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Action(アクション)

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米国株投資の始め方からやり方、個別株、ETFと投資信託、CFDの取引方法(買い方)、証券会社の口座サービスを初心者にお届け。株式投資による資産運用に欠かせない米国・欧州・日本の最新経済情報レポートや株式市場の予想、分析も充実。

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テーマ型ETFで成長分野に投資する!グローバルXのETFを一覧で解説

2024-04-01 11 min read
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目次 ー Contents

  • グローバルX (Global X)とは
    • グローバルX(Global X)のETF運用資産残高とETF本数の推移
  • 日本にもあるグローバルXジャパン(Global X Japan)
  • グローバルX(Global X)の特徴
    • 高成長テーマを発掘する目利き力
      • 今後数十年の大きな成長トレンドを予測し、長期的な構造変化を捉える
    • 投資手法の構築
  • グローバルXが提供するETF一覧
  • グローバルXのテーマ型株式ETFを解説
    • グローバルX 米国インフラ開発 ETF(PAVE)
      • PAVEの構成上位銘柄(Top15)
      • PAVEのパフォーマンス
    • グローバルX ロボット&AI・ETF(BOTZ)
      • BOTZの構成上位銘柄(Top15)
      • BOTZのパフォーマンス
    • グローバルX ウラニウム ETF(URA)
      • URAの構成上位銘柄(Top15)
      • URAのパフォーマンス
    • グローバルX リチウム&バッテリーテクノロジーETF(LIT)
      • LITの構成上位銘柄(Top15)
      • LITのパフォーマンス
    • グローバルX MLP ETF(MLPA)
      • MLPAの構成上位銘柄(TOP15)
      • MLPAのパフォーマンス
    • グローバルX AI&ビッグデータ ETF(AIQ)
      • AIQの構成上位銘柄(TOP15)
      • AIQのパフォーマンス
    • グローバルX 銅ビジネス ETF(COPX)
      • COPXの構成上位銘柄(TOP15)
      • COPXのパフォーマンス
    • グローバルX MLP&エナジー・インフラストラクチャー ETF(MLPX)
      • MLPXの構成上位銘柄(TOP15)
      • MLPXのパフォーマンス
    • グローバルX 銀ビジネス ETF(SIL)
      • SILの構成上位銘柄(TOP15)
      • SILのパフォーマンス
    • グローバルX サイバーセキュリティ ETF(BUG)
      • BUGの構成上位銘柄(TOP15)
      • BUGのパフォーマンス
    • グローバルX サイバーセキュリティ ETF(KRMA)
      • KRMAの構成上位銘柄(TOP15)
      • KRMAのパフォーマンス
    • グローバルX 自動運転&EV ETF(DRIV)
      • DRIVの構成上位銘柄(TOP15)
      • DRIVのパフォーマンス
    • グローバルX クラウド・コンピューティング ETF(CLOU)
      • CLOUの構成上位銘柄(TOP15)
      • CLOUのパフォーマンス
    • グローバルX フィンテック ETF(FINX)
      • FINXの上位保有銘柄(TOP15)
      • FINXのパフォーマンス
    • グローバルX インターネット・オブ・シングスETF(SNSR)
      • SNSRの構成上位銘柄(TOP15)
      • SNSRのパフォーマンス
    • グローバルX ヒーローズ(ゲーム&eスポーツ)ETF(HERO)
      • HEROの構成上位銘柄(TOP15)
      • HEROのパフォーマンス
    • グローバルX 農業テック&フード ETF(KROP)
      • KROPの構成上位銘柄(TOP15)
      • KROPのパフォーマンス
    • グローバルX 水素テック ETF(HYDR)
      • HYDRの構成保有銘柄(TOP15)
      • HYDRのパフォーマンス
    • グローバルX ソーシャルメディアETF(SOCL)
      • SOCLの構成上位銘柄(TOP15)
      • SOCLのパフォーマンス
    • グローバルX データセンターリート&デジタルインフラ ETF(VPN)
      • VPNの構成上位銘柄(TOP15)
      • VPNのパフォーマンス
    • グローバルX ブロックチェーン ETF(BKCH)
      • BKCHの構成上位銘柄(TOP15)
      • BKCHのパフォーマンス
    • グローバルX eコマース ETF(EBIZ)
      • EBIZの構成上位銘柄(TOP15)
      • EBIZのパフォーマンス
    • グローバルX ミレニアル世代 ETF (MILN)
      • MILNの構成上位銘柄(TOP15)
      • MILMのパフォーマンス
    • グローバルX eドック(遠隔医療&デジタルヘルス) ETF(EDOC)
      • EDOCの上位保有銘柄(TOP15)
      • EDOCのパフォーマンス
    • グローバルX ゲノム&バイオテクノロジー ETF(GNOM)
      • EDOCの上位保有銘柄(TOP15)
      • EDOCのパフォーマンス
    • グローバルX 再生可能エネルギー ETF(RNRG)
      • RNRGの上位保有銘柄(TOP15)
      • RNRGのパフォーマンス

グローバルX (Global X)とは

  • 2008年に米国で創業したETF専門の資産運用会社
  • 韓国の「ミラエ・アセット・マネジメント」が資本参加
  • 革新的なETF※のパイオニア
  • 成長テーマ型とインカム型を中心に幅広いラインナップを有する
  • 米国市場で90のETFが取引されており、グローバル X ETFの運用資産総額は449億3,000万ドル。平均経費率は0.53%です。グローバルX ETFのアセットクラスは以下の通り

  • 株式
  • 債券
  • オルタナティブ
  • アセット・アロケーション

※「革新的なETF」とは、株式市場全体(S&P500等)に連動する伝統的な指数とは異なる指数に連動するETFのことを指します。

グローバルX(Global X)のETF運用資産残高とETF本数の推移

全109ファンド 資産残高約425億米ドル(約6.0兆円)(2023年12月末時点)

出所:Bloombergより大和証券作成

注)期間は2009年2月末から2023年12月末(1ドル=141.83円で換算)
※四捨五入の関係で実際の残高と一致しない場合があります。

日本にもあるグローバルXジャパン(Global X Japan)

  • 日本で唯一のETF専門資産運用会社※1
  • 2019年9月に設立。主要株主は、Global X(米国)と大和アセットマネジメント
  • 成長テーマ型、インカム型、コア型(ESG関連等)の革新的なETF※2を上場
  • 国内上場ETFは36本、運用資産残高は約2,261億円(2023年12月末時点)

※1 投資運用会社各社ホームページをもとにグローバルX社調べ 2023年12月末時点
※2 「革新的なETF」とは、株式市場全体(S&P500等)に連動する伝統的な指数とは異なる指数に連動するETFのことを指します。

グローバルX(Global X)の特徴

グローバルXは、テーマ型株式運用やストラクチャード株式運用に特徴を持っています。債券型ETFやカントリーファンドなどのラインナップにはありますが、残高はそれほど大きくありません。

グローバルXのテーマ型株式ETFは、テーマのピックアップについて、キャシー・ウッド氏の「アーク・インベストメント」とならび、株式市場では注目されています。

アーク・インベストメントよりも、細かいテーマが選ばれており、個別銘柄の選定は個別銘柄のピックアップにも参考になります。アーク・インベストメントはETFでありながら、アクティブ運用ですが、グローバルXのETFはよりパッシブに近い運用を行っているようです。

グローバルX社の運用の特徴について、SBI証券から詳しい説明がされています。

高成長テーマを発掘する目利き力

テーマの特定(日々激動する世界で新たなトレンドの発掘)

世界経済の主要セグメントに破壊的創造を巻き起こすことが期待される力強い構造テーマを特定

今後数十年の大きな成長トレンドを予測し、長期的な構造変化を捉える

スタンフォード大学等の教授を務めたエベレット・ロジャーズが提唱するイノベーション普及理論は、新たな製品やアイデアが市場全体に普及するプロセスを説明

  • テーマ型投資は構造的な破壊的創造をとらえる長期的アプローチ。各テーマの、獲得できる可能性のある最大の市場規模を推定することや、現時点での市場浸透率などの普及曲線を重視。
  • 多くのテーマがアーリーマジョリティ、またはそれ以前の段階に位置しており、将来の成長余地は相当大きいと推定される。

※グローバルXリサーチレポート『テーマ型投資にまつわる6つの誤解を解き明かす(2021年2月22日付)』よりGlobal X Japan作成。

投資手法の構築

インデックス・プロバイダー(米MSCI、米ファクトセット、独ソラクティブ、米国ファースト・トラストIndxxなどの指数提供会社のこと)と連携して、インデックス手法をきめ細かく調整し、設定したテーマの恩恵を受ける確度が高いと当社が判断する企業を正確に見極める反復可能なプロセスを確立します。

グローバルXが提供するETF一覧

ティッカーファンド名称(英語)資産残高
(10億ドル)
経費率(%)3か月のトラックレコード(%)セクター・テーマ
1PAVEGlobal X U.S. Infrastructure Development ETF$6.680.4720.7米:インフラストラクチャー
2BOTZGlobal X Robotics & Artificial Intelligence ETF$3.330.6923.9先進国:ロボティックス&人工知能
3URAGlobal X Uranium ETF$2.730.699.3グローバル:ウラン・原子力
4LITGlobal X Lithium & Battery Tech ETF$1.660.75▼6.1ブローバル:リチウム・バッテリー
5MLPAGlobal X MLP ETF$1.550.458.8 米: MLPs
6AIQGlobal X Artificial Intelligence & Technology ETF$1.440.6814.5先進国:人工知能
7COPXGlobal X Copper Miners ETF$1.42B0.6510.3グローバル:銅鉱山関連
8MLPXGlobal X MLP & Energy Infrastructure ETF$1.04B0.458.8米:MLP&エネルギーインフラ
9SILGlobal X Silver Miners ETFま$0.800.65▼6.0グローバル:銀鉱山
10BUGGlobal X Cybersecurity ETF$0.780.519.9グローバル:サイバー・セキュリティー
11KRMAGlobal X Conscious Companies ETF$0.630.4311.8米:ESG
12DRIVGlobal X Autonomous & Electric Vehicles ETF$0.620.686.4グローバル:自動運転・EV
13CLOUGlobal X Cloud Computing ETF$0.610.684.2グローバル:IT・クラウドコンピューティング
14FINXGlobal X FinTech ETF$0.370.6815.3先進国:フィンテック
15SNSRGlobal X Internet Of Things ETF$0.290.6811.5先進国:IOT
16CATHGlobal X S&P 500 Catholic Values ETF$0.810.2912.3カトリック(ESG)
出所:etf.com  2024年3月7日時点

