
この記事のポイント
- FXの個人口座の最大レバレッジは25倍、法人口座は最大100倍
- メリットは少ない資金で取引でき、資金効率が上がること
- デメリットはリターンだけでなくリスクも大きくなること
- レバレッジコースを選びたいならGMO外貨、楽天FX、MATSUI FXがおすすめ
「FXのレバレッジの仕組みがよくわからない…」
「レバレッジのデメリットが気になる…」
レバレッジについて“なんとなく”知ってはいるものの、実はよくわかっていない人は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、FXのレバレッジの基本からメリット・デメリット、計算方法などについて詳しく解説します。
また、レバレッジを設定できるFX口座についても紹介していますので、あえてレバレッジを抑えたいと思っている人はチェックしてみてください。
※この記事は2024年10月時点の情報をもとに作成しています。
目次 ー Contents
FXのレバレッジとは?

レバレッジとは「テコ」のことで、小さなお金で大きな取引ができることをいいます。
例えば、10万円で100万円分の取引ができれば、レバレッジは10倍になります。
FXは外国為替証拠金取引です。証拠金取引は、投資資金(証拠金)に対してレバレッジを効かせることで証拠金以上の為替取引が可能になっています。
FXの最大レバレッジとは?
FXの個人口座の場合、最大レバレッジは25倍と決められています。したがって、FX会社の取引口座に1万円を入金すれば、その1万円(証拠金)に対して最大25万円分の米ドル/円やユーロ/米ドルなどの通貨ペアを売買することができます。
このレバレッジによって小さな証拠金で大きな取引ができるため、投資の資金効率が高くなります。
FXという金融商品には色々な魅力がありますが、最大の魅力はこのレバレッジではないでしょうか。
FXの法人向けのレバレッジとは?
法人口座の最大レバレッジは100倍です。ただし実際の最大レバレッジは「金融商品取引業に関する内閣府令」に基づいて各FX会社が設定し、通貨ペアごとに毎週変動します。
こちらの画像はGMO外貨「外貨ex」の主要通貨ペアの法人口座の最大レバレッジの推移です。

必ずしも100倍ではないことと毎週変動していることが見て取れます。
FXのレバレッジの計算方法
最大25倍でレバレッジが固定されているFX会社では、運用時のレバレッジ(実効レバレッジ)を気にすることになります。
実効レバレッジは以下の計算式で求められます。
実効レバレッジ = 現在の為替レート × 取引量 ÷ 証拠金
例えば、10万円の証拠金で1万ドル分(1万通貨)の米ドル/円を取引するケースで計算してみましょう。
150円(現在の米ドル/円レート)× 10,000 ÷ 100,000 = 15
この場合、実効レバレッジは15倍となります。
では同じように10万円の証拠金で2万ドル分(2万通貨)の米ドル/円を取引したらどうなるでしょうか?
150円(現在の米ドル/円レート)× 20,000 ÷ 100,000 = 30
この場合は実効レバレッジは30倍になります。個人口座の最大レバレッジの25倍を超えているため、個人口座ではこの取引はできません。
【ワンポイント】レバレッジの操作ボタンはない?
