
この記事のポイント
- 米ドル/円は0.18〜0.2銭が最狭水準
- 主要通貨ペア以外は各社で差がある
- 実質的な取引コストになるためスプレッドは狭い方が望ましい
- 自身の取引数量、取引する時間帯を気にして検討しよう
スプレッドが狭いほど取引コストが低くなるため、できるだけスプレッドが狭いFX業者で取引したいですよね。そんなユーザーの希望に応えるため、FX専業の業者、ネット証券のFX口座など全FX業界で激しいスプレッド縮小競争が行われています。その結果、FX業界全体でスプレッドが狭くなっており、特に米ドル/円については、ほとんどのFX会社が業界最狭水準という状況です。
そこで、2024年9月現在、各FX会社のスプレッドがどのくらいの水準なのかを比較してみました。メジャー通貨ペアはもちろん、日本人トレーダーに人気の高い主要な通貨ペア、高金利通貨ペア、MT4やMT5対応口座のスプレッドも比較しています。どのFX会社の、どの通貨ペアのスプレッドが一番狭いのかを知りたい人はぜひ参考にしてください。
目次 ー Contents
【20社調査】主要通貨ペアのFXスプレッド比較表
さっそくスプレッドの調査結果をご覧ください。
比較対象としたメジャー通貨ペアに関しては、金融先物取引業協会の2023年8月における「通貨ペア別取引金額」の上位である以下の5通貨ペアとしています。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ポンド/円
- 豪ドル/円
- ユーロ/米ドル
参考:金融先物取引業協会
主要通貨ペアのFXスプレッド比較一覧(1万通貨取引時の数値)
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | |
---|---|---|---|---|---|
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.3pips※1 | 0.4銭※1 | 0.9銭 | 0.5銭※1 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭〜1.6銭 | 0.4pips | 0.5銭 | 1.1銭 | 0.7銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.7銭 | 0.5銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.5銭 |
![]() 公式サイト | 0.2〜10銭 | 0.2〜10pips | 0.4〜10銭 | 0.6~10銭 | 0.4~14銭 |
![]() 公式サイト | 0.18銭 | 0.28pips | 0.38銭 | 0.88銭 | 0.48銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.3pips | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.6銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.4pips | 0.5銭 | 0.9銭 | 0.6銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.4pips | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.6銭 |
![]() 公式サイト | 0.2銭 | 0.4pips | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 |
![]() 公式サイト | 0.3銭 | 0.3pips | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.6銭 |
![]() 公式サイト | 1.0銭 | 1.0pips | 2.0銭 | 1.0銭 | 3.0銭 |
![]() 公式サイト | 0.2〜0.9銭 | 0.4pips | 0.5銭 | 1.3銭 | 0.6銭 |
![]() | 0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.7銭 | 0.5銭 |
![]() | 0.18銭 | 0.38pips | 0.48銭 | 0.88銭 | 0.58銭 |
各通貨ペアを1万通貨取引する際のスプレッドです。20社分のスプレッドを並べてみると、調査時点での最狭や最狭水準が一目瞭然ですね。
■最狭水準のめやす
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | |
---|---|---|---|---|---|
最狭 | 0.18〜0.2銭 | 0.2pips | 0.38〜0.4銭 | 0.6銭 | 0.4銭 |
最狭水準 | 0.3銭 | 0.3〜0.4pips | 0.5銭 | 0.7〜0.9銭 | 0.48〜0.5銭 |
主要通貨のスプレッドだけを基準にFX会社を選ぶのであれば、すべてが最狭、最狭水準であるゴールデンウェイ・ジャパンのFXTF(GX・MT4)やマネーパートナーズ、LINE FXあたりが最適ということになります。
おそらくほとんどの方が最初に取引するであろう米ドル/円に関しては20社中18社が最狭の0.2銭という結果に。米ドル/円だけしか取引しないのであれば、スプレッド以外の条件を重視して検討しましょう。
スプレッド縮小キャンペーン
FX会社の多くが、期間限定で特定のスプレッドを縮小させるキャンペーンを定期的に実施しています。
上記の比較表のスプレッドは当時のキャンペーンを反映させた数値になっているため、現時点で確認すると広がっていることもあればより狭くなっていることも考えられます。
そもそもスプレッドってな〜に?