※ページの都合ですべてを網羅しているわけではありません。資産残価だの高いものからラインナップしています。

グローバルXのテーマ型株式ETFを解説

このように、様々な旬のテーマを取り上げています。今どういった投資テーマが注目されているのかを把握するにも興味深いファンドのラインナップとなっています。

株式市場で話題になっている「AI」、「ロボット」、「自動運転」「EV」「クラウド・コンピューティング」といった旬のテーマが数多くランナップされています。投資総額は大きくありませんが、「ゲーム・Eスポーツ」「農業テック&フード」「データセンターREIT」といったテーマもあります。

また、「Global X S&P 500 Catholic Values ETF(CATH)」といったESGとはまた違ったテーマも取り上げています。このファンドは、S&P500構成銘柄のなかからスクリーニングされていますが、米国カトリック司教協議会(U.S. Conference of Catholic Bishops)によりカトリックの価値観と矛盾すると見なされた業種からの収益があるかどうかを確認します。

そのため、CATHは、非従来型兵器、避妊、中絶、幹細胞研究、ポルノグラフィーの制作から収益を得ている企業については、一切容認していません。通常兵器の販売は、収益の最大50%までとします。児童労働の証拠がある企業も除外されます。キャップ加重のセクター・エクスポージャーと、各セクター内でのキャップ加重のエクスポージャーを維持することで、株式売却による投資への影響を最小限に抑えています。

アメリカで上場しているテーマ型ETFについて解説していきます。

※資産残高の大きい順になっています。

グローバルX 米国インフラ開発 ETF(PAVE)

PAVE(Global X U.S. Infrastructure Development ETF)は、収益の大半をインフラ開発から得ているか、またはインフラ開発に関連する事業目的を明言している米国上場企業の時価総額加重型インデックスを追跡している。

PAVEのインフラストラクチャーの定義には、原材料メーカー、建設機械メーカー、産業輸送、エンジニアリング・サービスなど、建設サプライチェーンの多くのプレーヤーが含まれる。他の多くのインフラ・ファンドとは異なり、PAVEは米国内のインフラに焦点を当て、米国に上場し、かつ米国からの収益が50%以上であることを条件としている。

インデックスには、時価総額で加重平均された大型、中型、小型の企業が含まれる。MLP、REIT、BDCは除外される。分散を目的として、PAVE は毎年、単一銘柄の上限を3%、単一銘柄の下限を0.3%として、再構成とリバランスを行う。

設定日  2003/6/17
経費率  0.47%
総資産  $7.14B

PAVEの構成上位銘柄(Top15)

PAVE100銘柄保有2024/3/26
ETNEaton Corp. Plc3.4%
URIUnited Rentals, Inc.3.2%
MLMMartin Marietta Materials, Inc.3.2%
TTTrane Technologies plc3.1%
PHParker-Hannifin Corporation3.1%
EMREmerson Electric Co.3.1%
NUENucor Corporation3.0%
PWRQuanta Services, Inc.2.9%
FASTFastenal Company2.9%
VMCVulcan Materials Company2.8%
CSXCSX Corporation2.8%
DEDeere & Company2.7%
NSCNorfolk Southern Corporation2.7%
UNPUnion Pacific Corporation2.6%
SRESempra2.5%
Top15小計43.8%
Top10小計30.6%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

PAVEのパフォーマンス

PAVE1M3MYTD1YR5YR10YR
PAVE5.33%13.04%13.64%45.96%21.44%—
PAVE (NAV)6.84%14.54%14.29%46.59%21.74%—
出所:etf.com 時点:2024/3/26

幅広く公共インフラストラクチャー関連企業に分散されています。鉄道や電力会社なども組み入れられています。ユーティリティー・セクター(公益セクター)に加え、米国内でインフラストラクチャーを新設・更新する際に恩恵を受ける企業も多く組み入れられています。

グローバルX ロボット&AI・ETF(BOTZ)

BOTZ(Global X Robotics & Artificial Intelligence ETF)は、ロボットや人工知能の開発・生産に携わる企業に対し、時価総額で選別・加重された指数を追跡する。BOTZは、時価総額で選択され加重されたインデックスを通じて、ロボットや人工知能の開発・生産に携わる企業へのセクターを超えたエクスポージャーを提供する。

対象となる企業は先進国に上場しており、収益の大部分をロボットや人工知能の分野から得ているか、または事業目的を明示している必要がある。この分野には、ドローンの開発からヘルスケア・ロボット、予測分析ソフトウェアまで様々な用途が含まれる。伝統的なセクター分類システムで見ると、BOTZは産業とテクノロジーに大きく傾いている。インデックスは毎年再構成され、リバランスされています。

BOTZの構成上位銘柄(Top15)

BOTZ44銘柄保有2024/3/27
NVDANVIDIA Corporation9.4%
ISRGIntuitive Surgical, Inc.8.0%
ABBNABB Ltd.7.9%
日本:6861キーエンス7.8%
日本:6273SMC Corporation7.4%
日本:6506安川電機4.6%
PATHUiPath, Inc. Class A4.3%
日本:6954ファナック4.3%
DTDynatrace, Inc.4.1%
日本:6383ダイフク4.1%
日本:6645オムロン3.4%
CGNXCognex Corporation3.2%
AUTOAutoStore Holdings Ltd.2.7%
PEGAPegasystems Inc.2.5%
TECNTecan Group AG2.4%
Top15小計75.8%
Top10小計61.7%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

BOTZのパフォーマンス

1M3MYTD1YR5YR10YR
BOTZ2.93%11.59%12.00%31.30%10.18%—
BOTZ (NAV)4.93%13.42%12.65%33.01%10.28%—
出所:etf.com 時点:2024/3/26

ファクトリー・オートメンションを主体とするロボット企業とAI企業が混在しています。ある意味、IOT関連の先端と言ってもいいかもしれません。日本企業が多く含まれています。

グローバルX ウラニウム ETF(URA)

URA(Global X Uranium ETF)は、ウラン採掘と原子力部品生産に携わる企業の時価総額加重インデックスを追跡する。URAは、世界のウラン採掘および原子力部品製造に携わる幅広い企業へのエクスポージャーを提供する。

これにはウラン採掘、精製、探鉱、ウラン・原子力産業用機器の製造などが含まれる。インデックスは半年ごとに再構成される。2018年5月1日以前、当ファンドはSolactive Global Uranium Indexに連動していた。当ファンドは、2018年第3四半期中に原指数をソラクティブ・グローバル・ウラン・原子力部品指数に変更すると発表した。

設定日  2011/4/10
経費率  0.69%
総資産  $2.90B

URAの構成上位銘柄(Top15)

URA49銘柄保有2024/3/27
CCOCameco Corporation21.1%
U.UTSprott Physical Uranium Trust8.9%
NXENexGen Energy Ltd.6.1%
PDNPaladin Energy Ltd5.7%
UECUranium Energy Corp.4.5%
KAPNational Atomic Company Kazatomprom JSC Sponsored GDR RegS4.4%
DMLDenison Mines Corp.3.7%
YCAYellow Cake Plc3.5%
7011Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.3.1%
28260SAMSUNG C&T CORP2.9%
BOEBoss Energy Limited2.7%
34020Doosan Enerbility Co., Ltd.2.5%
SSWSibanye Stillwater Limited2.2%
720Hyundai Engineering & Construction Co., Ltd2.2%
8001Itochu Corporation2.1%
Top15小計75.7%
Top10小計63.9%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/27

URAのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
URA3.05%0.66%2.49%61.32%21.42%1.43%
URA (NAV)3.41%3.68%3.97%60.07%21.90%1.33%
出所:etf.com 時点:2024/3/26

欧州で原子力発電の再開の方向で進み始めたことで、原子力関連投資は盛り上がっています。原子力発電の燃料となるウラン鉱石の価格は急上昇しています。ウラン鉱山関連企業の株価も上昇しており注目が上がってきています。

日本では、議論が進んでいませんが、原子力発電はリニューアブル・エネルギーと認識され始める風潮が出始めています。中国企業が新興国や産油国向けに原子力発電所の建設を進めています。アメリカ政府としても中国の進出には目を凝らしているようです。今後アメリカ企業への補助金などの支援策が打ち出されても不思議ではありません。

グローバルX リチウム&バッテリーテクノロジーETF(LIT)

LIT(Global X Lithium & Battery Tech ETF)は、世界のリチウム鉱山会社およびリチウム電池生産会社の時価総額加重インデックスを追跡する。LITは、世界のリチウム採掘・探査、またはリチウム電池生産に携わる20~40社の時価総額加重インデックスを追跡する。

平凡なファンドがリチウム産業への広範なエクスポージャーを提供する一方で、LITはマイクロキャップに傾斜した的を絞った集中的なエクスポージャーを提供することに成功している。LITは、ETFとしてニッチなリチウム・エクスポージャーを求める投資家に最適である。インデックスは毎年再構成され、リバランスされる。

設定日  07/22/10
経費率  0.75%
総資産  $1.63B

LITの構成上位銘柄(Top15)