レバレッジはトレーダーが設定するものではなく、取引口座を開設した時点ですでに最大25倍までのレバレッジ取引ができるようになっています。
トレーダーがレバレッジを設定するものと勘違いしている人が多いのですが、基本的に口座資金と既存ポジション、新規取引数量に応じて自動的に実効レバレッジが切り替わっていきます。計算するのが面倒な人は注文画面に実効レバレッジが出てくるFX会社が便利です。
FXのレバレッジ取引|3つのメリット
FXのレバレッジ取引にはどんなメリットがあるでしょうか? レバレッジを効かせることによって次のような取引のメリットが挙げられます。
- 少額から取引ができる
- 狙える利益が大きくなる
- 資金効率が上がる
メリット① 少額から取引ができる
FXは証拠金取引でレバレッジがかけられるため、少ない資金でも始められるというメリットがあります。
■現物取引の場合
1万ドルの取引をするには、1万ドルの資金が必要。
■FX取引の場合
1万ドルの取引をするには、400ドルの資金が必要。
メリット② 狙える利益が大きくなる
メリット①と似ていますが、実効レバレッジが25倍になるような取引を行えば、現物取引よりも大きな利益を狙うことが可能です。
■現物取引の場合
・1万ドルの資金の場合、最大1万ドルの取引しかできない。
・1万ドルの取引で、その後10%の利益が出たとすると…1,000ドルの利益に。
■FX取引の場合
・1万ドルの資金の場合、最大25万ドルの取引ができる。
・25万ドルの取引で、その後10%の利益が出たとすると…25,000ドルの利益に。
メリット③ 資金効率が上がる
FXでレバレッジを効かせて取引をすれば、浮いた投資資金を別の取引で運用することができます。
例えば、10万円分の米ドル/円を取引したい場合、FXなら1万円を証拠金として預け入れれば10倍のレバレッジで余裕をもって取引ができます。
投資家は手元に残った9万円を他の投資に回せるため、資産運用全体の資金効率が大きく向上します。
FXのレバレッジ取引|2つのデメリット
FXのレバレッジ取引はメリットだけではありません。手痛い失敗を防ぐために、次のデメリットについてしっかりと理解しておきましょう。
- 利益と同時に損失も大きくなる
- ロスカットのリスクが上がる
デメリット① 利益と同時に損失も大きくなる
FXではレバレッジによって大きな利益が狙える一方で、損失も同じ比率で大きくなります。
特に初心者は利益の計算ばかりに意識が行ってしまい、損失の想定が甘くなりがちです。レバレッジ取引は損失を如何に小さく抑えるかが非常に重要だということを理解しておきましょう。
デメリット② ロスカットのリスクが上がる
基本的に、取引に必要な資金と口座資金が同額になるとレバレッジ25倍になるのですが、そのような取引を行うとポジションを建てた瞬間にロスカットになってしまいます(証拠金維持率が100%の場合)。
実効レバレッジが最大の25倍に近づくほど、約定時のレートからロスカットまでの値幅が狭くなっていくことを覚えておきましょう。
損失が出たときにその損失額が証拠金の何パーセントになるのかを正しく把握し、ロスカットにならない程度の取引数量や損切り幅を設定できるようになったらFX初心者卒業です。
FXのレバレッジ取引|3つの注意点
FXのレバレッジ取引を行う上で次の3点にご注意ください。
- 有効証拠金、証拠金維持率、ロスカットとは?
- 証拠金維持率を安全範囲に
- ロスカットされないために
証拠金維持率とロスカットとは?
FXにはロスカット(強制ロスカット)というルールがあり、含み損が証拠金に対してある一定以上の割合になると強制的に保有しているポジションが決済される仕組みになっています。
これは顧客の資金が大きく減ってしまわないために取られている措置です。
どの程度証拠金が減ったらロスカットになるのかはFX会社によってさまざまですが、多くは50%〜100%の証拠金維持率を下回るとロスカットが執行されます。
FX会社のロスカット(証拠金維持率)例
![]() 公式サイト | ![]() 公式サイト | ![]() 公式サイト | ![]() 公式サイト |
50% | 50%・60%・70%・80%・90%から選択 | 75% | 100% |
![]() 公式サイト | ![]() 公式サイト | ![]() 公式サイト | ![]() 公式サイト |
50% | 50% | 100% | 50〜95%※ 5%刻みで任意選択 |
証拠金維持率は以下の計算方法で求められます。
証拠金維持率=資産評価額 ÷ 取引必要証拠金 × 100
資産評価額は、預入資金に取引中の損益を加えた金額です。
具体例を次の項目で説明します。
証拠金維持率を安全範囲に
例えば、10万円の証拠金で1万ドルの米ドル/円の取引を行っていて、損益はまだ発生していないとします。米ドル/円レートが140円の場合、1万ドルは140万円なので、証拠金維持率は…
証拠金維持率| 10万円 ÷(140万円 ÷ 25)× 100 = 178.57
となり、証拠金維持率は178.57%です。このとき、FX会社の設定しているロスカット水準が証拠金維持率100%だとします。そしてポジションに5万円の含み損が発生したらどうなるでしょうか?
