
この記事のポイント
- ETFは多数の金融商品に一括で投資できる
- 高配当ETFは高い利回りを期待でき、初心者におすすめ
- おすすめの高配当米国ETFは「XVLD」「QYLD」「JEPI」「PFF」「HYLS」
- 利回りだけで見れば米国株ETFの方が国内ETFより高い傾向
「投資初心者だけど、どうやって高配当のETFを選べばいいの?」
「そもそもETFって何?」
という疑問を持つ方々にとって、この記事はその答えを提供します。
近年、株式への長期投資が注目される中、一定の収益を得られる可能性がある「高配当ETF」が話題となっています。
この記事では、高配当ETFの基本的な概念から、そのメリット・デメリット、選び方、おすすめの高配当ETFランキング、そして投資に適した証券会社まで、幅広く解説します。
読むことで、投資の基本から高配当ETFの詳細まで理解が深まり、投資活動を一歩前進させることができるでしょう。
目次 ー Contents
高配当ETFとは?

高配当ETFとは、高い配当利回りを提供する企業に投資することを目指すETF(Exchange Traded Fund)のことを指します。
一般的なETFと異なる点は、高配当ETFが配当利回りの高い企業を優先的に選択し、配当収入の増加に注力していることです。
なお、ETFとは証券取引所で取引される投資信託の一種で、特定の指数を追跡することを目的とします。
高配当ETFはこんな人におすすめ!
- 定期的なキャッシュフローを重視する投資家
- 中長期的な投資を計画している人
- 複利効果を活用したいと考えている人
- リスク分散を図りつつ、一定の収益を期待する人
- 経済環境に左右されずに安定的なリターンを求める人
<高配当ETF投資に適している証券会社>
- 楽天証券
- SBI証券
- IG証券
- マネックス証券
- 松井証券
これらの証券会社は、取扱いETFの豊富さ、手数料の低さ、情報提供の充実度などから、高配当ETFの取引に適しています。
何が魅力?高配当ETFのメリット

投資の世界にはさまざまな魅力が存在しますが、特に高配当が期待できるETFは、その魅力的な特性から多くの投資家に注目されています。
本セクションでは、そんな高配当ETFがどのようなメリットを持つのか、その具体的な魅力について迫っていきます。
メリット① 高い利回りが期待できる
高配当ETFは名前の通り、その高い配当利回りが主な魅力となっています。
配当利回りは投資した金額に対する配当金の割合を示し、これが高いということは投資効果が大きいと言えます。
通常の株式投資では、株価が上昇することで利益を得ることが一般的ですが、高配当ETFは株価の上昇だけでなく、定期的に配当金が支払われることで安定した利益を得ることが可能となります。
特に長期投資を考えている人にとって、この定期的な配当金は大きな利点となり得ます。また、配当金は再投資することで利回りをより大きくすることが可能となり、雪だるま式に資産を増やすことができます。
これらを踏まえると、高配当ETFはその高い利回りが非常に魅力的であると言えるでしょう。
<国内外の高配当ETFの分配金利回り>
銘柄コード | ETF名 | 分配金利回り | 地域 |
---|---|---|---|
2564 | グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF | 5.23% | 日本 |
1489 | NEXT FUNDS 日経平均高配当株50 | 4.34% | 日本 |
1499 | MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル | 3.73% | 日本 |
1577 | NEXT FUNDS 野村日本株高配当70 | 3.68% | 日本 |
1698 | 上場インデックスファンド日本高配当 | 3.28% | 日本 |
1497 | iシェアーズ 米ドル建ハイイールド社債ETF(H有) | 5.24% | 海外 |
1566 | 上場インデックスファンド新興国債券 | 4.64% | 海外 |
2519 | NEXT FUNDS 新興国債券・J.P.M・EM・プラス(H無) | 4.46% | 海外 |
2622 | iシェアーズ 米ドル建て新興国債券(H有) | 4.11% | 海外 |
1495 | 上場インデックスファンドアジアリート | 4.07% | 海外 |
メリット② ポートフォリオの損失リスクを抑えられる
高配当ETFは、ポートフォリオの損失リスクを抑えるメリットもあります。
ETFは一つの商品で多数の株式に投資することができるため、一つの株式に投資した場合よりもリスクの分散が可能となります。特に高配当ETFは一般に堅実な企業の株式が多く含まれる傾向にあるので、市場の急激な変動による影響を受けにくいとされています。
さらに、定期的に配当金が支払われるため、その配当金を別の資産へ投資することでさらにリスクの分散を図ることができます。
これらの要素が組み合わさることで、高配当ETFは投資のリスクを抑えつつ高いリターンを得ることが期待できます。
メリット③ 流動性が高い
高配当ETFはその流動性の高さも大きなメリットとなっています。
【ワンポイント】流動性とは
交換のしやすさ。売りたいときにすぐに売れる状態のことを指します。これが高いということは売買が容易であるということです。
ETFは株式と同様に取引所で取引されるため、市場時間内であればいつでも売買が可能となります。これは一般的な投資信託とは大きな違いで、急な資金調達が必要になったときなどにも対応しやすいという利点があります。
また、ETFの価格はその日の市場価格によって変動するため、タイミングによっては期待以上の利益を得ることも可能です。
メリット④ 情報収集がしやすい
高配当ETFの魅力的な特徴の一つに、情報収集がしやすいという点があります。
ETFはその構成銘柄やインデックスが公開されているため、具体的にどの企業の株式を保有しているのか、どのような分散投資が行われているのかを把握することが可能です。
これにより、自身の投資戦略に合ったETFを選びやすくなるとともに、将来的な見通しやリスクを評価する材料も得やすいです。
また、ETFの運用会社は定期的に報告書を公開するため、運用状況を常にチェックすることも可能です。
ETFの情報収集手段
- ETFの公式ドキュメント:プロスペクトス(募集説明書)、年次報告書
- 証券取引所のウェブサイト:東京証券取引所、ニューヨーク証券取引所
- 金融ニュースとアナリストレポート:ブルームバーグ、ロイター、CNBC
- 投資情報ウェブサイトやアプリ:モーニングスター、ヤフーファイナンス、ブルームバーグ、マネーフォワード
- ブローカーまたは投資顧問:証券会社の金融アドバイザー、専門の投資顧問
- ソーシャルメディア:Twitter、Reddit 等々
メリット⑤ 運用コスト(経費率)が低い
最後に、高配当ETFは運用コストが低いというメリットもあります。
ETFはインデックスに連動する形で運用されるため、アクティブ型投資信託と比べて運用コストを抑えられます。これは長期的な投資においては、わずかな運用コストの差が大きな差となって現れるため、重要な要素となります。
さらに、配当金が定期的に支払われる高配当ETFであれば、その配当金を運用コストに充てることで、実質的な負担をさらに減らすことができます。
これらの要素が組み合わさることで、高配当ETFは長期的な投資において大きな利益を得る可能性があると言えます。
【ワンポイント】アクティブ型投資信託とは?