LIT41銘柄保有2024/3/27
ALBAlbemarle Corporation9.2%
2371NAURA Technology Group Co Ltd Class A6.1%
6762TDK Corporation6.0%
MINMineral Resources Limited5.2%
PLSPilbara Minerals Limited4.9%
300750Contemporary Amperex Technology Co., Ltd. Class A4.8%
6400Samsung SDI Co., Ltd4.4%
SQMSociedad Quimica y Minera de Chile S.A. Sponsored ADR Pfd Series B4.4%
6752Panasonic Holdings Corporation4.3%
300014EVE Energy Co. Ltd. Class A4.2%
373220LG Energy Solution Ltd.4.1%
1211BYD Company Limited Class H4.1%
2466Tianqi Lithium Corp. Class A4.1%
2460Ganfeng Lithium Group Co., Ltd. Class A3.5%
TSLATesla, Inc.3.2%
Top15小計72.5%
Top10小計53.4%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

LITのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
LIT2.66%-11.17%-12.25%-25.25%10.93%6.69%
LIT (NAV)5.87%-8.74%-11.50%-24.12%11.03%6.74%
出所:etf.com 時点:2024/3/26

電気自動車(EV)開発・販売が進んでいることで、蓄電効率が良いとされる電池市場は大きく成長することが期待されてきました。ここにきてEVの販売が伸び悩んでいることで、中国企業の電池の価格が下落する可能性が出ています。

電池価格が下がれば、EVの価格も安くなる可能性があり、再度EV市場に勢いが出てくるかもしれません。その時には、電池材料であるリチウムはひっ迫する可能性があります。

グローバルX MLP ETF(MLPA)

MLPA(Global X MLP ETF) は米国上場中流 MLP の時価総額加重型インデックスに連動し、C-コーポレーションとして組成されている。MLPAは米国上場のミッドストリームMLPに限定してエクスポージャーを提供している。約20~30の構成銘柄を保有し、様々なエネルギー製品の輸送、貯蔵、処理に重点を置く事業体に絞り込む。

選択された証券は時価総額で加重平均され、上限制約を受ける。Cコーポレーションとして組成されているため、ファンドはファンド・レベルで税金を支払うが、分配金は一般的に税金が繰り延べられるという利点がある。

インデックスは四半期ごとにリバランスされる。2015年3月30日以前は、当ファンドは探鉱・生産(上流)と精製・販売(下流)企業を含むSolactive MLP Composite Indexに連動していた。現在は、Solactive MLP Infrastructure Indexを追跡する。

設定日  2012/4/18

経費率  0.45%

総資産  $1.59B

MLPAの構成上位銘柄(TOP15)

MLPA21銘柄保有2024/3/27
EPDEnterprise Products Partners L.P.12.5%
ETEnergy Transfer LP11.8%
MPLXMPLX LP10.6%
PAAPlains All American Pipeline, L.P.9.6%
WESWestern Midstream Partners, LP9.4%
ENLCEnLink Midstream LLC7.7%
SUNSunoco LP7.6%
HESMHess Midstream LP Class A6.1%
NSNuStar Energy L.P.5.9%
CQPCheniere Energy Partners, L.P.5.1%
USACUSA Compression Partners LP3.5%
GLPGlobal Partners LP3.4%
SPHSuburban Propane Partners, L.P.3.1%
GELGenesis Energy, L.P.2.9%
DKLDelek Logistics Partners LP0.9%
Top15小計100.0%
Top10小計86.3%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

MLPAのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
MLPA2.25%9.31%9.61%27.44%7.23%1.30%
MLPA (NAV)2.22%10.20%9.73%27.18%7.22%1.35%
出所:etf.com 時点:2024/3/26

MLP(主に原油・石油製品・天然ガスのパイプライン)はもともと長期契約が多いので、収益が安定していると言われています。安定した配当収入も期待できます。

しかし、MLP価格は原油相場の影響を受けています。今は原油価格が上昇しているので、底堅い動きとなっていますが、天然ガス価格は低迷しているので、天然ガス系のMLPは苦戦しています。

エネルギー・セクターにおいて安定したキャッシュフローを獲得できるいい投資機会です。日本ではMLPの個別銘柄はプロに限られています。多くの投資信託もありますが、配当の狙いの投資であれば、こうしたMLPに特化した費用の安いETFは選択肢としてはいいと思います。

グローバルX AI&ビッグデータ ETF(AIQ)

AIQ(Global X Artificial Intelligence & Technology ETF)は、人工知能・ビッグデータ関連先進国株式の時価総額加重インデックスに連動する。AIQは、自社事業、他社へのサービス、関連ハードウェアの製造のいずれにおいても、ビッグデータを分析するための人工知能の利用に関与する先進市場企業に投資するパッシブ運用を行う。

当ファンドは、公開書類、製品・サービス、企業の公式声明、および人工知能とビッグデータのカテゴリーへの直接関与に関するその他の情報の複合分析に基づいて、この分類を決定する。AIQsの構成銘柄は時価総額加重平均で、半年ごとに再加重が行われ、毎年再構成される。

設定日  2005/11/18
経費率  0.68%
総資産  $1.63B

AIQの構成上位銘柄(TOP15)

AIQ86銘柄保有2024/3/27
NVDANVIDIA Corporation4.5%
METAMeta Platforms Inc Class A3.7%
NFLXNetflix, Inc.3.6%
AMZNAmazon.com, Inc.3.2%
ORCLOracle Corporation3.2%
CRMSalesforce, Inc.3.1%
AVGOBroadcom Inc.3.1%
QCOMQUALCOMM Incorporated3.1%
IBMInternational Business Machines Corporation3.1%
700Tencent Holdings Ltd.3.0%
MSFTMicrosoft Corporation3.0%
韓国:5930Samsung Electronics Co., Ltd.2.9%
NOWServiceNow, Inc.2.9%
GOOGLAlphabet Inc. Class A2.9%
BABAAlibaba Group Holding Limited Sponsored ADR2.7%
Top15小計47.8%
Top10小計33.4%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

AIQのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
AIQ2.38%8.77%8.95%45.18%17.24%—
AIQ (NAV)2.94%10.03%9.12%47.78%17.27%—
出所:etf.com 時点:2024/3/26

昨年来、AI関連投資は一大ブームとなっています。2023年年初から株式市場において、AI関連を除いたパフォーマンスはほぼフラットです。FRBは金融引き締めを行っていることから株式市場は全体的には、盛り上がっていません。

しかしながら、AI関連のパフォーマンスがあまりにも高く、株式市場全体を引き上げています。特に、マグニフィセント7と称される大手メガハイテク企業のパフォーマンスは非常に高くなっています。手っ取り早く、AI関連へのエクスポージャーを得たい投資家には、AIをテーマにしたETFは最良の選択肢かもしれません。

ただし、あまりの過熱感から市場には極度の集中を嫌気する風潮も出始めています。

グローバルX 銅ビジネス ETF(COPX)

COPX(Global X Copper Miners ETF)は世界の銅鉱山会社の時価総額加重インデックスを追跡する。

COPXは、株式分野で純粋な銅へのエクスポージャーのための最初のETFオプションである。このファンドは、世界の銅鉱業への幅広い株式エクスポージャーを提供する時価総額加重インデックスに連動することで、このエクスポージャーを得る。厳密にはグローバル・ファンドだが、北米でのエクスポージャーが高い。当ファンドは、3ヶ月間の取引所に関する1日の平均取引量に従って企業をランク付けする。最上位のファンドがインデックスに組み入れられる。インデックスは半年ごとにリバランスされる。

設定日  04/19/10
経費率  0.65%
総資産  $1.82B

COPXの構成上位銘柄(TOP15)

COPX38銘柄保有2024/3/27
ANTOAntofagasta plc5.9%
IVNIvanhoe Mines Ltd. Class A5.7%
LUNLundin Mining Corporation5.7%
SCCOSouthern Copper Corporation5.6%
2899Zijin Mining Group Co., Ltd. Class H5.2%
FCXFreeport-McMoRan, Inc.5.0%
TECK.BTeck Resources Limited Class B4.2%
5713Sumitomo Metal Mining Co., Ltd.4.2%
KGHKGHM Polska Miedz S.A.4.1%
BOLBoliden AB4.1%
SFRSandfire Resources Ltd4.1%
BHPBHP Group Ltd4.0%
GLENGlencore plc3.8%
5711Mitsubishi Materials Corp.3.7%
CSCapstone Copper Corp3.6%
Top15小計68.8%
Top10小計49.7%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

COPXのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
COPX13.37%6.89%8.53%14.20%15.87%6.25%
COPX (NAV)14.19%9.31%8.98%16.04%16.29%6.62%
出所:etf.com 時点:2024/3/26

銅は産業には必要な工業原料で、産業のバロメーターと言われます。設備投資に多く利用されます。電気自動車には多くの銅が使われます。

このところ、中国の景気減速(EVも含む)で銅価格は低迷していますが、世界の設備投資が盛り上がってくると銅に注目が集まります。これまで、金に特化したETFはありましたが、銅や銀に注目したETFの取り扱いはありませんでした。ついに、日本でも取り扱いが始まりました。

グローバルX MLP&エナジー・インフラストラクチャー ETF(MLPX)

MLPX (Global X MLP & Energy Infrastructure ETF)は MLP とエネルギー・インフラに携わる企業のインデックスに連動する。このETFはオープンエンドファンドとして組成されている。Cコーポレーションとして組成されている既存のMLP ETPの大半とは異なり、MLPXは1940年法ファンドとして規制されている。