証拠金維持率|(10万円 ‐ 5万円)÷(140万円 ÷ 25)× 100 = 89.28
となり、証拠金維持率が89.28%でロスカット水準の100%以下になってしまうため、100%を割り込んだ時点でロスカットが執行されます。
このように証拠金に対してどのくらいの含み損でロスカットになるかを事前に計算して、証拠金維持率に余裕を持って取引することが大切です。
初心者は証拠金維持率を500%前後を目安にしてポジションサイズと損切り幅ポジションをコントロールすると安全です。証拠金維持率500%がどのくらいのレバレッジなのかは「初心者におすすめのレバレッジは?」で解説します。
ロスカットされないために
ロスカットされないためには証拠金維持率にある程度の余裕が必要です。証拠金維持率に余裕を持たせる方法は以下の3つです。
- 取引数量(ポジションサイズ)を小さくする
- 損切り幅を狭くする
- 追加資金を投入する
初心者は証拠金維持率が500%くらいになるようにポジションサイズと損切り幅を事前に計算してから取引を始めることをおすすめします。
FX初心者におすすめのレバレッジとは?(シミュレーション)
ここでは5倍、10倍、25倍のレバレッジのシミュレーションを紹介し、それぞれの実効レバレッジでの取引の証拠金維持率を示します。
レバレッジ5倍のシミュレーション
米ドル/円レートが140円の場合、10万円の証拠金で実効レバレッジ5倍で取引する場合、どのくらいの取引数量(ポジションサイズ)になるかを計算します。
【 実効レバレッジ = 為替レート × 取引量 ÷ 証拠金 】なのでこれに各数値を代入して計算すると…
5 = 140 × X ÷ 10万円
X = 3,571
となり、5倍の実効レバレッジで取引する際の取引数量(ポジションサイズ)は約3,571通貨になります。
10万円の証拠金で3,571通貨を取引するときの証拠金維持率は…
証拠金維持率=10万円 ÷(3,571 × 140 ÷ 25)× 100 = 500
この場合の証拠金維持率は500%で初心者におすすめの数値になります。つまり初心者は実効レバレッジ5倍で取引すれば安全な証拠金維持率が保てることがわかります。
レバレッジ10倍のシミュレーション
前項と同じ条件で10倍の実効レバレッジで取引する際のポジションサイズを求めます。
10 = 140 × X ÷ 10万円
X = 7,142
10倍のレバレッジで取引する際のポジションサイズは約7,142通貨です。
この場合の証拠金維持率は…
証拠金維持率=10万円 ÷(7,142 × 140 ÷ 25)× 100 = 250
証拠金維持率は約250%となります。
レバレッジ25倍のシミュレーション
最後に、同じように25倍の実効レバレッジで取引する際の取引数量(ポジションサイズ)を求めます。
25 = 140 × X ÷ 10万円
X = 17,857
25倍のレバレッジで取引する際のポジションサイズは約17,857通貨です。
この場合の証拠金維持率は…
証拠金維持率 = 10万円 ÷(17,857 × 140 ÷ 25)× 100 = 100
となり、証拠金維持率100%です。
ロスカット水準が100%に設定されているFX会社の場合、少しでも含み損が発生するとすぐにロスカットされてしまいます。
FX初心者におすすめのレバレッジは何倍?