ファンドマネージャーが主導的に投資先の選択や売買タイミングを決定し、市場全体のパフォーマンス(ベンチマーク)を超えるリターンを目指す投資戦略。詳細なリサーチと専門知識を必要とし、通常、高い管理費用が発生します。
【ワンポイント】パッシブ型投資信託とは?
特定の市場指数(例えば、S&P 500や日経225など)を追跡しようとする投資戦略です。パッシブ型投資の目標は、選択した指数と同等のリターンを達成することで、特定の投資先の選択やタイミングを考慮する必要はありません。
これにより、管理費用は通常、アクティブ型投資よりも低くなります。
注意点は?高配当ETFのデメリット

投資の世界に絶対は存在せず、高配当ETFも例外ではありません。
魅力的な高配当が見込める一方で、リスク要素や潜在的なデメリットも理解しておく必要があるのです。
本セクションでは、配当の減少リスク、税金発生の問題、運用コスト、さらには金利上昇による価値低下といった、投資家が認識すべき高配当ETFの可能性あるデメリットを詳しく解説します。
デメリット① 配当が減少するリスクもある
高配当ETFの投資魅力は、その名の通り「高配当」にありますが、配当が常に高水準で続くとは限らない点を認識しておくことが大切です。
配当は企業の利益に直結しているため、景気の悪化や企業の業績不振といった要因により、企業の利益が減少すると配当も同様に減少する可能性があります。
例えば、グローバルな経済危機やパンデミックが発生した場合、企業の業績が大きく落ち込むことがあります。
その結果、配当を支払う余裕がなくなり、配当が減少または一時的に停止する場合があります。さらに、高配当を続けるために業績不振の企業が不適切な経営判断を行うリスクも存在します。
また、高配当ETFに組み込まれている銘柄が、成長性を犠牲にして高配当を維持している場合もあります。成長性を犠牲にすると、長期的な視点から見た場合には株価が下落し、投資総額が減少する可能性も出てきます。
したがって、配当だけでなく、組み込まれている銘柄の業績や成長性にも注目することが重要です。
デメリット② 税金が発生する
投資には、どんな形態であれ税金の問題がついて回ります。高配当ETFも例外ではなく、配当金に対する税金の発生が避けられません。配当金は原則として源泉徴収され、それが所得となり、税金の対象となるのです。
日本国内のETFに投資している場合、配当金は20.315%の税金(所得税15.315%+住民税5%)が源泉徴収されます。また、海外のETFに投資している場合には、日本国内の税金に加えて、海外での課税も受ける場合があります。
このような二重課税を避けるためには、税条約を利用するなどの対策が必要です。
ただし、税金は必要なコストと割り切り、納税義務を果たすことが求められます。そのため、配当金の受取りを予定している投資家は、税金対策を事前に立てておくことが賢明です。
<ETF取引の際に発生する主な税金>
税金の種類 | 詳細 |
---|---|
配当所得税 | ETFから得られる配当に対して課される。 日本の場合、配当金は20.315%(所得税15.315% + 住民税5%)の税金が源泉徴収される。 海外ETFの場合は、海外での課税も考慮する必要がある。 |
譲渡所得税 | ETFの売却によって得られる利益(キャピタルゲイン)に対して課される。 この税金も20.315%(所得税15.315% + 住民税5%)である。 |
消費税 | ETFの取引自体には消費税はかからないが、ブローカーや証券会社が提供するサービスには消費税が課せられることがある。 |
相続税 | ETFが相続財産の一部である場合、相続税の対象となる。 相続税は相続人の居住状況や相続財産の総額により計算される。 |
デメリット③ 一部のETFでは運用コストが高い場合もある
ETFは一般的には運用コストが低いとされますが、中には比較的高い運用コストを課すものも存在します。運用コストはETFのリターンに直接影響を与えるため、投資判断を行う際には十分に考慮する必要があります。
ETFの運用コストは、経費率(ER:Expense Ratio)として表現されます。
これは、ETFの資産総額に対する運用費用の割合を示しており、この数値が大きいほど投資家が負担するコストが大きくなります。
高配当ETFの中には特定のセクターや特殊な戦略を追求するものがあり、そのようなETFは一般的なインデックスファンドに比べて運用コストが高くなりがちです。
運用コストが高いと、その分リターンが減少します。また、高い運用コストは長期的に見ると投資成果に大きなマイナス影響を及ぼす可能性があります。
そのため、投資するETFを選択する際には、運用コストを必ず確認しましょう。
デメリット④ 金利が上昇すると相対的に価値が下がる
最後に注意すべき点は、金利の動きです。金利が上昇すると、高配当ETFの相対的な価値は下がる可能性があります。
これは、金利の上昇により新たに発行される債券の利回りが上昇し、既存の高配当ETFと比較して新しい債券の方が魅力的に見えるようになるためです。
金利が上昇すると、企業の資金調達コストが高まり、利益が減少する可能性があります。これが配当減少につながり、さらには株価低下にもつながる可能性があります。したがって、金利動向は高配当ETFの投資結果に大きく影響を与えます。
金利上昇のリスクを考慮に入れるためには、金利の動向を常にチェックし、その影響を分析することが重要です。また、金利上昇リスクを適切に管理するためには、ポートフォリオの多様化や投資期間の調整など、様々な戦略を考える必要があります。
投資初心者向け!高配当ETFの選び方のポイント

投資初心者にとって、高配当ETFの選び方は一見複雑に思えるかもしれません。しかし、ポイントを押さえて理解し、分析することで、適切な選択をすることが可能になってきます。
本セクションでは、高配当ETFを選ぶ際の主要なポイントをご紹介します。これらのポイントを活用することで、自身の投資戦略に最も適したETFを見つけられるようになるでしょう。
ポイント① ETFが追跡する指数を理解する
高配当ETFの選び方の一つ目のポイントは、追跡する指数を理解することです。
ETFは、その性質上、特定の指数の動きを追跡します。その指数の選択が投資成果に大きく影響を与えます。