これにより、他の仕組みのデメリットが解消される一方で、MLPへのエクスポージャーが希薄になる。

このファンドは、少なくとも20の米国上場の中流エネルギー・インフラMLPと法人を保有する予定である。MLPXはRICに準拠しなければならないため、四半期ごとのリバランスではポートフォリオの24%のみをMLPに配分することができ、残りは時価総額加重のインフラ企業に配分される。保有銘柄には様々な上限規制が適用される。

設定日  2008/7/13
経費率  0.45%
総資産  $1.07B

MLPXの構成上位銘柄(TOP15)

MLPX26銘柄保有2024/3/27
WMBWilliams Companies, Inc.9.4%
OKEONEOK, Inc.9.3%
ENBEnbridge Inc.8.7%
TRPTC Energy Corporation7.8%
LNGCheniere Energy, Inc.6.5%
KMIKinder Morgan Inc Class P6.3%
TRGPTarga Resources Corp.5.1%
ETEnergy Transfer LP4.5%
EPDEnterprise Products Partners L.P.4.4%
MPLXMPLX LP4.3%
PAAPlains All American Pipeline, L.P.4.3%
PPLPembina Pipeline Corporation4.2%
DTMDT Midstream, Inc.3.8%
WESWestern Midstream Partners, LP3.6%
ETRNEquitrans Midstream Corporation3.4%
Top15小計85.3%
Top10小計66.17%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

MLPXのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
MLPX5.70%8.69%9.11%33.36%10.81%5.12%
MLPX (NAV)4.71%9.30%9.38%33.08%10.87%5.03%
出所:etf.com 時点:2024/3/26

エネルギー・インフラのなかで、MLPに特化したETF以外にも、株式会社も組み入れたETFです。エネルギー・インフラにおいてより広範な投資が行えます。

グローバルX 銀ビジネス ETF(SIL)

SIL(Global X Silver Miners ETF)は、銀鉱業に積極的に従事する企業の時価総額加重インデックスを追跡する。SILは、銀の採掘および/または探鉱や精錬など密接に関連する活動に従事する企業を含む、銀採掘産業に従事するグローバル企業の株式市場のパフォーマンスを追跡することを目的とする。

原指数の構成銘柄は、直近3ヶ月の1日平均取引高を米ドルで表示したランキング・システムによって決定される。ポートフォリオは通常20~40銘柄で構成され、時価総額加重型である(上限あり)。インデックスは半年ごとに調整される。

設定日  04/19/10
経費率  0.65%
総資産  $843.77M

SILの構成上位銘柄(TOP15)

SIL33銘柄保有2024/3/27
WPMWheaton Precious Metals Corp23.0%
PAASPan American Silver Corp.13.0%
BVNCompania de Minas Buenaventura SAA Sponsored ADR9.1%
10130Korea Zinc Co., Ltd.7.1%
PE&OLESIndustrias Penoles SAB de CV5.1%
FRFirst Majestic Silver Corp.4.4%
HLHecla Mining Company4.4%
CDECoeur Mining, Inc.3.4%
FRESFresnillo PLC3.3%
FVIFortuna Silver Mines Inc.2.9%
TFPMTriple Flag Precious Metals Corp.2.7%
MAGMAG Silver Corp.2.6%
AYAAya Gold & Silver Inc.2.5%
SILSilverCrest Metals, Inc.2.4%
ADTAdriatic Metals Plc Shs Chess Deposit Interests Repr 1 Sh2.2%
Top15小計88.0%
Top10小計75.7%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

SILのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
SIL12.73%-10.09%-8.53%-11.38%0.03%-2.56%
SIL (NAV)13.14%-9.70%-8.80%-9.02%0.27%-3.32%
出所:etf.com 時点:2024/3/26

銅ETFと同じように新しい投資対象となるETFです。

グローバルX サイバーセキュリティ ETF(BUG)

BUG(Global X Cybersecurity ETF)は、サイバーセキュリティ活動に関連する収益に基づいて選択された企業の修正時価総額加重グローバル・インデックスを追跡する。BUGは、システム、ネットワーク、アプリケーション、コンピュータ、モバイル機器への侵入や攻撃を防ぐセキュリティ・プロトコルの開発・管理に携わる企業へのエクスポージャーを提供する。

適格証券は、新興国および先進国の証券であり、サイバーセキュリティ活動から50%以上生み出されなければならない収益に基づいて選択される。当ファンドは、こうした証券に基づくADRやGDRにも投資する。このインデックスは構成銘柄を時価総額で加重平均するが、それぞれ上限を設けることで、大企業への集中を抑え、他の企業へのエクスポージャーを高めている。

サイバーセキュリティ企業の上位40社が最終的なインデックスを形成する。インデックスは半年ごとに再構成され、再加重される。

設定日  10/25/19
経費率  0.51%
総資産  $775.14M

BUGの構成上位銘柄(TOP15)

BUG25銘柄保有2024/3/27
CRWDCrowdStrike Holdings, Inc. Class A8.4%
GENGen Digital Inc.6.0%
ZSZscaler, Inc.5.8%
CHKPCheck Point Software Technologies Ltd.5.7%
FTNTFortinet, Inc.5.6%
OKTAOkta, Inc. Class A5.5%
CYBRCyberArk Software Ltd.5.4%
PANWPalo Alto Networks, Inc.5.4%
SSentinelOne, Inc. Class A5.2%
VRNSVaronis Systems, Inc.5.0%
TENBTenable Holdings, Inc.4.8%
日本:4704Trend Micro Incorporated4.7%
ATENA10 Networks, Inc.4.4%
DARKDarktrace PLC4.4%
RDWRRadware Ltd.4.1%
Top15小計80.4%
Top10小計57.9%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

BUGのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
BUG-1.33%0.00%1.13%32.87%——
BUG (NAV)2.23%1.43%2.09%35.22%——
出所:etf.com 時点:2024/3/26

今年は、アメリカ大統領選挙の年ということで、サイバーセキュリティ関連銘柄は非常に注目されています。ただでさえ、世界の地政学リスクが高まっているので、サイバーセキュリティはどうしても避けて通れない道です。サイバーセキュリティ全般に幅広くエクスポージャーをとりたい投資家にはお勧めです。

グローバルX サイバーセキュリティ ETF(KRMA)

KRMA(Global X Conscious Companies ETF)は、環境、社会、コーポレート・ガバナンス(ESG)の特徴を示す米国上場企業で構成される均等加重インデックスを追跡する。KRMAは、企業の5つのステークホルダー(顧客、従業員、サプライヤー、株式・債券保有者、地域社会)に関連するESG要因に焦点を当てた均等加重インデックスを追跡している。

具体的には、従業員の生産性、顧客ロイヤルティ、コーポレート・ガバナンス、経営陣の誠実さ、財務報告の質など、ESGのポジティブな特性を示す企業を、多くの情報資源、公開ランキング、独自のモデルを使ってスコアリングし、ランク付けする。最終段階では、3年連続でこれらのESG特性を示していない企業を選別する。

KRMAの最低資本金は20億米ドルで、多くの小型株を効果的に除外している。ファンドはセクターの制約を主張しない。インデックスは毎年10月に再構成され、四半期ごとに1月からリバランスが行われる。

設定日  2007/11/16
経費率  0.43%
総資産  $631.51M

KRMAの構成上位銘柄(TOP15)

KRMA167銘柄保有2024/3/27
MSFTMicrosoft Corporation6.3%
AAPLApple Inc.4.9%
NVDANVIDIA Corporation4.0%
GOOGLAlphabet Inc. Class A2.8%
AMZNAmazon.com, Inc.2.7%
METAMeta Platforms Inc Class A1.4%
DKSDick’s Sporting Goods, Inc.0.7%
DELLDell Technologies, Inc. Class C0.6%
VLOValero Energy Corporation0.6%
EWEdwards Lifesciences Corporation0.6%
TGTTarget Corporation0.6%
AXPAmerican Express Company0.6%
CATCaterpillar Inc.0.6%
TRMBTrimble Inc.0.6%
EBAYeBay Inc.0.6%
Top15小計27.4%
Top10小計24.5%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

KRMAのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
KRMA2.81%7.67%7.43%27.28%12.76%—
KRMA (NAV)3.38%8.74%8.37%29.33%13.06%—
出所:etf.com 時点:2024/3/26

ESGというだけでいたって普通のポートフォリオです。ESGに縛られない限りあまり意味ないかもしれません。

グローバルX 自動運転&EV ETF(DRIV)

DRIV(Global X Autonomous & Electric Vehicles ETF)は、人工知能を利用して、自律走行車や電子車両の開発、生産、技術サポートに関わるグローバル銘柄を選定するインデックスを追跡する。

DRIVは、独自の自然言語処理アルゴリズムを用いて、電子自動車(EV)、電気自動車部品(EVC)、自律走行車技術(AVT)の3つのセグメントのいずれかにエクスポージャーを持つ企業を特定する。EVCセグメントは、さらにコンポーネントと素材の2つのサブグループに分けられる。保有銘柄は、時価総額のスペクトラムにまたがり、新興市場を含む世界中の企業である。アルゴリズムは、各企業が財務ニュースなどの公開文書において、特定のキーワードに関連してどれだけ頻繁に参照されているかに基づいて、各セグメント内の適格企業をスコアリングする。

EVの上位15社、EVCの上位30社(各サブグループ15社)、AVTの上位30社で構成される。同インデックスは修正時価総額加重方式を採用しており、下位20%の企業には2%の加重を、それ以外の企業には3%の加重を割り当てている。インデックスは半年ごとに再構成される。

設定日  2018/4/13
経費率  0.68%
総資産  $597.40M

DRIVの構成上位銘柄(TOP15)