スプレッドとは取引コスト(隠れた手数料負担)
スプレッドとはFXにおける取引コスト、つまり投資家にとっての取引コスト(手数料)になります。20年以上前にはすべてのFX業者ではスプレッドに加え、売買をするたびにかかる取引手数料もありましたが、取引コスト低廉化により現在多くのFX業者で取引手数料は無料になっています。いまでは投資家が唯一負担する取引コストはスプレッドのみになっています。
スプレッドとはBidとAskの価格差
FXでは異なる2種類の通貨の交換レートである為替レートを取引します。そしてこの為替レートは2WAYレート(売り買い2つの為替レート提示)で表示されます。この2WAYレートの価格差をスプレッドといいます。
実際の為替レートとスプレッドを見てみましょう。下図は米ドル/円の為替レートです。このケースではドル円を買える価格(Ask)は115円89銭、売れる価格(Bid)は115円88銭となります。そしてこの価格差の1銭がスプレッドです。

スプレッド1銭の取引コストはいくら?
例えば米ドル/円を1万通貨取引したとすると1万通貨×スプレッド1銭(0.01円)で100円がスプレッド分となり、投資家が負担すべき取引コストになります。スプレッド2銭の場合は1万通貨×スプレッド2銭(0.02円)で取引コストは200円になります。
これを安いと思うか高いと思うかは人それぞれかもしれません。月に2〜3回ほどしか取引しないのであればスプレッドが1銭多くても気にならないでしょうが、これがもしスキャルピングのような1日に数十回取引する場合はどうでしょうか?
■スプレッド1銭の場合の取引コスト
30回(1日あたりの取引回数)×20日(1か月)×100円(スプレッド分)=6万円
スプレッドが2銭になると単純に2倍で12万円の取引コストに。この金額くらいになってくると「スプレッドは狭いに越したことないな…」と感じてくるのではないでしょうか。
日本国内のFX口座のスプレッドは世界で最も狭い
FX専業、ネット証券会社が提供しているFX口座のスプレッドは顧客サービスの激化を背景に、世界で最も狭い傾向にあります。海外事業者が提供しているFX口座のスプレッドは米ドル/円1.0銭など国内のスプレッドと比較すると非常に広くなっています。また固定スプレッドのサービスは日本国内でのみ提供されています。
日本国内のFX口座のスプレッドはカバー取引が行われる銀行間市場(インターバンク市場)よりも狭く、また米国欧州圏のFX口座のスプレッドより圧倒的に狭くなっています。日本国内のFXサービスはFXという金融商品が大衆に支持されていること(投資家層が非常に広い)、またFX業者の数が多く競争の激化により、世界でナンバーワンといえるかもしれません。取引コスト環境に恵まれた日本国内のFXのメリットは享受したいものですね。
主要通貨ペアのスプレッドが狭いおすすめFX業者の口座6選
スプレッドの狭さはもちろんですが、取引ツールやサポート体制などを総合的に見て、取引しやすいおすすめのFX会社を6社ピックアップしました。
各社とも高スペックな取引サービスを提供しており、初心者から上級者まで使いやすい口座です。
スプレッドにこだわりたい人はもちろん、どこを選んでいいかわからない人も、この中から選べば間違いないでしょう。
GMOクリック証券

■スプレッド
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|---|
0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引手数料 | 無料 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 20通貨ペア |