FX初心者におすすめのレバレッジ倍率は生活スタイルや性格によって、またFXの取引スタイルに応じて考えたほうがいいと思われます。以下イメージをご参考ください。
スワップ派 | デイトレ派 | スイング派 | |
---|---|---|---|
生活スタイル | 日中は忙しいサラリーマンの方 子育てに忙しい主婦の方 | 日中は忙しいサラリーマンの方 FX専業トレーダーの方 OLをしている方 | 日中は忙しいサラリーマンの方 FX専業トレーダーの方 OLをしている方 |
性格 | のんびり屋さん 忍耐強い 勉強熱心 | 敏感な方 物事に一気一祐しない方 損切りができる方 | 敏感な方 物事に一喜一憂しない方 損切りができる方 勉強熱心 |
運用目的 | 目先の為替差益より毎月の金利差収益を重視したい | 最短で利益を確保したい スワップ金利による収益は不要 | 為替差益もスワップ金利も重視したい |
投資資金の目安 | 100万円位から | 10万円位から | 30万円位から |
適したレバレッジ | 1倍~5倍程度 | 10倍~20倍程度 | 10倍~20倍程度 |
取引時間 | 東京時間 (午前9時から3時) | ロンドン・NY時間 (午後5時から12時) | 24時間 |
適したFX会社 | ![]() 公式サイト ![]() 公式サイト ![]() 公式サイト | ![]() 公式サイト ![]() 公式サイト ![]() 公式サイト | ![]() 公式サイト ![]() 公式サイト ![]() 公式サイト |
FXのレバレッジ取引で借金ができるというのは本当なのか?
FXのレバレッジ取引では借金ができる可能性があります。以下の項目で詳しく解説します。
FXのレバレッジ取引で借金ができる理由
FXのレバレッジ取引で借金ができる理由は、証拠金維持率に余裕がない状態(ハイレバレッジ取引)で、相場の急変によるFX会社のロスカット(強制決済)が間に合わず、預入証拠金以上の損失が発生したときです。
これらがが重なると損切り注文やFX会社のシステムによるロスカットが間に合わず、スリッページが発生して想定外の大きな損失が発生し、口座残高がマイナスになってしまう可能性は考えられます。
例えば10万円の証拠金に対して15万円の損失が確定してしまった場合、口座残高はマイナス5万円になります。
追証とは?
口座残高がマイナスになった場合、そのマイナス残高を追加入金で解消する必要があります。この追加で入金するお金のことを追加証拠金、略して「追証」といいます。追証を入金しない場合、ポジションはFX会社により強制決済となります。
【ワンポイント】2つの追証
追証には証拠金維持率がある一定水準以下になったら発生し、決められた時間内に追証をすれば強制ロスカットを避けられるタイプもあります。ここでは、このタイプの追証ではなく、口座残高がマイナスになった場合の追証を解説しています。
過去にFXで大きな追証が発生した例
過去に発生した事案でスイスショックという相場の急変がありました。このスイスショックではFX会社によっては100〜200pips以上のスリッページが発生し、多くの顧客が追証(追加資金)を支払う事態となりました。これはもともとスイスフランという流動性がない通貨を取引していたことも原因ともいえます。
FXのレバレッジ取引で借金を回避する5つの方法
FXのレバレッジ取引で借金が発生することは滅多にありませんが、回避する方法は知っておくべきです。次の対策方法をご自身のトレードに組み込んでみてください。
- ストップロスを入れる
- 資金管理に余裕を持つ
- ポジションを大きくしすぎない
- ポジションを放置しない
- 激しい値動きの時は取引しない
それぞれ見ていきましょう。
回避法① ストップロスを入れる
新規オーダーを発注したら必ず損切り注文を入れましょう。また新規オーダーを発注する際には、どのくらいの損切りを想定するのかを「あらかじめ」計算しておきます。