DRIV76銘柄保有2024/3/27
NVDANVIDIA Corporation5.0%
7203トヨタ3.6%
MSFTMicrosoft Corporation3.2%
GOOGLAlphabet Inc. Class A3.1%
QCOMQUALCOMM Incorporated3.0%
AAPLApple Inc.2.7%
INTCIntel Corporation2.6%
TSLATesla, Inc.2.3%
HONHoneywell International Inc.2.2%
6501日立2.0%
STLAMStellantis N.V.1.9%
GMGeneral Motors Company1.8%
NXPINXP Semiconductors NV1.7%
7267ホンダ1.6%
FFord Motor Company1.6%
Top15小計38.2%
Top10小計29.6%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

DRIVのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
DRIV2.33%-2.68%-1.99%8.74%14.04%—
DRIV (NAV)2.86%-0.21%-1.21%10.01%14.18%—
出所:etf.com 時点:2024/3/26

ポートフォリオを見る限り、自動車セクターに自動運転(ADAS)のソフト企業や開発企業を加えただけのようです。EVと謳っている割にEV企業に投資しているわけではありません。しかもアメリカ企業に偏っています。

グローバルX クラウド・コンピューティング ETF(CLOU)

CLOU(Global X Cloud Computing ETF)は、クラウド・コンピューティング業界に関わる企業の時価総額加重型グローバル株式インデックスへのエクスポージャーを提供する。CLOUは、クラウド・コンピューティング企業への株式エクスポージャーを提供する。

CLOUは、インターネット上でソフトウェアのライセンス供与やサブスクリプションの提供、インターネット経由でのソフトウェア作成プラットフォームの提供、インターネット経由での仮想化コンピューティングの提供、データセンターの所有・管理、関連ハードウェアの製造・販売などを行う企業を対象としている。これらの活動から少なくとも50%の収益を得ている企業でなければならない。また、このインデックスでは、収益の割合に関係なく、これらの活動から5億ドル以上の収益を得ている企業も対象としている。

特定の企業へのエクスポージャーの上限は10%である。当インデックスは、先進国市場と新興国市場において、様々な規模の企業を選定している。このインデックスには、その領域を定義する以上の追加的なフィルターは適用されない。インデックスは時価総額加重される。

設定日  2004/12/19
経費率  0.68%
総資産  $606.95M

CLOUの構成上位銘柄(TOP15)

CLOU37銘柄保有2024/3/27
WIXWix.com Ltd.5.6%
PCORProcore Technologies Inc5.3%
DOCNDigitalOcean Holdings, Inc.5.1%
NFLXNetflix, Inc.4.9%
CRMSalesforce, Inc.4.9%
SHOPShopify, Inc. Class A4.3%
WDAYWorkday, Inc. Class A4.3%
ZSZscaler, Inc.4.0%
TWLOTwilio, Inc. Class A3.9%
PAYCPaycom Software, Inc.3.9%
BOXBox, Inc. Class A3.7%
SPSCSPS Commerce, Inc.3.7%
FIVNFive9, Inc.3.6%
ZMZoom Video Communications, Inc. Class A3.6%
QLYSQualys, Inc.3.6%
Top15小計64.4%
Top10小計46.2%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

CLOUのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
CLOU0.83%-5.40%-4.06%26.40%——
CLOU (NAV)1.96%-3.86%-3.31%29.91%——
出所:etf.com 時点:2024/3/26

クラウド・コンピューティングはAIの主戦場となっています。ハイパースケーラー(AMZN、MSFT、GOOGL)のデータセンターはAI開発の中心地であり、最前線です。これに、既存のコンピューティング企業であるORCLやIBMも存在感を見せようと頑張っています。しかしながら、資金力にものを言わせたハイパースケーラーが引き続き市場をリードしていくでしょう。

データセンターの機材やハードウェアを含むインフラストラクチャーがいまのところショベル・アンド・ピッケル理論で株式市場でも恩恵を受けています。

しかし、全ての業者が生き残るわけではないでしょう。技術的に淘汰されていく製品・サービスを有する企業の株はアンダーパフォームするでしょう。しかしこのETFはハイパースケーラーの組み入れは非常に小さく、データセンターのなかでもハイパースケーラーを支えるニッチな企業ばかりという印象です。

広く分散されたデータセンター特化のETFは今後も評価されるとみていますが、このETFの組み入れ銘柄を見る限り、生き残れるのかが心配でもあります。加えて不動産としてのデータセンターREITが組み入れられていないのが気になります。同じグローバルX社が提供しているVPNで補完することができます。

グローバルX フィンテック ETF(FINX)

FINX(Global X FinTech ETF)は先進国市場において金融テクノロジー商品・サービスの提供から大きな収益を得ている企業の時価総額加重型インデックスを追跡する。FINXは、新興金融テクノロジー(FinTech)テーマへのセクター横断的なエクスポージャーを提供する。

具体的には、モバイル・ペイメント、マーケットプレイス・レンディング、クラウドファンディング、エンタープライズ・ソリューション、ブロックチェーンと代替通貨、パーソナル・ファイナンス・ソフトウェアと自動ウェルス・マネジメント・サービスの6つのFinTechテーマのうち少なくとも1つに大きなエクスポージャーを持つ先進国市場の証券をファンドに組み入れる。

これらの銘柄は金融とテクノロジーの境界線をまたいでいるため、どちらかのセクターの恩恵を受けることができるが、セクター全体のショックの影響も受けやすい。FINXは最大100社のFinTech企業を保有することを目標としており、時価総額で加重平均される。構成銘柄は、個別銘柄の組入比率が6%を超えないように制約され、5%超の組入比率を持つ銘柄の合計組入比率はポートフォリオの40%を上限とする。インデックスは年1回リバランスされ、再構成される。

設定日  2009/12/16
経費率  0.68%
総資産  $353.38M

FINXの上位保有銘柄(TOP15)

FINX61銘柄保有2024/3/27
PYPLPayPal Holdings, Inc.6.4%
FIFiserv, Inc.6.2%
ADYENAdyen NV6.1%
SQBlock, Inc. Class A6.1%
COINCoinbase Global, Inc. Class A6.1%
FISFidelity National Information Services, Inc.6.0%
INTUIntuit Inc.5.7%
GPNGlobal Payments Inc.4.5%
SSNCSS&C Technologies Holdings, Inc.4.4%
XROXero Limited3.7%
WISEWise PLC Class A3.3%
JKHYJack Henry & Associates, Inc.3.3%
TOSTToast, Inc. Class A2.8%
AFRMAffirm Holdings, Inc. Class A2.6%
GWREGuidewire Software, Inc.2.6%
Top15小計69.8%
Top10小計55.2%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

FINXのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
FINX5.01%6.86%7.43%39.78%1.23%—
FINX (NAV)7.29%6.34%6.33%35.43%1.33%—
出所:etf.com 時点:2024/3/26

フィンテック関連は、金融機関の投資家にとって非常に興味が高い分野です。大手金融機関でない次の世代を担う新興フィンテック企業には有望な技術力・開発力を持った企業が数多く存在しています。しかしそれだけ競争も激しい分野ですから生き残っていくのは大変です。銘柄分散されたこうしたETFはフィンテックという名前に酔った投資家には人気になるでしょう。

グローバルX インターネット・オブ・シングスETF(SNSR)

SNSR(Global X Internet Of Things ETF)は、モノのインターネット産業を促進する先進市場企業で構成される時価総額加重型インデックスを追跡する。SNSRは、モノのインターネット(IoT)産業に関与する先進市場企業へのエクスポージャーを提供する。IoTとは、ネットワーク接続性を持つ日常的なモノの開発であり、データの送受信を可能にする。この業界には、ウェアラブル技術、ホームオートメーション、コネクテッド自動車技術、センサー、ネットワーキング・インフラ/ソフトウェア、スマートメーター、エネルギー制御機器などを提供する企業が含まれる。

これらのピュアプレイ企業は時価総額で加重平均され、最大6%、最小0.3%で保有されている。さらに、IoTエコシステムにとって重要であると認識され、IoT製品・サービスに特化した事業部門を持つ企業も、ピュアプレイ企業が100社に満たない場合は組み入れることができる。インデックスは毎年再構成され、リバランスされる。

設定日   2009/12/16
経費率   0.68%
総資産   $286.53M

SNSRの構成上位銘柄(TOP15)

SNSR55銘柄保有2024/3/27
DXCMDexCom, Inc.7.2%
GRMNGarmin Ltd.6.3%
6723Renesas Electronics Corporation6.1%
SWKSSkyworks Solutions, Inc.5.9%
STMPASTMicroelectronics NV5.6%
LSCCLattice Semiconductor Corporation4.4%
2395Advantech Co., Ltd.4.4%
IOTSamsara, Inc. Class A3.0%
RMBSRambus Inc.2.7%
3529eMemory Technology, Inc.2.4%
ADTADT, Inc.2.3%
STSensata Technologies Holding PLC2.2%
JCIJohnson Controls International plc2.1%
QCOMQUALCOMM Incorporated2.1%
EMREmerson Electric Co.2.0%
Top15小計58.7%
Top10小計48.0%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

SNSRのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
SNSR2.40%0.67%1.67%12.88%15.28%—
SNSR (NAV)3.04%2.18%1.47%12.98%15.11%—
出所:etf.com 時点:2024/3/26

IOT(インターネット・オン・シングス)はAIと並び第4次産業革命の最前線です。IOTは理解が難しく、どのような企業がIOTに関連しているのか一般の投資家には分かりずらいでしょう。産業分野でのIOTの進捗を見守るうえでも非常に重要なカギとなる企業も含まれています。

どういった企業が次世代の産業を支えるのかという意味でも興味深いテーマです。お勉強のためにも引き続き見ておきたいETFです。

グローバルX ヒーローズ(ゲーム&eスポーツ)ETF(HERO)

HERO(Global X Video Games & Esports ETF)は、ビデオゲームおよびesports業界の企業の修正時価総額加重グローバル・インデックスを追跡する。HEROは、主要事業がビデオゲームとesportsの分野に大きなエクスポージャーを持つ、または持つと予想される企業へのアクセスを提供する。アルゴリズムが、インデックス・テーマに合致するキーワードについて企業の提出書類をスクリーニングし、企業を特定してランク付けする。