口座開設 | FX専用取引口座なら最短当日に取引可能 |
公式サイト | ![]() 公式サイトへ |
GMOクリック証券の特徴
- 低水準スプレッド&高水準スワップポイント
- あらゆるデバイスで高機能取引ツールを利用可能
- 大手ネット証券ならではの豊富な商品ラインナップ
総合的な「FXサービス力」で比較するとしたら、GMOクリック証券の「FXネオ」は外せません。
主要通貨ペアのスプレッドについてはポンド/円だけ若干見劣りしますが、米ドル/円0.2銭をはじめユーロ/米ドルや豪ドル/円などで低水準です。
取引ツールの使い勝手の良さや、ネット総合証券大手としての利便性などを加味すると、初心者から上級者まであらゆるトレーダー層におすすめできるFX会社の一つといえます。
みんなのFX

■スプレッド
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|---|
0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引手数料 | 無料 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 34通貨ペア |
口座開設 | 最短当日取引可能 |
公式サイト | ![]() 公式サイトへ |
みんなのFXの特徴
- 1,000通貨取引が可能
- スワップポイントも高水準
- 自動売買サービスを提供している
- 取引ツールでTradingViewが使える
トレイダーズ証券のFX取引サービス「みんなのFX」は取引条件のあらゆる面が高水準。
主要通貨ペアのスプレッドは軒並み業界最狭水準なので、低コストな取引が可能です。
最小取引単位が1,000通貨なので、少額から始めたい初心者にも優しいFX会社といえるでしょう。
マネーパートナーズ

■スプレッド(パートナーズFXnano)
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|---|
0.0銭 | 0.1pips | 0.0銭 | 0.0銭 | 0.0銭 |
※1取引あたり米ドル/円・ユーロ/米ドル・ユーロ/円・豪ドル/円は1万通貨まで、ポンド/円は5,000通貨まで。米ドル円のスプレッド値はキャンペーンスプレッド(キャンペーン期間2024年4月22日〜9月30日迄)となります。
■スプレッド(パートナーズFX)
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|---|
0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.7銭 | 0.5銭 |
取引手数料 | 無料 |
最小取引単位 | 1万通貨 |
通貨ペア数 | 28通貨ペア |
口座開設 | 最短1時間で取引可能 |
公式サイト | ![]() 公式サイト |
マネーパートナーズの特徴
- 100%という約定力の高さ
- 「パートナーズFXnano 」では100通貨取引が可能
- マーケット情報が豊富
- 金や銀のCFD取引、暗号資産、株式の取引も可能
マネーパートナーズの特徴は約定力の高さ。
100%という約定力を誇り、スリッページや約定拒否が発生しにくいメリットがあります。
パートナーズFXとパートナーズFXnanoという最小取引数量が異なる2つの取引口座があり、1通貨から取引ができるnano口座では米ドル/円が0.0銭の時間帯があったりと、業界最狭なスプレッドを提供していることがあります。
少額取引が可能なスプレッド最狭口座は?