その想定される損切りが大きくなりすぎないように、約定したレートと損切りするレートの値幅を適切に管理して取引することが大切です。
回避法② 資金管理に余裕を持つ
取引1回あたりの損失を資金の1%にする、または1日の損失は資金の5%までにする、などの資金管理のルールを決め、資金管理には余裕を持って取引しましょう。
資金に余裕があればメンタルも冷静に維持でき、万が一の場合にも余裕のある資金が借金から守ってくれます。
回避法③ ポジションを大きくしすぎない
大きなレバレッジをかけられるからといって、25倍近い実効レバレッジになる取引数量でポジションを持つと、損失額も大きくなりますし、ロスカットのリスクが極めて高くなってしまいます。
取引数量(ポジションサイズ)は適切に管理し、損失を資金の一定範囲になるように取引することが大切です。
回避法④ ポジションを放置しない
損切り注文を入れないでポジションを放置することは、おなかの空いたサメの群れに裸で飛び込むような無謀な行為。いつロスカットになっても文句は言えません。
保有ポジションには適切な場所に必ず損切りオーダーを入れ、定期的に損益を確認しましょう。
回避法⑤ 激しい値動きの時は取引しない
値動きが激しく上下しているような場合には、スプレッドが広がったり大きなスリッページが発生するリスクが高くなります。
このような相場環境では思わぬ損失を出す可能性があるため、相場が落ち着くまで待ってから取引することをおすすめします。
回避法⑥流動性が小さい通貨は取引しない
米ドル、ユーロ、日本円など世界の主要通貨は世界中で為替取引が行われているため流動性が確保されており、相場急変同時でも想像できないほどのスプレッド値となったり、そもそも為替取引ができなくなる事例はこれまでのところありません。ただしマイナー通貨になると話しは別です。
過去、高金利通貨ペアとして人気だった2009年世界の金融危機をトリガーとした金融市場の混乱でアイスランド・クローナなどは為替取引が縮小、為替レートの提示が難しくなったため、FX会社でも取引ができなくなり保有ポジションが強制決済された事例があります。この強制決済時、最大レバレッジで取引をしていたFX投資家は口座内の資金以上の損失が発生し、追加の資金の預入を求められた事例があります。
レバレッジコースを選べるおすすめFX会社【3選】
FX会社の取引口座は最大25倍のレバレッジで取引できるように最初から設定されていますが、中には最大レバレッジをトレーダーが選んで設定できる会社もあります。
25倍よりも小さなレバレッジを設定すれば、それだけリスクを小さく抑えて取引することができるメリットがあります。
レバレッジコースを選べるおすすめFX会社として、ここでは3社をご紹介します。
- 松井証券(MATSUI FX)
- GMO外貨(外貨ex)
- 楽天証券(楽天FX)
松井証券(MATSUI FX)

レバレッジコース | ■個人口座 なし(1倍)・5倍・10倍・25倍のコースから選択可能 |
レバレッジコースは個人口座の場合、なし(1倍)・5倍・10倍・25倍の4つのコースから選択可能。コースはいつでも変更できるので、途中で運用スタイルが変わっても大丈夫です。
取引手数料 | 無料 |
最小取引単位 | 1通貨 |
通貨ペア数 | 20種類 |
米ドル/円スプレッド | 通常:0.2〜0.9銭 縮小スプレッド※:0.2銭 どちらも原則固定(例外あり) |
口座開設 | 約5分で申込完了 |
公式サイト | ![]() 公式サイトへ |
※最大1万通貨以内のストリーミング注文時
MATSUI FXの特徴
- 1通貨単位から裁量取引&自動売買が可能
- 主要な通貨ペアのスプレッドが業界最狭水準
- ロスカット手数料も含めてすべての手数料が無料
- 親身に相談にのってくれる電話サポート対応
こんな人におすすめ!