例えば、S&P 500指数や日経225指数など、一般的によく知られている大きな指数を追跡するETFもありますし、特定の業界や特定の国に焦点を当てたニッチな指数を追跡するETFも存在します。
追跡する指数を理解することで、そのETFがどのような投資戦略を持つのか、またそれがどのように自身の投資目標に対応するのかを把握できるようになってきます。
もう一つ例を挙げると、高い経済成長を期待できる新興国に投資したい場合、その地域の指数を追跡するETFを選ぶと良いでしょう。
また、安定した配当を目指すのであれば、長期にわたり安定した利益を上げている企業をまとめた指数を追跡するETFをおすすめします。
<代表的なETFが追跡する指数の特徴>
ETFが追跡する指数 | 特徴 |
---|---|
S&P 500 | アメリカの大型株500社を対象とした株価指数で、アメリカ株の代表的な指数の一つ。 |
NASDAQ 100 | ナスダック上場の非金融系の大型株100社を対象とした株価指数。テクノロジーセクターが多く含まれる。 |
Dow Jones Industrial Average (DJIA) | ダウジョーンズ社が算出するアメリカの30社のブルーチップ企業を対象とした株価指数。 |
MSCI World | 23の先進国市場をカバーする株価指数。全世界の大型・中型企業の株価動向を反映。 |
MSCI Emerging Markets | 27の新興市場国家をカバーする株価指数。新興市場の大型・中型企業の株価動向を反映。 |
Russell 2000 | 米国の中小型株2000社を対象とした株価指数で、小型株市場の動向を反映。 |
FTSE 100 | イギリスの上位100社を対象とした株価指数。イギリス株の代表的な指数。 |
DAX 30 | ドイツの上位30社を対象とした株価指数。ドイツ株の代表的な指数。 |
日経 225 | 日本の上位225社を対象とした株価指数。日本株の代表的な指数。 |
Shanghai Composite Index | 上海証券取引所の全上場株を対象とした株価指数。中国株の一つの指標。 |
ポイント② 投資先のセクターや地域を理解する
次のポイントは、投資先のセクターと地域を理解することです。
ETFは多様な市場、業界、地域に投資することが可能です。その中で、自身の投資目標やリスク許容度に最も適したETFを選ぶためには、各セクターや地域の特性を理解することが重要です。
一般的に、テクノロジーセクターやヘルスケアセクターは成長性が高い一方、ユーティリティセクターや消費財セクターは安定性が高いとされています。また、地域によってもリスクとリターンは大きく異なります。
例えば、新興市場は成長性が高い反面、リスクも高くなりがちです。これに対し、先進市場は安定性がありますが、成長性は比較的低い傾向にあります。
ポイント③ 高配当ETFの経費率をチェックする
高配当ETFの選び方の三つ目のポイントは、経費率をチェックすることです。
ETFはその運用に伴い、経費を投資家に請求します。この経費は、ETFのトータルリターンから差し引かれます。つまり、経費率が高ければ高いほど、ネットリターンは低くなるというわけです。
ETFの経費率は、基本的には年間でその運用資産の何パーセントかを示す形で表示されます。
この経費率は、ETFを選ぶ際に大きな影響を与える重要な要素です。特に、長期投資の場合、経費率の差が投資成果に大きな影響を及ぼすことがあります。
高配当ETFの選び方において、高い配当を求めるだけでなく、低い経費率を持つETFを選ぶことも重要です。
主なETFの経費率チェック手段
証券会社や投資顧問会社の公式ウェブサイト | BlackRock、Vanguard Group など |
金融情報ウェブサイト | Yahoo! Finance、Bloomberg、Morningstar など |
ETFの公式プロスペクタス(目論見書) | 公式ウェブサイトや金融情報ウェブサイトからリンク |
金融アドバイザーや投資顧問に問い合わせ | – |
ポイント④ 分配金の安定性を確認する
高配当ETFの選び方として重要な次のステップは、分配金の安定性を確認することです。
分配金とは、企業が利益を株主に還元する形で支払う金額のことを指し、この分配金の安定性は、投資の成功を左右する重要な要素です。
分配金の安定性を確認するためには、過去の分配履歴を調査する必要があります。
一定期間ごとに配当を確実に支払っているETFは、将来的にもそのパターンを続ける可能性が高いと言えます。しかし、過去の配当が不安定だったり、一部の期間でしか配当がなかったETFは、投資家にとってはリスクとなる可能性があります。
また、分配金の安定性を確認する際には、分配金利回りも見ておくのが望ましいです。
【ワンポイント】分配金利回りとは
分配金の総額をETFの価格で割った値で、これが高ければ高いほど投資家にとっては利益が大きいと言えます。
ポイント⑤ パフォーマンスの履歴を確認する
最後に、高配当ETFを選ぶ際には、そのパフォーマンスの履歴を確認することも重要なポイントとなります。
ETFのパフォーマンスを確認することで、そのETFがどれだけのリターンを提供してきたのか、またそのリターンがどれだけ安定しているのかを評価できます。
パフォーマンスの履歴を確認する際には、できるだけ長い期間のデータを見ることをおすすめします。
短期間のパフォーマンスは市場の一時的な動きによって大きく左右される可能性がありますが、長期間のパフォーマンスならば、そのETFがどのように市場の上下動に対応してきたのか、またそのETFがどの程度のリスクを伴いながらリターンを提供してきたのかを見てとれます。
また、パフォーマンスの確認はそのETFが目指す投資目標を達成しているかどうかを判断するのにも役立ちます。
あるETFが高い配当を目指している場合、そのETFが過去に確実に高い配当を支払ってきたかどうかをチェックすることは必須です。
高配当ETFのおすすめランキングトップ5:米国編

高配当ETFへの投資をお考えであれば、特に米国市場はその多様性と透明性から注目に値します。
では、具体的にどのETFがおすすめなのでしょうか?