細かい条件付きではありますが米ドル/円0.0銭を提示しているマネーパートナーズFXnano口座が挙げられます。
1取引1万通貨以下、1日20万通貨程度の取引、夕方〜夜にかけての取引が多い人でスプレッドが狭いFX会社を探しているならマネーパートナーズのnano口座がベストチョイスといえるでしょう。
ヒロセ通商

■スプレッド
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|---|
0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引手数料 | 無料 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 54通貨ペア |
口座開設 | 最短当日に取引可能 |
公式サイト | ![]() 公式サイトへ |
ヒロセ通商の特徴
- 1,000通貨取引が可能
- スキャルピング公認
- 54種類の通貨ペアを取引可能
- 取引量に応じて食品がもらえるキャンペーンが魅力
ヒロセ通商はスキャルピングが公認されている数少ない国内FX会社の一つ。
米ドル/円の0.2銭を筆頭に全体的に狭いスプレッドを提供しており、スキャルピングで取引したい人に向いています。
また、取引量に応じて食品が貰えるキャンペーンは、ヒロセ通商ならではの特徴として有名です。
外為どっとコム

■スプレッド
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|---|
0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
取引手数料 | 無料 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 30通貨ペア |
口座開設 | 最短当日に取引可能 |
公式サイト | ![]() 公式サイト |
外為どっとコムの特徴
- 1,000通貨取引が可能
- マーケット情報が豊富
- FXの積み立て投資やバイナリーオプションの取引が可能
- 教育コンテンツが充実
外為どっとコムはマーケット情報が豊富なことで有名です。
シカゴ・マーカンタイル取引所のポジション数を表す「IMMポジション」など、幅広いマーケット情報をFX取引に活用できます。
スプレッドは全体的に狭く、取引する人の多い米ドル/円は業界最狭水準の0.2銭で提供されています。
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF)

■スプレッド(FXTF GX)
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|---|
0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.5銭 |
取引手数料 | 無料 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 30通貨ペア |
口座開設 | 最短当日に取引可能 |
公式サイト | ![]() 公式サイト |
FXTFの特徴
- 主要通貨ペアのスプレッドが業界最狭水準
- 1,000通貨単位から取引できる
- MT4とTradingViewを利用できる
- 金・銀、暗号通貨CFDの取引ができる
- ノックアウトオプションの取引ができる
2006年創業、20年近く個人投資家へFXサービスを提供しているゴールデンウェイ・ジャパン。メインのFXTF GX口座に加え、世界的な人気を誇るMT4(MetaTrader 4)が使える口座(FXTF MT4口座)もあります。
FXTFの魅力は、業界最狭水準のスプレッドと選べる取引システムの2つを真っ先に挙げられます。FX業界では各社が「スプレッドの狭さ」で鎬を削っていますが、つねにFXTFは先頭集団を走り続けています。主要通貨ペア(米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドル)で最狭水準なので、複数の通貨ペアで取引しようと思っている人には有利な口座といえそうです。
LINE FX

スプレッド
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|---|
0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.7銭 | 0.5銭 |
取引手数料 | 無料 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 23通貨ペア |
