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高配当狙いでは個別株と高配当ETFのどちらを選ぶべきか?

2024-03-12 1 min read
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目次 ー Contents

  • 高配当株投資の有効性を考える
  • 高配当株運用にはETFや投資信託を選択するという方法も
    • 高配当ETFに適した投資家イメージ
      • 退職者や収入を求める投資家
    • S&P500配当貴族指数の時価総額上位10社とその他著名配当銘柄
    • 代表的な高配当ETF一覧
  • 配当重視派は高配当ETFがいいのか?個別株銘柄がいいのか?
    • 高配当ETFと高配当株の比較
      • 高配当ETFとは?
      • 高配当株とは?
    • 高配当ETFと高配当株のパフォーマンスを比較
    • 高配当ETFと高配当株の類似点
    • 高配当ETFと高配当株の相違点
    • 高配当ETFと高配当株のリスクを比較
      • 高配当ETFのリスク
      • 高配当株式のリスク
  • 【まとめ】高配当ETFと配当株はどちらがよいか?

高配当株投資の有効性を考える

株式銘柄によっては、企業収益のある一定部分を配当として投資家に分配するところも多く、債券投資におけるクーポン(利付)に相当します。こう考えることで、債券投資との比較対照が可能になります。

株式投資を行い、個別企業を見るうえでもっとも大切なのは、投資した資金に対していくらのリターンがあるかということです。リターンには、株価そのものが上昇することもあれば(キャピタルゲイン)、配当収入(インカム収入)もリターンということができます。景気上昇局面であれば、キャピタルゲイン狙いで高成長のハイテク銘柄がいいでしょう。

しかし、景気減速局面では、最もリスクに低い、現金が最も安全な資産として好まれます。配当として、投資家に配当として現金を提供してくれる銘柄は株式市場全体が低迷していても一定の人気を保つことができます。配当戦略は、リターンが安定していることから長期投資にもお勧めです。

高配当株運用にはETFや投資信託を選択するという方法も

配当戦略を行ううえでは、配当金額(量:配当利回り)だけでなく、配当の質も見極める必要があります。

配当の原資となる収益力が成長していくのか(配当の成長率)、収益のうち何%が配当に回されるのか(配当性向)は見極めるべきポイントです。各種情報サイトを見ると、配当利回りや収益の成長度合いを見ることができます。収益が上がっていても配当に回さず、自社株買いを行う企業もあります。ただし、個別株の分析には時間が必要です。収益の成長率の計算も大変です。

こうした高配当株式運用については、個別銘柄を選択するよりも、プロに任せて高配当型の金融商品(ETFや投資信託)をある程度の割合でポートフォリオに組み込んでおけばいいと思います。株式分析のプロが、財務分析を行いながら高配当銘柄を選んでくれます。

ETFのなかにも高配当銘柄中心に投資しているETFもあるので、そうしたETFに任せたほうがいいかもしれません。配当貴族指数というものがよく使われるインデックスです。高配当銘柄への個別銘柄投資というのは、ある意味、中上級者がとる戦略と思っています。初心者投資家の方はプロに任せましょう。そうしたプロが選んだ銘柄の中で、投資家としてこの銘柄はよくわかっているし好きな銘柄を発見できた場合は、その銘柄を選ぶというのでもいいでしょう。

ETFであれば、配当貴族インデクスに追随するETFはおすすめです。特に、相場が弱含んでいる(下落基調)時期には、高配当戦略は有効です。高い配当払いは現金収入を得られることで、人気になります。相場の下落時には、“現金こそ王(Cash is King)”という相場の格言もあります。頭の片隅に覚えておいたほうがいいでしょう。

高配当ETFに適した投資家イメージ

退職者や収入を求める投資家

高配当ETFは定期的な収入の流れを提供することができるため、退職者や収入を投資に依存しているその他の投資家に適した選択肢です。

長期投資家
高配当ETFは、原株から支払われる配当金を再投資してETFの株式を追加購入できるため、長期的な資産形成に適しています。

リスク回避型の投資家
高配当ETFは、複数のセクターに分散された株式ポートフォリオへのエクスポージャーを提供するため、個別株式よりもリスクが低い可能性があります。そのため、1つの銘柄がETF全体のパフォーマンスに大きな影響を与えるリスクを軽減することができます。

パッシブ投資家
高配当ETFは受動的に運用されるため、投資家は個別銘柄の調査や分析に多くの時間を費やす必要がありません。

低コストの投資を探している投資家
高配当ETFは通常、アクティブ運用のファンドよりも経費率が低く、個別銘柄の分散ポートフォリオを購入するよりも経費が低い場合があります。