本セクションでは、米国市場での高配当ETFのトップ5をランキング形式で紹介します。各ETFの特徴や魅力、そしてなぜそれが投資家にとって価値ある選択肢となるのか、詳しく解説します。
資産運用の選択肢を広げ、より賢い投資判断を下すための参考にしていただければ幸いです。
高配当ETF取引におすすめの証券会社
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米国の高配当ETF:特徴と魅力
米国の高配当ETFは、その魅力的な特性として、多様な分野で展開される企業の高配当株への広範なアクセスを提供します。これは、ポートフォリオの収益性を向上させるための効果的な手段となり得ます。
豊富な選択肢が揃っていることも、米国の高配当ETFの魅力といえるでしょう。テクノロジーセクターや消費者向けセクター、さらには金融セクターなど、多種多様な分野の中から最も適したETFを選択することが可能となっています。
また、米国の高配当ETFは、その堅牢なマーケット構造にも注目が集まっています。
トレーディング量が豊富で流動性が高いことから、投資家は自由に取引を行うことができ、より良い投資体験を得られます。さらに、米国の厳格な規制環境のもとで管理されているため、透明性と信頼性が保証されています。
加えて、米国の高配当ETFは、一部の銘柄だけにリスクを集中させることなく、多くの銘柄に分散投資することが可能な点が投資家にとって大きな利点となっています。
これにより、特定の企業の業績低下などによるリスクを低減させることが可能となり、安定した収益を追求することができます。
グローバルX S&P 500・カバード・コール ETF (XYLD)
ETF名称 | グローバルX S&P 500・カバード・コール ETF (XYLD) |
ティッカー | XYLD |
主要取引所 | NYSE Arca |
純資産 | $2,921,422,259.20 |
基準価額 | $41.37 |
発行済口数 | 70,610,000 |
経費率 | 0.60% |
分配利回り | 9.32% |
分配頻度 | 月次 |
追跡対象 | S&P 500指数の構成銘柄、S&P 500指数の対応する1か月物アット・ザ・マネーのコール・オプションを売却 |
S&P 500指数の銘柄を保有しながら、同時にカバードコール戦略を用いることで、より高いインカムを目指すETF、それがグローバルX S&P 500・カバード・コール ETF (XYLD)です。
まず最初に特徴を挙げるなら、それはカバードコール戦略の採用にあります。これは、保有する株式に対して売りオプションをとることで、オプションからのプレミアムを収入として得る戦略です。
次に考慮すべきはその投資タイミングです。カバードコール戦略は、市場が横ばいまたは微増の時に最も効果を発揮します。一方で、強い上昇市や急落市では、それぞれ利益上限が決まる、あるいは下落リスクを完全にカバーできないという制約があります。
従って、市場の動向を見極めたうえで投資することが重要となります。
最後に、その配当の高さですが、カバードコール戦略の採用により、XYLDは一般的なS&P 500指数に連動するETFよりも高い分配金を提供しています。これは、オプションプレミアムが収入となり、それが分配金に反映されるためです。
高配当を求める投資家にとって、XYLDは興味深い選択肢となるでしょう。
グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF (QYLD)
ETF名称 | グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF (QYLD) |
ティッカー | QYLD |
主要取引所 | NASDAQ |
純資産 | $1,721,387,441.40 |
基準価額 | $22.14 |
発行済口数 | 77,660,000 |
経費率 | 0.60% |
分配利回り | 11.72% |
分配頻度 | 月次 |
追跡対象 | ① NASDAQ-100インデックスの構成銘柄。② NASDAQ-100インデックスの対応する1か月物アット・ザ・マネーのコール・オプションを売却 |
QYLDは、米国のテクノロジーセクターに焦点を当てた高配当ETFで、NASDAQ100の銘柄を保有しつつカバードコール戦略を採用しています。
その特徴は、高い成長ポテンシャルを秘めたテクノロジー企業への投資と、カバードコールによる安定した収益の二つを兼ね備えている点にあります。
投資のタイミングについては、XYLDと同様、カバードコール戦略が効果を発揮する市況を見極めることが求められます。また、テクノロジーセクターに投資することから、セクターのトレンドや成長見込みも重要な判断材料となります。
QYLDの魅力は、その高い配当利回りにもあります。カバードコール戦略の採用により、オプションプレミアムが収益源となり、これが投資家に高い分配金として戻る仕組みです。
テクノロジーセクターに投資しつつ、高配当を望む投資家にとって、QYLDは強力な選択肢となり得ます。
JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF (JEPI)
ETF名称 | JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF (JEPI) |
ティッカー | JEPI |
主要取引所 | NYSE |
純資産 | 282億7,974万5,850ドル |
基準価額 | 55.32ドル |
発行済口数 | 約51億1,793万755口 |
経費率 | 0.350% |
分配利回り | 10.92% |
分配頻度 | 毎月 |
追跡対象 | 米国の大型株とオプションの売却を組み合わせたポートフォリオ |
JPモルガンの高配当ETFであるJPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF (JEPI)は、高いインカムを追求しつつ、リスクを抑制することを目指す投資戦略を特徴としています。
JEPIは、米国の大型株に投資し、さらにカバードコール戦略を採用することで、高配当と安定した収益を目指します。
JEPIへの投資タイミングについては、市場全体の動きや個々の銘柄の動きを見極めることが重要です。また、カバードコール戦略は横ばい市や微増市で効果を発揮することから、それらの市場状況を見極めることも求められます。
配当に関しては、カバードコール戦略を採用することで、一般的な大型株投資よりも高い配当を提供する可能性があります。