口座開設 | 最短即日取引可能 |
公式サイト | ![]() 公式サイト |
LINE FXの特徴
- 1,000通貨取引が可能
- スマホに特化した取引環境
- 低水準スプレッド&高水準スワップポイント
- あらゆる手数料が無料!
LINE FXは、その名のとおり無料メッセージアプリとしておなじみの「LINE」系列のFX会社です。
LINE FX公式アカウントを友だち追加しておくと、重要な経済指標のお知らせや取引機会を伝えるシグナルをLINEアプリで受け取れるので、相場の大事な瞬間を見逃しません。
取引ツールはPC版とスマホアプリ(LINE FXアプリ)があり、どちらも高機能なスペックでいながら直感的な操作が可能。特にスマホアプリの方はFXに慣れていなくてもすぐに片手一つでスムーズに操作できるようになるはずです。
スプレッドは日本人が好きな円絡みの通貨ペア(米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円)で軒並み業界最狭水準となっており、口座選びでスプレッドを重要視しているなら一度チェックしておきたいところ。
【スプレッド比較】日本人に人気の通貨ペア
主要な通貨ペア以外でFX取引を考えている人のために、次は日本人トレーダーがよく取引するであろう通貨ペアのスプレッドを比較してみました。
どこのFX会社が狭いのかを比較してみると面白いと思います。
■日本人に人気の通貨ペアのスプレッド比較表(1万通貨取引時の数値)
NZドル/円 | カナダドル/円 | スイスフラン/円 | ポンド/ドル | 豪ドル/米ドル | 豪ドル/NZドル | |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() 公式サイト | 0.7銭 | 0.6銭 | 0.8銭 | 1.0pips | 0.4pips | – |
![]() 公式サイト | 0.7銭 | 1.5銭 | 1.5銭 | 0.8pips | 0.8pips | 0.9pips |
![]() 公式サイト | 0.7銭 | 0.6銭 | 1.8銭 | 1.0pips | 0.6pips | 1.9pips |
![]() 公式サイト | 1.2銭 | 1.7銭 | 1.8銭 | 1.0pips | 0.9pips | 1.9pips |
![]() 公式サイト | 0.7銭 | 0.7銭 | 0.9銭 | 1.0pips | 0.4pips | – |
![]() 公式サイト | 0.7銭 | 1.5〜1.9銭 | 1.6〜3.1銭 | 0.6pips | 0.4pips | 1.8pips |
![]() 公式サイト | 1.0銭 | 1.5銭 | 1.8銭 | 0.8pips | 0.7pips | – |
![]() 公式サイト | 0.7銭 | 0.7銭 | 1.4銭 | 0.7pips | 0.6pips | 1.9pips |
![]() 公式サイト | 0.9銭 | 0.9銭 | 0.8銭 | 0.6pips | 0.4pips | – |
![]() 公式サイト | 0.68銭 | 1.50銭 | 1.50銭 | 0.78pips | 0.80pips | 0.90pips |
![]() 公式サイト | 0.8銭 | 1.5〜1.9銭 | 1.6〜3.1銭 | 0.6pips | 0.4pips | 1.8〜2.8pips |
![]() 公式サイト | 1.3銭 | 4.8銭 | 3.8銭 | 2.9pips | 1.9pips | 7.1pips |
![]() 公式サイト | 1.2銭 | 1.7銭 | 1.8銭 | 1.0pips | 0.9pips | 2.8pips |
![]() 公式サイト | 2.2銭 | 2.8銭 | 4.0銭 | 1.0pips | 1.8pips | 2.8pips |
![]() 公式サイト | 1.1銭 | 1.7銭 | 1.8銭 | 0.9pips | 0.6pips | 5.0pips |
![]() 公式サイト | 1.7銭 | 1.9銭 | 2.0銭 | 1.4pips | 1.4pips | 3.5pips |
![]() 公式サイト | 6.0銭 | 5.0銭 | 5.0銭 | 3.0pips | 2.0pips | 10.0pips |
![]() | 1.18銭 | 1.38銭 | 1.38銭 | 0.80pips | 0.80pips | 1.78pips |
![]() | 1.2〜12.0銭 | 1.5〜11.0銭 | 1.6〜14.0銭 | 1.0〜12.0pips | 0.9〜12.0pips | 1.9〜12.0pips |
