1,995銘柄 |
投資信託(北米地域) | なし |
米国ETF | 287銘柄 |
スマホアプリ | あり |
DMM.com証券による株式取引メインのサービス、DMM株は米国株式の取引手数料が無料の証券会社(スプレッドによる実質的な手数料あり)。直感的に使いこなせてしまう取引アプリは、国内株と米国株両方の取引が可能です(他社は別アプリが多い)。
米国株の個別株取引を中心に行いたい方におすすめといえます。
また、ADR(米国預託証券。米国市場で売買できる外国証券のこと)の銘柄も取引できるため、米国株のみならず世界中の企業にも投資することができます。(2024年6月17日時点で114銘柄の取り扱い)
ウィブル証券

取引手数料 | 【米国株現物取引】 約定代金の0.2%、上限20米ドル |
為替手数料 | 買い(日本円→米ドル):15銭/ドル 売り(米ドル→日本円):15銭/ドル |
米国株銘柄 | 7,000銘柄以上(米国市場・ETF含む) |
投資信託(北米地域) | なし |
米国ETF | 400銘柄以上(米国市場) |
スマホアプリ | あり |
ウィブル証券は米国に本社のある世界13か国で金融ビジネスを展開しているWebullグループの日本法人。日本では2023年4月より米国株オンライン取引サービスを、同年6月に日本株取引サービスを開始しており、比較的新しいネット証券会社といえます。
グローバルなネット証券だからだろうか、米国株に特化しているサービスが最大の特徴で、取引できる米国株の銘柄数は7,000銘柄以上と圧倒的(マネックス証券が5,000銘柄以上、SBI証券が4,000銘柄以上)。手数料も他社より優遇されているので、「米国株を取引する」という点においては最有力候補の一つに挙げられるでしょう。
米国株の取引は現物のほかに、信用取引とオプション取引にも対応。ウィブル証券のオプション取引ならば、米国の代表的な株価指数はもちろん、グーグルやマクドナルドといったメジャーな有名企業の銘柄を、現物取引よりも少ない資金で取引することができます。
取引ツールはPC版とスマホ版のアプリを無料提供。スマホアプリは米国の証券会社で2番目にダウンロード数が多く、使い勝手の良さが伺えます。海外ニュースの自動翻訳機能があるのがグローバルなネット証券らしいです。

ウェルスナビ(WealthNavi)のおすすめポイント
- アプリ一つで中長期の資産運用を始められる
- 全自動で世界中の銘柄に分散投資するため投資知識不要
- ロボアドバイザーサービスで国内No.1の実績あり
こんな人におすすめ!
- 手間をかけずに資産を増やしたい、全自動で資産運用したい人
- 中長期間の視点で資産運用したい人
- 少額から取引したい人
ロボアドバイザーのサービスとして預かり資産・運用者数で国内No.1、預かり資産1兆2,000億円突破という実績(2024年5月13日リリースより)を誇っており、「みんなが使っているサービスを利用したい」「投資に興味はあるけど若いうちは仕事に全力を注ぎたい」といった人たちに向いています。
長期間にわたる積立と分散投資を基本としており、利用者は初期設定のみで、後はロボアドバイザーが全自動で資産運用を実施。中長期間の運用を目的としたプログラムにより、短期的な市場の変動に左右されず、安定した資産形成を目指します。
投資先は米国含む世界中が対象。1万以上の銘柄から分散投資してリスクを分散させているため、中長期ほったらかしできるだけの安心感を得られるでしょう。
自動積立ならば月1万円から投資を始められます。
米国株のおすすめについてよくある質問
米国株についてよくある質問をまとめました。
ここまでご覧になって気になった点があれば確認してみてください。
米国株CFDってどうなの?
米国株CFDは現在利上げによって下落相場が続いている米国株式市場で利益を獲得できる取引が行えるため、取引方法の選択肢としてはアリです。
そもそもCFDとは「差金決済取引」と呼ばれ、取引を行ったことにして売買の差額だけが損益となる取引方法です。
CFDは売り注文から入れるため、下落相場でも稼げる取引が行えます。
そして高金利によって株価が下落傾向にある現在の株式市場に合う取引方法なのです。
CFD取引はIG証券が最も強くサポートされている証券会社になり、12,000種類の株式CFD銘柄があります。
長期投資におすすめの米国株は?
長期投資のおすすめの米国株は、2023年であればAI銘柄がよいでしょう。
AI銘柄は世界中ですでに実用化が進んでいる分野であり、MicrosoftやGoogleなど大企業も開発を進めている点を考えると、将来性のある分野として考えてもよいでしょう。
AI銘柄への投資はAI事業を行っている企業も良いですが、AI事業を行う際に必要となるGPUを開発しているNVIDIAのようなインフラに関わる企業に投資するのもおすすめです。
米国株の投資はいくらから始められる?
米国株投資がいくらから始められるかは株式によって異なりますが、米国株は1株から取引できる特徴があります。
そのため100株以上からしか取引できない日本株より投資しやすく、株価指数であれば数万円の少額投資からでも始められます。
価格変動による利益と配当はどちらを優先するべき?
配当金は入金力がないとあまり恩恵を受けられないため、価格変動による利益を優先しましょう。
配当金の利回りは高くて5%程度となっており、投資した金額によってもらえる金額も異なります。保有しているだけで利回りが得られるのはメリットですが、利回り以上の価格下落が起きれば結果的に損になります。
また、米国株は日本株とは違い株主優待券も存在しないので、価格変動による利益に集中した方が得策です。
米国株はポートフォリオの何割にしておくべき?
米国株をポートフォリオの何割にしておくべきかは人によってどれだけリスクを取れるか異なるので一概には言えませんが、先進国で経済も安定しているため占める割合は多くても問題ないと言えます。
ただ、いくら米国だからと言ってすべての資産を米国に集中させるのはリスクが高く、現金や国債など無リスク資産を組み合わせてポートフォリオを多様化することが重要です。
米国株のおすすめ銘柄まとめ
この記事のポイント
- おすすめ米国株はApple、NVIDIA、Microsoft、PepsCo、Tesla
- おすすめ高配当銘柄はExxonMobil、AT&T、Chevron
- 米国株に一括投資できるおすすめETFはVOO、VTI
- 米国株投資を始めるなら様々なリスクを把握しておこう
米国株は他の投資と同じく、成長性のある分野の企業に投資するのがおすすめです。本記事で言うとAIが筆頭分野となるでしょう。
また、個別株では手が出しにくくリスクもある程度大きくなるので、これから米国株投資を始める方はまず株価指数に連動したETFへの投資を検討してみてはいかがでしょうか。