さらに、リスク抑制の観点からも、長期間にわたる高配当と安定性を追求する投資家にとって、JEPIは魅力的な選択肢となるでしょう。
iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF (PFF)
ETF名称 | iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF (PFF) |
ティッカー | PFF |
主要取引所 | ナスダック証券取引所 |
純資産 | 約130億4,238万5,833ドル |
基準価額 | 30.80ドル |
発行済口数 | 約4億2,345万口 |
経費率 | 0.45% |
分配利回り | 6.75% |
分配頻度 | 毎月 |
追跡対象 | 米ドル建て優先株式・ハイブリッド証券 |
米国最大の優先株式ETFであるPFFは、そのポートフォリオの多様性と安定したインカムが特徴です。優先株式とは、通常の株式よりも配当の支払いに優先権を持つため、企業からの配当が安定しているとされます。
投資のタイミングとしては、マーケットのボラティリティが高いときや、安定したインカムを求める投資家にとって適しています。
優先株式はその性質上、企業が利益を確保している限りは配当が安定しているため、市場全体が不安定でも比較的安定したインカムを確保可能です。
また、PFFの配当利回りは他の通常の株式ETFと比べて非常に高く、高配当を求める投資家には魅力的な選択肢となるでしょう。
優先株式の所有者には通常株式所有者よりも優先的に配当が支払われるため、その配当利回りは通常株式のETFよりも高い傾向にあります。
ファースト・トラスト・タクティカル・ハイ・イールド ETF (HYLS)
ETF名称 | ファースト・トラスト・タクティカル・ハイ・イールド ETF (HYLS) |
ティッカー | HYLS |
主要取引所 | NASDAQ |
純資産 | 約156.1億ドル |
基準価額 | 39.99USD |
発行済口数 | 約3.91億口 |
経費率 | 1.13% |
分配利回り | 5.73% |
分配頻度 | 月次 |
追跡対象 | 主に投資適格未満または未格付けのハイイールド債券に投資 |
HYLSは、高い配当利回りを目指すとともに、利回りの変動リスクを管理するための戦略を特徴とするETFです。主に高利回りな債券(ハイイールド債)に投資することで、高いインカムを目指しています。
投資のタイミングについては、金利の上昇による債券価格の下落リスクが高まるときや、高いインカムを求めるときに適しています。その理由は、HYLSが採用するアクティブなリスク管理戦略により、金利リスクを緩和し、高いインカムを実現することが可能であるからです。
最後に、その配当についてですが、ハイイールド債の持つ高い利回りがそのまま配当として反映されるため、他の多くのETFと比較しても高配当が期待できます。そのため、高いインカムを求める投資家にとって、HYLSは価値ある投資先と言えるでしょう。
高配当ETFのおすすめランキング:日本編

ここでは、日本市場で利用できる高配当ETFに焦点を当てて、その特徴と魅力を深掘りします。
それぞれのETFがどのような特性を持ち、どんな投資家に適しているのか、そしてどの程度の配当が期待できるのかを詳しく解説します。
特性を理解することで、投資戦略の一部として高配当ETFを活用する方法が見えてくるでしょう。
高配当ETF取引におすすめの証券会社
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日本株の高配当ETF:特徴と魅力
日本の高配当ETFの魅力は、安定した経済成長を背景に、堅実な業績を上げる企業群に対するアクセスを提供する点にあります。
特に日本企業は、堅実な経営スタイルと継続的な配当支払いに力を入れる傾向があります。その結果、安定した収益性と高い配当利回りが投資家に約束されます。また、多様な産業を含む日本市場は、分散投資とリスク低減の両方が可能とされています。
特に日本株式市場は長期的な視点で見ると安定性があるため、リタイアメント・プランや長期の資産形成の一部として考える投資家には、日本の高配当ETFは魅力的な選択肢と言えるでしょう。
グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF (2564)
ETF名称 | グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF |
銘柄ナンバー | 2564 |
主要取引所 | 東京証券取引所 |
純資産 | 約577.60億円 |
基準価額 | 229,239円 |
経費率 | 0.429%(税抜0.39%) |
分配利回り | 5.23% |
分配頻度 | 四半期毎 |
追跡対象 | MSCIジャパン・高配当セレクト25指数に採用されている銘柄の株式および不動産投資信託証券 |
注目度の高い日本の高配当ETFの一つに「グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF」があります。
「MSCIスーパーディビデンド-日本指数」に連動する運用を行い、日本株の中でも特に高配当を提供する50銘柄に投資する特徴を持っています。
「グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF」の利点は、その厳選された投資対象です。高配当銘柄だけを抽出し、さらにそれらの中から安定性や成長性が見込まれるものだけを投資対象とします。
つまり、投資対象の選定においては、単なる高配当だけではなく、その持続性や企業の健全性にも注目しているのです。
それぞれの銘柄については、分散投資を行うため均等に投資されます。これにより、投資リスクを分散させながら高い配当性を追求できるのがポイント。具体的には、配当利回りは年間で3〜4%程度を見込むことができます。
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50 (1489)
ETF名称 | NEXT FUNDS 日経平均高配当株50 |
銘柄ナンバー | 1489 |
主要取引所 | 東京証券取引所 |
純資産 | 1,050.9億円 |
基準価額 | 51,291円 |
経費率 | 0.308% |
分配利回り | 4.2% |
分配頻度 | 年4回(毎年1月、4月、7月、10月) |
追跡対象 | 日経平均高配当株50指数 |
「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50」は、日経平均株価構成銘柄の中から配当利回りが高い上位50社を抽出し、その株価動向に連動する投資を目指すETFです。