![]() | 0.7銭 | 0.6銭 | 0.8銭 | 1.0pips | 0.4pips | – |
各通貨ペアを1万通貨取引する際のスプレッドです。
調査日当日にキャンペーンを展開していて期間限定の狭いスプレッドかもしれない点だけご注意ください。
それでも、20社分のスプレッドを比較してみると、ある程度通貨ペアごとの水準がわかりますね。
■最狭水準のめやす
NZドル/円 | カナダドル/円 | スイスフラン/円 | ポンド/ドル | 豪ドル/米ドル | 豪ドル/NZドル | |
---|---|---|---|---|---|---|
最狭 | 0.7銭 | 0.6銭 | 0.8銭 | 0.6pips | 0.4pips | 0.9pips |
最狭水準 | 0.8〜0.9銭 | 0.7〜0.9銭 | 0.9〜1.4銭 | 0.7〜0.8pips | 0.6〜0.7pips | 1.8〜1.9pips |
【スプレッド比較】高金利通貨ペア
こちらは高金利通貨として高い人気のトルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円のスプレッド比較です。
スワップポイント狙いの長期投資だとスプレッドはあまり気にしないかもしれません。
しかし、取引コストが小さいと有利になることには変わりないので、スワップポイントだけでなく、スプレッドにも注目してみると良いでしょう。
ここでは20社分調査した上で、3つの通貨ペアの取り扱いがあり、2つ以上最狭水準にあるFX会社を6社ご紹介します。
■高金利通貨ペアのスプレッド比較表
トルコリラ/円 | メキシコペソ/円 | 南アフリカランド/円 | |
---|---|---|---|
![]() 公式サイト | 1.5銭 | 0.1銭 | 0.4銭 |
![]() 公式サイト | 1.6〜3.4銭 | 0.2銭 | 0.8銭 |
![]() 公式サイト | 1.6〜3.4銭 | 0.2銭 | 0.8銭 |
![]() 公式サイト | 1.6銭 | 0.2銭 | 0.3銭 |
![]() 公式サイト | 8.0銭 | 0.1銭 | 0.3銭 |
【スプレッド比較】MT4・MT5対応口座の主要通貨ペア
MT4やMT5で取引する場合、対応している取引口座ではスプレッドが広くなっている場合があります。
どのくらい違いがあるのか国内FX会社のスプレッドも見てみましょう。
■MT4対応国内FX会社のスプレッド比較表
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | |
---|---|---|---|---|---|
![]() 公式サイト | 0.5銭 | 0.6pips | 1.1銭 | 2.0銭 | 1.2銭 |
![]() 公式サイト※1 | 0.2銭 | 0.3pips | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.5銭 |
![]() ※2 ※3 | 0.3〜0.7銭 | 0.5〜0.6pips | 0.4〜0.9銭 | 0.9〜1.6銭 | 0.6〜1.1銭 |
![]() ※3 | 1.2銭 | 1.1pips | 2.8銭 | 3.3銭 | 1.6銭 |
![]() ※3 | 0.1銭 | 0.6pips | 0.5銭 | 1.1銭 | 0.7銭 |
![]() ※3 | 1.3銭 | 0.9pips | 1.8銭 | 2.5銭 | 2.1銭 |
※1ストリーミングコースの数値
※2東京サーバーコース、スタンダードプランの数値
※3変動スプレッド、18時台の数値
■MT5対応国内FX会社のスプレッド比較表
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | |
---|---|---|---|---|---|
![]() ※1 | 0.7銭 | 0.3pips | 1.2銭 | 1.9銭 | 1.5銭 |
![]() ※1 ※2 | 0.3〜0.7銭 | 0.5〜0.6pips | 0.4〜0.9銭 | 0.9〜1.6銭 | 0.6〜1.1銭 |
![]() ※1 | 0.2銭 | 0.5pips | 0.6銭 | 1.3銭 | 0.8銭 |
※1変動スプレッド、18時台の数値
※2東京サーバーコース、スタンダードプランの数値
スプレッド提示率とは?
スプレッドは数値だけでなく、スプレッド提示率も重要です。
スプレッド提示率とは、計測期間中にどのくらい広告表示のスプレッドで提供できたのかを表した数値。
例えば、「スプレッドが0.2銭でスプレッド提示率が100%」なら、計測期間中はずっとスプレッド0.2銭でレート配信をしていたということです。