また、時価総額と流動性の最低要件を満たす適格証券は、ビデオゲームまたはesports活動から少なくとも50%の収益を上げなければ、指数組み入れの対象に選ばれない。証券は新興国および先進国のものである。当ファンドは、こうした証券に基づくADRやGDRにも投資し、セクターや地域の制約を受けない。インデックスは時価総額加重型であり、大企業への集中を制限するために個々のポジションに上限が設けられている。インデックスは半年ごとに再構成され、再加重される。

設定日   10/25/19
経費率   0.50%
総資産   $129.80M

HEROの構成上位銘柄(TOP15)

HERO42銘柄保有2024/3/27
APPAppLovin Corp. Class A7.4%
NTESNetease Inc Sponsored ADR6.6%
日本:7974任天堂5.7%
韓国:259960Krafton, Inc.5.4%
EAElectronic Arts Inc.5.3%
RBLXRoblox Corp. Class A5.3%
TTWOTake-Two Interactive Software, Inc.5.1%
台湾:3293International Games System Co., Ltd.5.0%
日本:9766コナミ4.9%
日本:9697カプコン4.7%
UUnity Software, Inc.4.6%
日本:9684スクエアエニックス4.3%
日本:3659ネクソン4.3%
BILIBilibili, Inc. Sponsored ADR Class Z3.7%
韓国:36570NCsoft Corporation3.2%
Top15小計75.6%
Top10小計55.5%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

HEROのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
HERO-1.17%1.90%0.94%2.85%——
HERO (NAV)0.44%4.79%2.27%6.59%——
出所:etf.com 時点:2024/3/26

若い世代ではオンライン・ゲームが非常に盛んです。ニンテンドーは入っているものの、ソニーやマイクロソフトなどのハードウェア企業は入っていないようです。オンライン中心の杭入れということで非常にニッチなテーマのETFといえます。

このファンドのテーマではないですが、スポーツ・ベッティングは今最も話題をさらっているテーマです。競争が激しく今後も買収合戦が繰り広げられていくことが予想されます。規制業種ではあるもののオンライン・カジノはスポーツ・ベッティングとの組み合わせで最も成長性のあるテーマです。

グローバルX 農業テック&フード ETF(KROP)

KROP(Global X Agtech And Food Innovation ETF)は農業・食品産業分野におけるイノベーションとテクノロジーの進展に関連するグローバル企業にパッシブ投資する。KROPは、農業技術と食品イノベーションという2つのテーマ別エクスポージャーを1つのファンドに統合したインデックスを追跡する。

発行体は農業技術を、作物の収量を増やし、農作業の労力を減らし、管理された環境を用いて農作業を最適化するために用いられる技術と定義している。

一方、フード・イノベーションは、植物や非動物由来の代替食品を生産しサプライチェーンにおける食品廃棄物を削減するために使用される技術と定義されている。

発行体は主に自然言語処理アルゴリズムを用いて、上記の事業活動へのエクスポージャーに応じて、企業をピュアプレイ、プレ・レベニュー、ダイバーシファイドの3つのカテゴリーに分類する。そして、各テーマから20社のピュアプレイ企業を選定する。選定された企業が40社に満たない場合は、プレ・レベニュー企業や多角化企業が含まれることもある。加重は時価総額に基づき、ピュアプレイ企業は1社当たり12%、プレ・レベニュー企業と多角的企業は合計で15%を上限とする。リバランスは半年ごとに行う。

設定日   2007/12/21
経費率   0.50%
総資産   $4.23M

KROPの構成上位銘柄(TOP15)

KROP31銘柄保有2024/3/27
CTVACorteva Inc13.3%
日本:6326クボタ12.4%
DEDeere & Company11.9%
NTRNutrien Ltd.10.4%
CNHICNH Industrial NV5.3%
FMCFMC Corporation4.9%
上海:03156Hebei Yangyuan Zhihui Beverage Co., Ltd. Class A4.4%
AGCOAGCO Corporation4.3%
ULVRUnilever PLC3.9%
上海:848Cheng De Lolo Co., Ltd. Class A3.8%
NUFNufarm Limited3.5%
上海:998Yuan Longping High-Tech Agriculture Co., Ltd. Class A3.3%
ADMArcher-Daniels-Midland Company3.2%
KKellanova2.6%
STKLSunOpta Inc.2.1%
Top15小計89.1%
Top10小計74.5%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

KROPのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
KROP4.41%2.18%1.48%-22.34%——
KROP (NAV)4.31%2.97%1.59%-22.99%——
出所:etf.com 時点:2024/3/26

食糧問題は常に話題となる投資テーマです。商品市況によって株価は大きな影響を受けます。しかし世界的に見れば、将来の食糧・農業問題は人類にとって非常大きな問題です。食料がなければ、いくらAIがあろうと人類は生きていくことができません。

投資という観点で見ると、シクリカルな部分が大きくなりますが、生活という点で見れば、忘れてはいけない部分です。何かが起こったときもっと反応が大きいのが食料品関連の商品市況です。どのような企業が農業・食品を支えているのかはマーケットを見るうえでは大切な部分だと思っています。

グローバルX 水素テック ETF(HYDR)

HYDR(Global X Hydrogen ETF)は、世界の水素エネルギー産業を捉える数少ないETFの一つである。HYDRは、水素経済の4つのセグメント(生産、燃料電池、技術、統合)に焦点を当てる。このインデックスは、公開ファイルに独自の自然言語処理(NLP)アルゴリズムを使用し、対象企業を収益ベースのテーマ別エクスポージャーでスコアリングする。

その後、企業はピュアプレイ、プレ・レベニュー、ダイバーシファイドの3つのバケットに分類される。当インデックスは、最大40銘柄のピュアプレイ銘柄からなる集中ポートフォリオを保有することを目指す。ピュアプレイ企業が25社に満たない場合は、保有銘柄数が25社に達するまで、プレ・レベニュー企業と多角化企業を組み入れることができる。

組入銘柄は時価総額加重平均とし、単一銘柄の組入比率は12%を上限とする(プレ・リミテッドまたは多角化銘柄の組入比率は2%)。加えて、分散投資企業および収益前企業へのウェイト配分の合計が10%を超えることはない。インデックスは半年ごとにリバランスされる。

設定日   2007/12/21
経費率   0.50%
総資産   $37.75M

HYDRの構成保有銘柄(TOP15)

HYDR26銘柄保有2024/3/27
BEBloom Energy Corporation Class A11.4%
PLUGPlug Power Inc.11.3%
NELNEL ASA8.5%
BLDPBallard Power Systems Inc.7.9%
韓国:271940ILJIN HYSOLUS Co., Ltd.5.5%
AFCAFC Energy plc5.5%
韓国:336260Doosan Fuel Cell Co., Ltd.5.3%
F3CSFC Energy AG5.1%
ITMITM Power PLC5.1%
FCELFuelCell Energy, Inc.4.9%
GREENHGreen Hydrogen Systems A/S3.8%
CWRCeres Power Holdings plc3.5%
PCELLPowerCell Sweden AB3.4%
日本:7203トヨタ3.1%
CMICummins Inc.3.0%
Top15小計87.3%
Top10小計70.5%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

HYDRのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
HYDR5.56%-20.83%-20.26%-46.92%——
HYDR (NAV)2.26%-19.32%-20.96%-48.29%——
出所:etf.com 時点:2024/3/26

次世代のエネルギーと言われて久しい水素エネルギーですが、コストの問題もあり、うまく進んでいないようです。今は環境関連の株式が大きくアンダーパフォームしています。

また、ゼロエミッションがテーマになれば、注目されることもあるかとは思いますが、原子力発電の再開・再考で原子力が見直されている今は旬のテーマではないでしょう。水素にとって、引き続き大きな問題はコストです。

グローバルX ソーシャルメディアETF(SOCL)

SOCL (Global X Social Media ETF)は、ソーシャルメディア企業の修正時価総額加重インデックスに連動する。SOCLはソーシャルメディア企業に特化した市場初のETFである。このバニラ・ファンドは、ピュアプレイ・ソーシャルメディア企業のウェイトを10%、非ピュアプレイ企業のウェイトを4.75%としている。

特筆すべきは、SOCLは米国の大手ハイテク企業を除外しているため、世界の同業他社と比較して米国企業のウェイトが低いことである。その代わり、中国など他国へのエクスポージャーが大きい。SOCLはまた、ソフトウェア企業を選好し、半導体やコンピュータ企業を除外している。

全体として、当ファンドのパフォーマンスの歴史は、幅広いテクノロジー・セクターのパフォーマンスから大きく乖離している。ファンドのインデックスは半年ごとに見直される。

設定日   11/14/11
経費率   0.65%
総資産   $153.71M

SOCLの構成上位銘柄(TOP15)

SOCL44銘柄保有2024/3/27
METAMeta Platforms Inc Class A14.0%
PINSPinterest, Inc. Class A8.8%
韓国:35420NAVER Corp.8.7%
香港:700Tencent Holdings Ltd.8.6%
SPOTSpotify Technology SA7.1%
香港:1024Kuaishou Technology Class B6.9%
韓国:35720Kakao Corp.5.2%
SNAPSnap, Inc. Class A5.0%
GOOGLAlphabet Inc. Class A4.6%
MTCHMatch Group, Inc.4.3%
NTESNetease Inc Sponsored ADR4.3%
BIDUBaidu Inc Sponsored ADR Class A3.8%
日本:3659ネクソン3.1%
TMETencent Music Entertainment Group Sponsored ADR3.1%
IACIAC Inc.1.7%
Top15小計89.0%
Top10小計73.1%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

SOCLのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
SOCL1.05%1.09%-0.27%10.48%4.99%7.75%
SOCL (NAV)0.27%2.60%0.15%14.60%5.01%7.22%
出所:etf.com 時点:2024/3/26

ソーシャルメディアにテーマを絞ったETFは珍しいです。しかし、ソーシャルメディアの収益源は今のところ広告です。マネタイズに基づいた銘柄選択ではないような気がします。

プラットフォーマーだけを並べているようです。どのようなサービスを展開しても各企業がどのように収益化するのかが見えてこない限り機関投資家は投資することはないでしょう。そういった意味でデジタル広告に強い企業も組み入れていかないといけないのではないでしょうか?