S&P500配当貴族指数の時価総額上位10社とその他著名配当銘柄

銘柄名ティッカーセクター
1ホーメル・フーズHRL食品
2キャタピラーCAT産業機械
3エコラボECL環境・水処理
4ロウズLOWホームセンター
5アルベマールALB特殊化学品
6エマソン・エレクトリックEMRテクノロジー
7リンデLIN産業ガス
8ドーバーDOV電気機器
9WWグレインジャーGWW産業用品
10ニューコアNUE鉄鋼
その他ウォルマートLIN小売り・生活必需品
その他エクソンモービルXOM石油・エネルギー
その他ジョンソンエンドジョンソンJNJヘルスケア
その他プロクター&ギャンブルPG生活必需品
その他シェブロンCVX石油・エネルギー
出所:S&P global(24年2月末時点)

配当狙いということであれば、ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハザウェイ(BRK)はどうしても外せない銘柄です。個人投資家のなかには、メインのポートフォリオとして組み入れている人もいます。バークシャー・ハザウェイは事業の主体は保険事業ですが、様々な証券投資を行っています。彼の投資手法は、様々なところで紹介されていますのでここでは割愛します。

簡単に言えば、いかに安定した配当収益を得られるかという点につきます。彼ぐらいの投資家になると、彼の投資行動をまねて同じ銘柄を組み込む投資家が数多く出てきます。バークシャー・ハザウェイ(BRK)は、高配当株式投資戦略の筆頭といってもいいでしょう。

代表的な高配当ETF一覧

ティッカー名称連動指標
DVYiシェアーズ 好配当株式 ETFDJ・セレクト・ディビデント・イン…
FDLFT モーニングスター 配当リーダーズ指数 ETFモーニングスター・配当リーダーズ指数
JEPQJPモルガン ナスダック米国株式・プレミアム・インカムETF—
SDYSPDR S&P 米国高配当株式ETFS&Pハイ・イールド・ディビデンド…
SPYDSPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETFS&P 500高配当指数

配当重視派は高配当ETFがいいのか?個別株銘柄がいいのか?

配当ETFに投資すべきか、それとも配当株に投資した方が良いのか?答えは投資家の財務目標、リスク許容度、投資スタイルなど、いくつかの要因によって異なります。配当ETFと配当株式の類似点、相違点、リスクについて、説明していきます。

高配当ETFと高配当株の比較

高配当ETFと高配当株には、インカムゲインや全体的な市場リスクなど複数の類似点がありますが、投資家が選択する特定のETFや銘柄によっては、これら2つの投資証券タイプ間で利回り、リスク、パフォーマンスに違いが生じる可能性があります。ここでは、配当ETFと配当株式の基本について説明します。

高配当ETFとは?

高配当ETFは、配当支払銘柄の集合に投資する上場投資信託です。ETFは、S&P500配当貴族指数やダウ・ジョーンズ・セレクト配当指数など、長期にわたって一貫して配当を支払い、増配してきた企業で構成される原指数のパフォーマンスに連動するように設計されています。配当ETFには、取引所での売買のしやすさ、分散投資、低い経費率、税効率の高さといったETFのメリットもあります。

例えば、配当ETFに投資することで、投資家は配当の歴史を持つ企業の分散されたポートフォリオへのエクスポージャーを得ることができ、安定した収入源を得ることができます。

高配当株とは?

配当株とは、利益の一部を配当金として株主に定期的に支払う企業が発行する株式のことです。配当金は通常四半期ごとに支払われますが、企業によっては毎年または半年ごとに支払われる場合もあります。

配当株は通常、配当金を支払ってきた歴史があり、老舗で財務的に安定した企業が発行しています。

配当株への投資は、投資家に定期的な収入源を提供するだけでなく、長期的な資本増加の可能性ももたらします。配当株は、成長株や他の種類の株よりも変動が少ない傾向があるため、収入を求める投資家や、より保守的な投資戦略を持つ投資家に好まれることが多くなっています。

配当株に投資する際には、企業の財務の健全性や配当の歴史、より広範な市場環境や投資全体のリスクを慎重に検討することが重要です。さらに、投資家は、配当は保証されておらず、会社によっていつでも減額または廃止される可能性があることに留意する必要があります。