日経平均株価という日本株の代表的なインデックスから厳選された高配当銘柄に投資することで、高いインカムゲインを期待することができます。
「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50」の特徴は、堅実な大手企業への投資にあります。日経平均株価構成銘柄の中から厳選されるため、投資対象となる企業は一定の業績と信頼性を有した大手企業ばかりです。
これにより、安定した配当性を期待できると共に、企業の倒産リスクなどからも比較的安全と言えます。
また、50社への均等な投資を行うため、一部の銘柄の影響を受けにくく、投資リスクを分散させることが可能です。
高配当株特有のリスクを抑えつつ、高い配当利回りを追求する投資家にとって魅力的なETFと言えます。
NEXT FUNDS 野村日本株高配当70 (1577)
ETF名称 | NF・日本株高配当70 ETF |
銘柄ナンバー | 1577 |
主要取引所 | 東京証券取引所 |
純資産 | 797.2億円 |
基準価額 | 29,275円 |
経費率 | 0.352% |
分配利回り | 3.67% |
分配頻度 | 年4回(毎年1月、4月、7月、10月の各7日) |
追跡対象 | 野村日本株高配当70指数 |
「NEXT FUNDS 野村日本株高配当70」は、野村総合研究所が独自に作成する「野村日本株高配当70指数」に連動する運用を行うETFです。この指数は、TOPIXに含まれる全銘柄の中から、配当利回りの高い70銘柄を選び出します。
NEXT FUNDS 野村日本株高配当70の特徴は、配当利回りだけでなく、成長性や安定性も考慮した銘柄選定にあります。
指数の選定基準は配当利回りだけでなく、連続配当年数や企業の成長性も考慮するため、高い配当利回りだけでなく、企業の安定性や持続性にも注目しています。
このETFの魅力は、TOPIXの全銘柄から厳選された70社に投資するため、配当利回りが高い銘柄への投資を行いつつ、一部の銘柄に依存するリスクを分散させることができる点です。
配当利回りは年間で3〜4%程度を見込むことができ、長期的な資産形成を目指す投資家にとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。
MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル (1499)
ETF名称 | MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル |
銘柄ナンバー | 1499 |
主要取引所 | 東証ETF |
純資産 | 95.0億円 |
基準価額 | 8,922円 |
経費率 | 0.44% |
分配利回り | 3.65% |
分配頻度 | 年4回 |
追跡対象 | 野村日本株高配当70マーケットニュートラル指数 |
「MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル」は、日本株の高配当銘柄70社に対してロング(買い)ポジションを、TOPIX(東証株価指数)に対してショート(売り)ポジションを持つ、マーケットニュートラル戦略を採用したETFです。
特徴的なのは、マーケット全体の動きとは独立して、高配当銘柄の魅力を引き立てる投資戦略を採用している点です。ショートポジションによって市場全体の動きの影響を受けにくくし、高配当銘柄の持つポテンシャルを最大限に引き出しています。
このETFは、高配当銘柄の配当利回りの良さを活かしつつ、マーケット全体の動きに左右されにくい投資を実現します。市場全体が下落した場合でも、ショートポジションによりその影響を軽減できる可能性があります。
一方、マーケットニュートラル戦略は複雑なため、投資結果が予測しにくい面もあります。また、ショートポジションを持つことで、市場が上昇した場合の利益を逃す可能性もありますので、その点は注意しましょう。
上場インデックスファンド日本高配当 (1698)
ETF名称 | 上場インデックスファンド日本高配当 |
銘柄ナンバー | 1698 |
主要取引所 | 東京証券取引所 |
純資産 | 259.3億円 |
基準価額 | 2,422.88円 |
経費率 | 0.308% |
分配利回り | 3.36% |
分配頻度 | 年4回 |
追跡対象 | 東証配当フォーカス100指数 |
「上場インデックスファンド日本高配当」は、東証株価指数(TOPIX)の中から、一定の配当性を有する企業を選び出し、その株価動向に連動する運用を目指すETFです。
特徴的な点は、広範囲の銘柄から配当性を重視した銘柄を選び出していることです。投資対象となるのは、安定した配当を支払っている企業であり、配当利回りが高く、経済状況の変動に対するレジリエンスも備えています。
「上場インデックスファンド日本高配当」は、長期的な視点での投資を前提に、安定的なキャッシュフローの確保と資産の増加を目指します。
投資対象となる企業の選定基準が厳しいため、市場全体が下落した場合でも比較的安定したパフォーマンスを示すことが期待できます。
ただし、投資対象は高配当銘柄に限定されるため、成長銘柄に対する投資チャンスを逃す可能性があります。また、高配当銘柄は企業の業績に大きく左右されるため、投資家自身のリスク許容度と投資目的により適切な投資判断が必要です。
高配当ETF投資に適した証券会社を紹介
投資において、高配当のETFを選ぶことは、定期的な収入と資産の成長を両立させる有効な手段と言えます。
高配当ETF投資の成功への道、それは適切な証券会社選びから始まります。
本セクションでは、高配当ETF投資に特化した、それぞれの特徴と強みを持つSBI証券、楽天証券、IG証券、マネックス証券、そして松井証券という5つの証券会社をピックアップ。
それぞれの証券会社がどのように高配当ETF投資に対応しているか、手数料やサービス内容、投資環境などから詳しく解説します。
SBI証券

国内ETF取扱銘柄数 | 281銘柄 |
海外ETF取扱 | あり |
1注文ごとの手数料(税込) | 10万円: 99円, 20万円: 115円, 50万円: 275円, 100万円: 535円 |
1日定額プラン(税込) | 10万円: 0円, 20万円: 0円, 50万円: 0円, 100万円: 0円 |
米国ETFの手数料(税込) | 約定代金の0.495% (最低手数料0ドル/上限22ドル) ※米国ETF10銘柄の手数料が無料 |
SBI証券のココがおすすめ!