グローバルX データセンターリート&デジタルインフラ ETF(VPN)

VPN(Global X Data Center Reits And Digital Infrastructure ETF)は、データセンター・リートおよび関連するデジタル・インフラストラクチャー企業に関連するグローバル株式の時価総額加重型インデックスを追跡する。

VPNは、データセンター・リートおよびデジタル・インフラストラクチャーで収益の大部分を得ている先進国および新興国の企業に投資する。これらの企業は、データセンターや携帯電話タワーの所有、運営、開発に携わっている。

また、データセンターや携帯電話タワーのサーバーやその他ハードウェアの製造、設計、組立を行うデジタル・インフラ・ハードウェア企業も含まれる。基礎インデックスは、特定のキーワードの頻度に従ってこれらの企業をランク付けするアルゴリズムを使用しており、主に不動産会社が含まれる。時価総額加重型インデックスでは、時価総額の大きい企業への集中を制限するため、データセンター/セルラー・タワー企業の最大ウェイトは12.0%、サーバー/ハードウェア企業は2%、企業の最小ウェイトは0.3%、4.5%以上の企業の合計ウェイトは45%が上限、残りは4.5%が上限という制約が課せられている。インデックスは半年ごとにリバランスされ、再構成される。

設定日   2020/10/27
経費率   0.50%
総資産   $62.16M

VPNの構成上位銘柄(TOP15)

VPN26銘柄保有2024/3/27
EQIXEquinix, Inc.11.1%
AMTAmerican Tower Corporation10.7%
CCICrown Castle Inc.10.5%
DLRDigital Realty Trust, Inc.8.6%
SMCISuper Micro Computer, Inc.5.9%
NXTNextdc Limited5.4%
香港:788China Tower Corp. Ltd. Class H4.9%
DBRGDigitalBridge Group, Inc. Class A4.4%
SBACSBA Communications Corp. Class A3.9%
AJBUKeppel DC REIT3.9%
GDSGDS Holdings Ltd. Sponsored ADR Class A3.7%
UNITUniti Group Inc.3.7%
NVDANVIDIA Corporation3.3%
TOWRPT Sarana Menara Nusantara Tbk2.8%
MUMicron Technology, Inc.2.7%
Top15小計85.3%
Top10小計69.2%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

VPNのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
VPN1.72%5.32%4.71%22.16%——
VPN (NAV)1.32%7.05%5.34%24.91%——
出所:etf.com 時点:2024/3/26

日本では、個別REIT銘柄の取り扱いがないため、データセンターREIT、電波通信タワーREITに投資したい投資家には非常に貴重なETFです。アメリカだけでなくアジア・太平洋州のデータセンターREITも組み込まれています。

また、GPUやメモリー・チップ、データセンター向けのサーバー企業なども組み入れられています。主に不動産への投資が中心となりますが、データセンター向け機材企業も組み込むことで過度な集中を避けているようです。

グローバルX ブロックチェーン ETF(BKCH)

BKCH(Global X Blockchain ETF)は、ブロックチェーン技術に関連するグローバル企業の時価総額加重インデックスを追跡する。BKCHは世界のブロックチェーン業界を対象とする数少ないETFの一つである。

独自の自然言語処理(NLP)アルゴリズムを使用し、ファンドは以下の事業活動に関わる企業をスクリーニングする

  1. デジタル資産マイニング
  2. ブロックチェーン&デジタル資産取引
  3. ブロックチェーン・アプリケーション
  4. ブロックチェーン&デジタル資産ハードウェア
  5. ブロックチェーン&デジタル資産統合

そして、これらのブロックチェーン関連事業から得られる収益に基づいて、企業をピュアプレイ、収益前、分散型に分類する。ファンドでは通常、25~40社のピュアプレイ企業を集中的にポートフォリオに組み入れる。

組み入れ対象となるピュアプレイ企業が25社に満たない場合は、ポートフォリオの構成銘柄が25社に達するまで、プレ・レベニュー企業や分散型企業を選択することがある。組入銘柄は時価総額加重平均され、各ピュアプレイ企業の組入上限は12%、単一のプレ・レベニュー企業および多角化企業の組入上限は2%である。インデックスは半年ごとにリバランスされる。

設定日   2007/12/21
経費率   0.50%
総資産   $167.29M

BKCHの構成上位銘柄(TOP15)

BKCH26銘柄保有2024/3/27
CLSKCleanspark, Inc.22.7%
COINCoinbase Global, Inc. Class A21.2%
MARAMarathon Digital Holdings Inc12.7%
RIOTRiot Platforms, Inc.7.0%
BITFBitfarms Ltd.4.2%
GLXYGalaxy Digital Holdings Ltd.3.6%
WULFTeraWulf Inc.3.5%
IRENIris Energy Ltd.3.2%
BTBTBit Digital, Inc.2.4%
NVDANVIDIA Corporation2.1%
CIFRCipher Mining Inc1.9%
HOODRobinhood Markets, Inc. Class A1.9%
APLDApplied Digital Corporation1.8%
SQBlock, Inc. Class A1.8%
HUTHut 8 Corp.1.8%
Top15小計92.0%
Top10小計82.7%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

BKCHのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
BKCH-4.34%2.13%9.60%154.46%——
BKCH (NAV)1.96%-2.59%3.17%132.44%——
出所:etf.com 時点:2024/3/26

ビットコインの半減期が近付いていることで、暗号資産は非常に人気の投資商品となっています。個人的は、裏付けのない暗号資産には投資の魅力を感じていません。現代のチューリップそのものとみています。しかし、ブロックチェーンの可能性については反論できません。

競争の激しい業界ですから広くブロックチェーン関連企業を網羅しているETFはリスクが抑えられています。ブロックチェーンに無限の可能性を信じている投資家は手を出してもいいでしょう。

グローバルX eコマース ETF(EBIZ)

EBIZ(Global X E Commerce ETF)は、オンライン・リテーラー、リテール・プラットフォーム、サポート事業など、世界のEコマース企業の時価総額加重型インデックスを追跡する。

EBIZは、小売業界におけるeコマースの重要性の高まりに着目して設計されている。小売業者自体に加え、オンライン・マーケットプレイス・プラットフォームを運営する企業や、Eコマースを促進するソフトウェアやサービスを提供する企業を保有している。

EBIZは規模の大小を問わず企業を保有することができ、その範囲はグローバルだが、新興市場のエクスポージャーは特定の数カ国に限定している。分散を確実にするため、ファンドの組入銘柄は修正時価総額加重法に基づき加重され、上限が設定される。組入比率の変更と組入比率の変更は半期ごとに行われる。

設定日   2018/11/27
経費率   0.50%
総資産   $79.02M

EBIZの構成上位銘柄(TOP15)

EBIZ41銘柄保有2024/3/27
CVNACarvana Co. Class A7.1%
WSMWilliams-Sonoma, Inc.5.2%
SESea Limited Sponsored ADR Class A5.2%
4755楽天4.4%
WWayfair, Inc. Class A4.3%
EBAYeBay Inc.4.3%
TCOMTrip.com Group Ltd. Sponsored ADR4.1%
RBARB Global, Inc.4.0%
AMZNAmazon.com, Inc.4.0%
GDDYGoDaddy, Inc. Class A4.0%
CSGPCoStar Group, Inc.3.9%
NTESNetease Inc Sponsored ADR3.9%
JDJD.com, Inc. Sponsored ADR Class A3.7%
BKNGBooking Holdings Inc.3.6%
VIPSVipshop Holdings Ltd Sponsored ADR3.4%
Top15小計65.1%
Top10小計46.6%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

EBIZのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
EBIZ7.13%13.88%12.69%39.81%6.92%—
EBIZ (NAV)9.12%13.57%12.77%40.27%——
出所:etf.com 時点:2024/3/26

Eコマースの伸びは皆の知るところです。非常に面白いテーマだと思います。まだまだ成長していくテーマだとは思います。しかしこのファンドが追随するインデックスは時価総額加重ですが、アマゾンの比率が非常に小さく均等配分のETFにしか見えません。

Eコマースを支えるAIサービスを手掛けているNVDAは入っていません。Eコマースの運営会社だけのファンドでソフトウェアの利用者しか入っていないというのが印象です。

グローバルX ミレニアル世代 ETF (MILN)

MILN(Global X Millennial Consumer ETF)は、ミレニアル世代(1980年から2000年の間に生まれた人々)に関連すると判断された支出カテゴリーから収益の重要な源泉を得ている米国上場企業で構成されるインデックスを追跡している。

MILNは、ミレニアル世代の消費習慣に大きく関係していると判断された企業に投資する。

このインデックスは、独自のファンダメンタルズ・リサーチ・プロセスを用いて、どの消費カテゴリーがミレニアル世代に関連するかを決定する。これらのカテゴリーには、衣料、娯楽、旅行、食品、教育、金融サービス、住宅、健康が含まれる。ポートフォリオは最大15銘柄で構成され、各消費カテゴリーごとに最低5銘柄が選択される。