一方で、「スプレッドが0.2銭でスプレッド提示率が50%」なら、計測期間中の半分の期間はスプレッドが0.2銭よりも広がったと推察できます。
いくら広告表示のスプレッドが狭くても、実際は広がっていることがほとんどという状態ならまったく意味がありません。
ちなみにスプレッド提示率は各FX会社で提示しています。

どこのFX会社でもこのような形でスプレッド提示率を公表しています。
スプレッドだけでなく、提示率にも注目してみましょう。
スプレッドで気をつけたい5つの注意点
スプレッドはずっと一定ではありません。
原則固定のFX会社でも、時期や重要イベントなどのタイミングでは広がりやすく、その時にトレードをしてしまうと思わぬ損失を出してしまう可能性があります。
ここからは、スプレッドが広がりやすくなる主なタイミングや、スプレッドの注意点について解説していきます。
注意点① 時間帯によって広がる
スプレッドは1日中同じということはなく、時間帯によって広がりやすくなることがあります。
外国為替相場の3大市場と呼ばれている「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」の時間帯は市場参加者が多く、流動性が高いため、スプレッドは比較的安定しています。
■3大市場の時間帯(日本時間)
東京市場 | 午前8時~午後5時 |
ロンドン市場 | 午後4時~翌日午前2時 ※冬時間は午後5時~翌日午前3時 |
ニューヨーク市場 | 午後9時~翌日午前6時 ※冬時間は午後10時~翌日午前7時 |
一方で、この3大市場が閉まっている午前6時〜午前8時くらいの時間帯は市場参加者が少なくなり、流動性が低下するのでスプレッドが広がりやすくなります。
日本時間の早朝はよほどのことがない限り取引を控えた方が無難です。
また、3大市場の時間帯だけではなく、年末やクリスマス、夏休みなども市場参加者が少なくなるのでスプレッドが広がりやすくなります。
世界中で長期休暇に入る時期の取引にも注意が必要です。
FX会社によっては、スプレッドが広がる時間帯を明記しています。

画像はマネーパートナーズのスプレッドですが、時間帯によって違いがあることが分かりますよね。
取引するFX会社の広がりやすくなる時間帯は事前に確認しておきましょう。
注意点② 経済指標発表時やイベント発生時は注意
FOMCのような重要イベントや、米雇用統計などの経済指標の発表時はスプレッドが広がりやすくなります。
これはイベントや経済指標の結果によって市場参加者の注文が買いまたは売りに偏りやすくなり、流動性が低下するからです。

画像は2023年2月3日に発表された米雇用統計時の米ドル/円の15分足チャート。
2023年2月3日の米雇用統計は、事前予想よりも大幅に上回るサプライズとなり、米ドルが買われました。
それに伴い、米ドル/円は短期間で大きく上昇しました。
このチャートのように、短時間で価格が大きく動いている時はスプレッドが広がりやすいので注意しましょう。
重要なイベントや経済指標はあらかじめ発表日時が公表されているので、FX会社の経済指標カレンダーで確認しておくとリスクを減らせます。
注意点③ 取引数量によってスプレッドが変わるFX会社がある
取引数量によってスプレッドが広がるFX会社もあります。
例えば、SBI FXトレードは取引数量によってスプレッドが変わります。

画像はSBI FXトレードの米ドル/円のスプレッド。
100万通貨までのスプレッドは0.18銭ですが、100万1通貨から300万通貨までの取引ではスプレッドが0.20銭に広がります。
その他にも条件が定められているFX会社もあるので、自身が取引したいロット数でのスプレッドがどうなのか、しっかりと確認しておきましょう。
注意点④「変動制」は常にスプレッドが変動している
FX会社のスプレッドは、スプレッドを常に一定を保つ「固定制」と、価格の動きに合わせてスプレッドが広がったり狭くなったりする「変動制」の2種類に分けられます。
固定制は基本的にスプレッドは変動しません。
例えば、米ドル/円のスプレッドが0.2銭なら価格が動いても0.2銭で取引可能です。
※急変動があったときは「例外あり」としてスプレッドが広がります。
一方の変動制は価格の動きに合わせてスプレッドが変動します。
米ドル/円のスプレッドが0.2銭だったところ、次の瞬間には0.4銭に広がるということもあります。
これだけを聞くと、「固定制の方が良いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、外国為替取引市場は変動制が基本です。