- 国内外の多様なETFを取り扱う豊富なラインナップ
- 初心者から経験者まで満足できる使い易い取引環境
- 豊富な情報提供やセミナーで投資知識を深める支援
日本最大級のネット証券であり、その取り扱い銘柄の多さと充実した情報提供が魅力のSBI証券。
高配当ETFの取引においては、世界各地のETFに幅広くアクセスできる点が強みと言えます。投資家が目指すリターンとリスクのバランスに応じて、最適な高配当ETFを選択できるようになっています。
また、投資初心者にも配慮したユーザーインターフェースは、取引の操作性を高めており、投資経験者であっても高い満足度を得ることができます。さらに、投資に役立つセミナーや情報提供サービスも充実しており、知識を深めるためのサポートも万全。
資産運用の初心者から経験者まで、幅広い層の投資家にとって、SBI証券は高配当ETF投資の強力なパートナーとなることでしょう。
楽天証券

国内ETF取扱銘柄数 | 280銘柄 |
海外ETF取扱 | あり |
1注文ごとの手数料(税込) | 10万円: 99円, 20万円: 115円, 50万円: 275円, 100万円: 535円 |
1日定額プラン(税込) | 10万円: 0円, 20万円: 0円, 50万円: 0円, 100万円: 0円 |
米国ETFの手数料(税込) | 約定代金の0.495% (最低手数料0ドル/上限22ドル) ※米国ETF15銘柄の手数料が無料 |
楽天証券のココがおすすめ!
- 高配当ETF取引に必要な海外市場へのアクセス性
- ポイントサービスと連携した投資体験
- 初心者向けの投資教育と情報提供
楽天グループの一員である楽天証券は、海外ETFへの投資が可能な点が特徴的です。
海外の高配当ETFを直接、円建てで取引できるため、投資家は幅広い選択肢から最適な投資先を見つけることができます。
楽天証券は楽天スーパーポイントを活用することが可能で、投資と日常のショッピングが連携する楽しみな投資体験を提供しています。さらに、初心者向けの投資教育や情報提供も充実しており、投資初心者が安心してスタートできる環境が整っています。
このような特徴から、楽天証券は、海外高配当ETFへの投資を検討する投資家や、投資と日常生活を連携させたいと考える投資家におすすめできます。
また、投資初心者でも安心して始められる環境が整っているため、投資を始めてみたいと思っている人にも適しています。
松井証券

国内ETF取扱銘柄数 | 280銘柄 |
海外ETF取扱 | あり |
1注文ごとの手数料(税込) | 定額制 |
1日定額プラン(税込) | 10万円: 0円, 20万円: 0円, 50万円: 0円, 100万円: 1,100円 ※25歳以下(未成年含む)は0円 |
米国ETFの手数料(税込) | 約定代金の0.495% (最低手数料0ドル/上限22ドル) |
松井証券のココがおすすめ!
- 取引手数料の低さが圧倒的
- 日本国内外のETFが豊富に揃っている
- 充実した情報提供と解説サービスを展開
松井証券といえば、投資家に対する取引コストの低さが最大の特徴です。
一定の条件下でETFの売買手数料が全額キャッシュバックされるサービスを提供しており、頻繁に売買を行う投資家にとって大きなメリットです。
さらに、高配当ETFの選択肢として日本国内外の銘柄を幅広く取り扱っている点も見逃せません。アメリカやヨーロッパの高配当ETFも含め、投資家が幅広く選択できる環境を整えています。
また、投資に必要な情報提供も充実しています。各銘柄の詳細情報や市場の動向、投資戦略の提案などを、わかりやすい解説とともに提供しているので、初心者でも安心して投資に取り組みやすいといえます。
このような特性から松井証券は、コスト意識の高い投資家や、幅広い銘柄から自分に適したETFを選びたい投資家、そして投資初心者に特におすすめできます。
IG証券

取扱銘柄数 | 12,000銘柄以上(CFD) |
海外ETF取扱 | あり |
国内ETF手数料 | 日本株:片道手数料:0.055%(最低110円)+ファンディングコスト+配当金調整額受払+借株コスト(売りポジションのみ) |
海外ETF手数料 | 米国株:片道手数料:2.20セント/1株(最低16.5USD)+ファンディングコスト+配当金調整額受払+借株コスト(売りポジションのみ) |
IG証券のココがおすすめ!