これらのカテゴリーに関連するエクスポージャーを持つ米国企業は、そのエクスポージャーのレベルによってスコアリングされる。次に、ミレニアル世代をより重視する企業を決定する独自の尺度を用いて、指定された支出カテゴリーへのエクスポージャーが大きいと判断された企業をスコアリングする。これらの選択された企業は時価総額で加重され、最大3%、最小0.3%の加重が加えられる。インデックスは毎年再構成され、リバランスされる。

設定日   2005/4/16
経費率   0.50%
総資産   $122.31M

MILNの構成上位銘柄(TOP15)

MILN81銘柄保有2024/3/27
UBERUber Technologies, Inc.6.0%
METAMeta Platforms Inc Class A5.4%
NFLXNetflix, Inc.4.3%
AMZNAmazon.com, Inc.4.2%
CMGChipotle Mexican Grill, Inc.4.0%
ABNBAirbnb, Inc. Class A3.5%
COSTCostco Wholesale Corporation3.5%
SPOTSpotify Technology SA3.5%
INTUIntuit Inc.3.4%
GOOGLAlphabet Inc. Class A3.3%
BKNGBooking Holdings Inc.3.3%
FIFiserv, Inc.3.2%
HDHome Depot, Inc.3.1%
SQBlock, Inc. Class A3.0%
LOWLowe’s Companies, Inc.3.0%
Top15小計56.8%
Top10小計41.1%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

MILMのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
MILN3.90%9.22%9.76%36.67%10.98%—
MILN (NAV)4.71%9.90%10.26%38.22%11.28%—
出所:etf.com 時点:2024/3/26

今となっては、ミレニアム世代は時代遅れなのかもしれません。確かに若者が興味を引くサービスや製品を提供している企業の組み入れが多いですが、若者だけでなく普通の人も興味を引く企業ばかりです。

グローバルX社はジェネレーションXのファンドも作るのでしょうか?そういった意味では、日本で老人をテーマにしたファンドを作ってもいいのではないでしょうか?

グローバルX eドック(遠隔医療&デジタルヘルス) ETF(EDOC)

EDOC(Global X Telemedicine Dig Health)は、遠隔医療とデジタルヘルスへのエクスポージャーが高いグローバル・ヘルスケア業界の企業の時価総額加重インデックスを追跡している。

EDOCは、特に遠隔医療とデジタルヘルスのテーマへのエクスポージャーが高い企業に焦点を当て、ユニークな株式見方を提供する。ADRSを含む、遠隔医療、ヘルスケア・アナリティクス、コネクテッド・ヘルスケア・デバイス、行政のデジタル化に関わる世界中の企業が対象となる。

基礎インデックスは、このテーマと最も強い結びつきを持つ企業を特定しランク付けするために、企業の提出書類、開示情報、その他の公開情報から特定のキーワードを分析するアルゴリズムを使って構築される。選定される銘柄は、一定の規模と流動性の要件を満たす必要がある。ランキング上位銘柄の収益を調査し、収益の50%以上がテーマに関連する事業から派生している銘柄を特定する。これらの基準をクリアした上位40銘柄が最終的なインデックス構成銘柄となる。インデックスは時価総額で加重平均され、4%の単一銘柄キャップで構成される。

設定日   2020/7/29
経費率   0.68%
総資産   $51.33M

EDOCの上位保有銘柄(TOP15)

EDOC38銘柄保有2024/3/27
MASIMasimo Corporation6.2%
DXCMDexCom, Inc.6.1%
IRTCiRhythm Technologies, Inc.5.5%
AAgilent Technologies, Inc.5.2%
RMDResmed Inc CHESS Depositary Interests on a ratio of 10 CDIs per ord.sh5.0%
HIMSHims & Hers Health, Inc. Class A4.7%
DOCSDoximity, Inc. Class A4.5%
ILMNIllumina, Inc.4.3%
TNDMTandem Diabetes Care, Inc.4.2%
RCMR1 RCM Inc4.2%
TWSTTwist Bioscience Corp.4.1%
LHLaboratory Corporation of America Holdings4.0%
OSCROscar Health, Inc. Class A3.7%
VCYTVeracyte Inc3.3%
PRVAPrivia Health Group, Inc.3.2%
Top15小計68.0%
Top10小計49.8%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

EDOCのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
EDOC-0.32%-7.68%-7.41%-19.85%——
EDOC (NAV)0.32%-7.43%-7.97%-18.98%——
出所:etf.com 時点:2024/3/26

遠隔治療や医療のパーソナライズ化は人類に大きな影響を与えます。

先進国での老齢化が進むことから医療の進化は常に重要なテーマです。しかし新しい医療技術は多額の費用が掛かります。保険も含めたほうがテーマ的に長続きするのかもしれません。しかし、アメリカでは医療のオンライン化は進んでいます。

健康保険を提供している企業や保険会社がコスト削減のために医療システムの改善を進めています。アメリカの医療改革は

グローバルX ゲノム&バイオテクノロジー ETF(GNOM)

GNOM(Global X Genomics & Biotechn)は、時価総額で加重平均された世界のバイオテクノロジー株のインデックスを追跡する。

GNOMはGlobal Xsのバイオテクノロジーへの取り組みであり、特にゲノミクスに重点を置いている。

  1. 遺伝子編集
  2. ゲノム・シークエンシング
  3. 遺伝子医療・治療法の開発・試験
  4. (計算ゲノム・遺伝子診断
  5. バイオテクノロジー

ファンドでは、独自の自然言語処理アルゴリズムを用いて、出願書類や開示書類などの公開文書に基づいて適格企業を特定し、ランク付けを行う。組入銘柄は時価総額の範囲にまたがり、新興市場を含む世界中の銘柄である。時価総額加重インデックスは半年ごとに再構成され、リバランスされる。

設定日   2004/5/19
経費率   0.50%
総資産   $103.98M

EDOCの上位保有銘柄(TOP15)

GNOM42銘柄保有2024/3/27
NTRANatera, Inc.7.3%
CRSPCRISPR Therapeutics AG5.8%
MRNAModerna, Inc.4.6%
AAgilent Technologies, Inc.4.5%
RAREUltragenyx Pharmaceutical, Inc.4.4%
BEAMBeam Therapeutics, Inc.4.0%
SRPTSarepta Therapeutics, Inc.3.8%
ILMNIllumina, Inc.3.8%
ARWRArrowhead Pharmaceuticals, Inc.3.7%
TECHBio-Techne Corporation3.6%
QGENQIAGEN NV3.6%
RCKTRocket Pharmaceuticals, Inc.3.6%
NTLAIntellia Therapeutics, Inc.3.5%
BMRNBioMarin Pharmaceutical Inc.3.4%
BNTXBioNTech SE Sponsored ADR3.1%
Top15小計62.6%
Top10小計45.4%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

EDOCのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
GNOM-4.27%-4.68%-3.10%-6.12%——
GNOM (NAV)-1.65%-2.75%-2.33%-4.24%——
出所:etf.com 時点:2024/3/26

ゲノム(遺伝子)関連企業は、分析が非常に難しい。創薬においていてはAIを利用した開発が進化しているが、正直何が当たるのかは当てるのは当の研究者でも難しい。その意味では先端医療開発企業に分散されているETFは非常に有難いETFである。投資対象企業を発見するうえでもウォッチし続けてみたいETFである。

グローバルX 再生可能エネルギー ETF(RNRG)

RNRG(Global X Renewable Energy Producers ETF)は、YieldCosを含む世界の再生可能エネルギー企業の時価総額加重インデックスを追跡しており、風力、太陽光、水力、地熱、バイオ燃料などの再生可能エネルギー源からエネルギーを生産する企業へのエクスポージャーを提供している。ポートフォリオは時価総額加重型で、個別銘柄の上限は6%である。

YieldCosは再生可能エネルギーのMLPとして販売されることがあるが、これらの企業は伝統的なC-corp構造を採用しており、固有の税制上のメリットはないことに注意。ファンドからの配当は課税対象となる。

ファンド名と投資戦略は2018年11月19日より変更された。当ファンドは当初、2018年11月16日まではIndxx Global YieldCo Indexに、それ以降はIndxx YieldCo & Renewable Energy Income Indexに連動していた。2021年2月1日、ファンド名、ティッカー(YLCO)、インデックスが変更され、イールドコへの注力が中止されたが、イールドコは引き続きファンドに組み入れられている。

設定日   05/28/15
経費率   0.65%
総資産   $39.12M

RNRGの上位保有銘柄(TOP15)

RNRG41銘柄保有2024/3/27
MELMeridian Energy Limited6.6%
ELET3Centrais Eletricas Brasileiras SA-Eletrobras6.5%
ORSTEDOrsted6.2%
VERVERBUND AG Class A5.8%
BEP.UTBrookfield Renewable Partners LP5.6%
EDPREDP Renovaveis SA5.1%
MCYMercury NZ Ltd.4.9%
EGIE3ENGIE Brasil Energia S.A.4.6%
NEOENNeoen SA3.6%
CENContact Energy Limited3.4%
ORAOrmat Technologies, Inc.3.4%
NPINorthland Power Inc.3.4%
ERGERG S.p.A.3.3%
EA.REnergy Absolute Public Co. Ltd. NVDR3.1%
ECVEncavis AG2.5%
Top15小計67.9%
Top10小計52.3%
出所:VettaFi(etfdb.com) 時点:2024/3/26

RNRGのパフォーマンス

3月26日1M3MYTD1YR5YR10YR
RNRG0.35%-13.84%-14.01%-16.57%-3.59%—
RNRG (NAV)-0.51%-12.70%-13.63%-16.47%-3.15%—
出所:etf.com 時点:2024/3/26

再生可能エネルギーはそれなりに持つ図かもしれない。非常に広範に再生可能エネルギー関連企業に分散投資していると思われる。しかし、これからはより経済性がより重視されるであろう。

見続けなければいけないテーマではあるが、しばらくは高いパフォーマンスは期待できない。

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