変動制を採用しているFX会社は顧客からの注文をそのまま市場に流しているので、価格に合わせてスプレッドが変動しています。反対に、固定制はFX会社のディーラーを通して市場に注文が流れます。
つまり、固定制は透明性が低いというデメリットがあるので、一概に「固定制が良い」、または「変動制が良い」とは言えません。
キャンペーンが適用されているケースがある
各FX会社は顧客満足度向上のためにキャンペーンに力を入れており、スプレッドを縮小するキャンペーンを定期的に行っているところも。
キャンペーン期間中は対象の通貨ペアのスプレッドが縮小するので、いつもより有利な取引ができます。

例えば、みんなのFXでは「ハッピーアワーキャンペーン」というスプレッド縮小キャンペーンを頻繁に開催。
豪ドル/円やユーロ/円などの通貨ペアのスプレッドが縮小するので、これらの通貨ペアを取引したい人にはうってつけのキャンペーンと言えます。
キャンペーンはスプレッド縮小だけではなく、プレゼントキャンペーンなども行っていてお得感があります。
エントリーが必要なこともあるので、つねにチェックしておきたいですね。
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スプレッドについてよくある質問
FXのスプレッドに関して気になることがまだまだあるかもしれません。
最後にスプレッドのよくある質問をまとめましたのでご覧ください。
固定スプレッドと変動スプレッドの違いを教えて
急激に為替レートが変動してもスプレッド値が常に必ず一定に保たれているのが固定スプレッド。逆に常にスプレッド値が広がったり縮まったりするのが変動スプレッドです。原則固定スプレッドでも要人発言や経済指標発表、時間帯などでスプレッド値は拡大することもあります。
約定拒否ってなに?
為替レートが急激に変動している場合、取引画面の提示レートと、その発注レートがFX業者の約定サーバに到達する間に乖離するケースがあります。この場合、FX業者は損失がでてしまう場合もあるのでシステム検知で約定を拒否することもあります。
よく広告で見かけるスプレッド原則固定って何ですか?
国内のFX業者のスプレッド値を開示するにあたり、1日のなかで多くの一定時間そのスプレッド値を顧客に提示している必要がある、という監督官庁からの指導があります。24時間すべてでそのスプレッド値を提示しているわけではないため、広告表示では原則固定という表現を使い誤認を防止しています。
スリッページとは何ですか?
スリッページとは提示レートをもとに発注した発注レートと約定レートに乖離がおこる事象のことをいいます(このレートで発注できたのに、実際のポジションは違う不利なレートで約定する事象)。これを防ぐために各FX業者の成行注文画面では、いくら以下のスリッページなら許容するか、というスリッページ設定をすることができます。為替レートが大きく変動しているとき、早朝の流動性が薄いときなどは必ず利用するようにしましょう。
pipsとはなんですか?銭となにが違う?
FXにおいて通貨の共通単位として使われているのがpipsです。
銭は日本独自の単位のため、米国や英国の人にとってはどのくらいの数値なのか理解しにくいですよね。
そのため、共通単位としてpipsが使われています。
スプレッドの差はどのくらいのコストになりますか?
スプレッドが0.2銭と0.3銭とではあまり差を感じないかもしれませんが、実際は大きな差があります。
<例>米ドル/円を1万通貨取引する場合
0.2銭のコストは… 0.2×10,000=20円
0.3銭のコストは… 0.3×10,000=30円
たった10円の差ですが、取引回数が多くなるほど、一回の取引数量が多くなるほど、差は広がっていきます。
特に取引回数の多いスキャルピングをしたい人は、スプレッドが狭い口座の方が圧倒的に有利です。
時間帯によってスプレッドは広がる?
東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場が閉まっている日本時間の午前6時〜午前8時頃はスプレッドが広がりやすくなります。
また、夏休みや年末のような市場参加者が少なくなる時期もスプレッドが広がりやすいです。
まとめ【FXのスプレッド比較】
この記事のポイント
- 米ドル/円は0.1〜0.2銭が最狭水準
- 主要通貨ペア以外は各社で差がある
- 実質的な取引コストになるためスプレッドは狭い方が望ましい
- 自身の取引数量、取引する時間帯を気にして検討しよう
スプレッドは各社が力を入れているところなので、定期的に更新されます。
また期間限定でスプレッドを縮小するキャンペーンもあるため、その時々でチェックして有利な条件を探してみるとよいでしょう。