- リアルタイムに確認できるデータ分析ツール
- 専門家による丁寧なカスタマーサポート
- 海外ETF取引の充実度
IG証券は、市場分析や投資判断に必要な情報をリアルタイムで提供する先進的なツールが魅力の証券会社です。
海外ETFを中心とした投資商品の取り扱いが充実しているため、多種多様な高配当ETFを取引することが可能です。
その高度なデータ分析ツールは、ETFの動向をリアルタイムで分析し、投資判断に活用できるように設計されています。また、一対一で投資家に対応する専門家によるカスタマーサポートは、投資に関する疑問や困難を解消するための強力な助けとなることでしょう。
さらに、IG証券は海外ETFの取引に強い証券会社として知られており、その充実したラインナップと安定した取引環境は高い評価を受けています。海外の高配当ETFへの投資を検討している投資家にとって、IG証券は特におすすめできます。
マネックス証券

国内ETF取扱銘柄数 | 282銘柄 |
海外ETF取扱 | あり |
1注文ごとの手数料(税込) | 10万円: 99円, 20万円: 115円, 50万円: 275円, 100万円: 535円 |
1日定額プラン(税込) | 10万円: 550円, 20万円: 550円, 50万円: 550円, 100万円: 550円 |
米国ETFの手数料(税込) | 約定代金の0.495% (最低手数料0ドル/上限22ドル) ※米国ETF21銘柄の手数料が無料 |
マネックス証券のココがおすすめ!
- 買付時の為替手数料が無料
- 高機能取引ツール「トレードステーション」
- 米国ETF購入手数料全額キャッシュバック
マネックス証券は、米国ETF取引における手数料体系の優遇と先進的な取引ツールが特徴的なネット証券です。米国ETFを中心に幅広い商品ラインナップと、投資家の要望に応える多彩な取引方法を提供しています。
最大の特徴として挙げられるのが、買付時の為替手数料が無料という点です。これは特に海外ETFの取引を多く行う投資家にとって大きなメリットと言えます。また、「プレマーケット」や「アフターマーケット」にも対応しているため、市場の時間外でも取引が可能です。
さらにマネックス証券では、先進的な取引ツール「トレードステーション」を提供しています。リアルタイムの相場確認や注文がスムーズに行える他、「トレーリングストップ」や「OCO注文(ツイン指値)」といった注文方法も利用可能。損失を抑えつつ利益を最大化する投資戦略を練ることができます。
また、一部の人気米国ETF購入時の手数料が全額キャッシュバックされます。これにより手数料が実質無料となるため、頻繁に取引を行う投資家にも優れたコストパフォーマンスを提供します。対象銘柄は半年に一度見直されますが、定番銘柄の多くが対象となっています。
高配当ETFに関するよくある質問

投資初心者から経験豊富な方まで、高配当ETFに対する疑問や不明点を持つ人は少なくありません。
本セクションでは、そのような一般的な疑問をピックアップし、簡潔に回答します。
自身の投資スタイルやリスク許容度に照らし合わせながら、適切な投資判断につなげていただければ幸いです。
Q1.高配当ETFを選ぶ際のポイントは何ですか?
高配当ETFを選ぶ際のポイントは数多く存在します。まず、考慮すべきはETFが追跡する指数です。高い配当利回りを維持できる企業が多く含まれている指数を選ぶことが有用です。
次に、ETFの経費率も重要です。低い経費率は、長期的な投資結果に大きな影響を与えます。さらに、ETFの流動性も確認してください。取引量が多いETFは売買が容易で、スプレッド(売買価格の差)も小さい傾向にあります。
この3つをチェック!
- ETFが追跡する指数
- ETFの経費率
- ETFの流動性
Q2.高配当ETFは新NISAに適していますか?
新NISAの目的は、中長期的な資産形成を促進することです。そのため、高配当ETFは新NISAに適した投資商品の一つと言えます。
ただし、新NISAの非課税期間は最長で5年間で、その後に課税対象となりますので、その点を理解した上で投資計画を立ててください。
Q3.高配当ETFの配当利回りはどの程度ですか?
高配当ETFの配当利回りは、ETFが含む企業の業績や配当政策、株価などにより変動します。一般的には、年間の配当利回りは2%〜8%程度となりますが、具体的な数値は各ETFの公式情報を参照してください。
Q4.月々の配当金を2万円得るためには、どのくらいの額が必要ですか?
月々の配当金を2万円得るために必要な投資額は、配当利回りに依存します。例えば、年間配当利回りが4%のETFの場合、年間24万円(月々2万円)の配当を得るには、600万円の投資が必要です。
ただし、投資金額や配当金は市場環境や経済状況により変動するため、必ずしも一定の投資金額で目標とする配当金が得られるとは限りません。
Q5.高配当ETFを積立投資すべきですか?
高配当ETFを積立投資するかどうかは、個々の投資目標や資金計画、リスク許容度によります。
積立投資の長所は、一定の期間で均等に投資することで、市場の上下動による影響を平準化できる点です。また、配当再投資を行うことで複利効果を享受できます。
一方で、市場が上昇傾向にある場合は一括投資の方が有利となる場合もあります。したがって、各自の状況に応じて選択が必要です。
【まとめ】高配当ETFは多数あるので自身のポートフォリオと相談!
この記事のポイント
- ETFは多数の金融商品に一括で投資できる
- 高配当ETFは高い利回りを期待でき、初心者におすすめ
- おすすめの高配当米国ETFは「XVLD」「QYLD」「JEPI」「PFF」「HYLS」
- 利回りだけで見れば米国株ETFの方が国内ETFより高い傾向
この記事では、「高配当ETF」というテーマを中心に、その基本的な概念から選び方、おすすめのランキング、適した証券会社まで、幅広く詳細に解説しました。
高配当ETFは、今後も投資対象としての魅力を保ち続けると思われます。配当を再投資することによる複利効果や、ポートフォリオのリスク分散に寄与する可能性は、その人気を支える要素の一つです。
しかし、各ETFの特性や経費率、配当の安定性などをしっかり比較検討し、自分に最適なものを選ぶことが求められます。
この記事を、投資初心者はもちろん、既に投資を行っている方々にも、高配当ETFへの理解を深めるための一助として活用いただければ幸いです。