高配当ETFと高配当株のパフォーマンスを比較

一般的に、高配当ETFが個別銘柄をアウトパフォームするかどうかは、ETFに含まれる特定の銘柄、ETFの投資戦略、およびその時々の市況によって異なります。

単一銘柄が銘柄バスケットをアウトパフォームする可能性がある一方で、個別株銘柄はETFと比較してアンダーパフォームする可能性もあります。

例えば、高配当ETFは、投資家に配当支払銘柄の分散ポートフォリオへのエクスポージャーを提供することができるうえ、リスクを軽減し信頼できる収入源を提供するのに役立ちます。

しかし高配当ETFは、価値が急成長する可能性のある個別銘柄への投資と同レベルの潜在的なリターンを提供しない可能性があります。

高配当ETFと高配当株の類似点

高配当ETFと高配当株には、以下のような共通点があります。

取引
高配当ETFも株式も公的な取引所で取引され、その価格は市場の需給に基づいて変動します。

収入の可能性
高配当ETFも株式も、投資家に収益をもたらす可能性があります。株式は配当を通じて収入を得ることができ、高配当ETFは原資産である株式が支払う配当を通じて収入を得ることができます。

リスク
高配当ETFも株式も、ある程度のリスクを伴います。株式や高配当ETFの価値は、原資産となる企業や企業の業績、経済情勢、市場動向など、様々な要因に基づいて上下する可能性があります。

流動性
高配当ETFも株式も流動性の高い投資であり、公的な取引所で簡単に売買することができます。

高配当ETFと高配当株の相違点

高配当ETFと株式には、以下のような違いがあります。

分散投資
高配当ETFは株式のポートフォリオに投資しますが、個別株式は単一の企業の所有権を表します。つまり、高配当ETFは投資家により大きな分散を提供し、リスクの軽減に役立ちます。

収入の一貫性
高配当ETFは、原株から支払われる配当を通じて、投資家に一貫した収益を提供するように設計されています。個別銘柄も配当金を支払う可能性がありますが、配当金の支払いは高配当ETFの配当金よりも一貫性に欠ける可能性があります。

経費率
高配当ETFは通常、アクティブ運用ファンドよりも経費率が低く、個別配当銘柄の分散ポートフォリオを購入するよりも経費や取引コストが低い場合があります。

管理
高配当ETFは、プロのファンド・マネジャーによって運用され、どの銘柄をETFに組み入れるか、また、それらの銘柄をいつ売買するかを決定します。一方、個別銘柄は投資家自身が投資判断を行う必要があります。

リスク
高配当ETFは分散効果が高く、個別株式よりもリスクが低いかもしれませんが、それでも市場リスクの影響を受け、価値が下落する可能性があります。

高配当ETFと高配当株のリスクを比較

高配当ETFと個別配当株式にはそれぞれ異なる特徴とリスクがあり、投資家は投資目標とリスク許容度を慎重に検討した上で、自分に適した投資タイプを決定する必要があります。

以下は、それぞれに特有のリスクです。

高配当ETFのリスク

市場リスク
配当ETFの価値は、市場環境やETFの原銘柄のパフォーマンスに基づいて変動する可能性があります。

セクター集中リスク
一部の配当ETFは特定のセクターに大きく集中している可能性があり、そのセクターが不況に見舞われた場合にリスクが高まる可能性があります。

金利リスク
金利が上昇すると、他の収益資産が投資家にとってより魅力的になる可能性があるため、金利上昇は配当ETFにマイナスの影響を与える可能性があります。

高配当株式のリスク

市場リスク
株式の価値は、金利、インフレ、地政学的イベントの変化など、市場全体の状況や経済的要因に基づいて変動する可能性があります。

企業固有のリスク
業績不振、経営陣の交代、ネガティブなニュースなど、企業固有の要因によって、1銘柄の価値が影響を受ける可能性があります。このリスクは、投資家が1つの銘柄に集中してポジションを持つ場合に拡大する可能性があります。

配当の減配または廃止
企業は、景気サイクルの変化や経営難など、さまざまな理由で配当を減配または廃止する可能性があります。その結果、投資家の収入が減少し、株式の価値が下落する可能性があります。

金利リスク
配当株は、特に配当利回りが高い銘柄の場合、金利の変化に敏感に反応する可能性があります。金利が上昇すると、債券のような収益を生む資産の魅力が増し、株価の下落につながる可能性があります。

【まとめ】高配当ETFと配当株はどちらがよいか?

高配当ETFは、低コストで分散された、信頼性の高い投資からの収入源を求める投資家にとって、良い選択肢となり得ます。自分で投資先を選びたい投資家にとっては、配当株の方が良い選択肢かもしれません。

最終的に、どちらが最良の選択かを決めるのは、個々の投資家の財務目標、リスク許容度、投資スタイルによります。

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