- 超少額トレードでFXの経験を積みたい人
- 自動売買の運用に興味がある人
- 外出中も重要な情報をいち早くキャッチしたい人
- レバレッジの上限を調節してリスクの上限を抑えたい人
⇒ 【実施中】“おトク”な新規口座開設キャンペーンの詳細はこちら
(FX会社公式サイトへ移動します)
松井証券の「MATSUI FX」は最小売買単位が1通貨なので、リスクを抑えつつ実践トレードを体験したいFX初心者の入門口座として最適です。
それと同時に、「MATSUI FX」には自動売買サービスがあります。
FXの相場は長期的なレンジ相場を形成していることが多いため、リピート系の自動売買の有効性が高いといわれています。
リピート系自動売買は他社にもありますが、1通貨単位で自動売買を始められるのは「MATSUI FX」の大きな特徴です。
GMO外貨(外貨ex)

レバレッジコース | ■個人口座 1倍・10倍・25倍のコースから選択可能 ■法人口座 1倍・10倍・25倍・50倍・100倍 |
レバレッジコースは個人口座の場合、1倍・10倍・25倍の3つのコースから選択可能。
いつでも変更できますが、レバレッジを変更すると保有しているすべてのポジションに変更したレバレッジが適用される点にご注意ください。
取引手数料 | 無料 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 24種類 |
米ドル/円スプレッド | 0.2銭 (午前8時~翌日午前3時 原則固定・例外あり) |
口座開設 | 最短当日で取引可能 |
公式サイト | ![]() 公式サイトへ |
外貨exの特徴
- 1,000通貨取引が可能
- スプレッドが業界最狭水準
- PCとスマホの両方で高機能取引ツールが使える
- CFDとバイナリーオプションの取引もできる
こんな人におすすめ!
- スワップポイントを狙った長期トレードがしたい人
- 使いやすいスマホアプリでデイトレードがしたい人
- 少額トレードから始めたい人
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(FX会社公式サイトへ移動します)
GMOインターネットグループのFX会社であるGMO外貨(旧、外貨ex byGMO)。
使いやすさに定評のある取引ツールや最狭水準のスプレッドなどウリになる点はいくつもありますが、スワップポイントに関しても他社に引けをとりません。
「MINKABU FX会社比較ランキング」でスワップ部門第1位を獲得するほど、多くの通貨ペアで高スワップを提供しています。
楽天証券(楽天FX)

レバレッジコース | ■個人口座 1倍・2倍・5倍・10倍・25倍のコースから選択可能 |
レバレッジコースは個人口座の場合、1倍・2倍・5倍・10倍・25倍の5つのコースから選択可能。選択肢の多さという点では、楽天証券が一歩リードしている印象です。
またロスカット水準も5%刻みで設定することができるため、運用スタイルに最適なレバレッジ・ロスカットを設定できるでしょう。
取引手数料 | 無料 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 28種類 |
米ドル/円スプレッド | 0.2銭 (原則固定・例外あり) |
口座開設 | 最短5分で申込完了 |
公式サイト | ![]() 公式サイトへ |
楽天FXの特徴
- ネット証券大手であることの安心感
- 総合証券ならではの商品ラインナップで資産形成
- ネット証券大手唯一MT4が利用できる
- 圧倒的なマーケット情報で分析が有利に
こんな人におすすめ!
- 楽天経済圏(楽天系のサービス)を利用している人
- MT4を利用したい人
- FX以外の投資をする予定の人、すでにやっている人
楽天FXを運営しているのは、国内の大手ITグループの一角をなす楽天証券です。
「楽天市場」をはじめとする楽天系サービスはとてもラインナップが豊富で、楽天証券を含む楽天系のサービスは「楽天経済圏」とも呼ばれています。
「楽天経済圏」で他のサービスを利用している人はポイントを共有できるので、「楽天経済圏」でポイ活をしている人はメリットが大きくなります。
大手ネット証券で最狭水準、高金利通貨ペアの高スワップ、PC版とスマホ版の高機能取引ツールと、FXの取引環境は抜かりがありません。
また、国内のFX業者では珍しくMT4(Meta Trader 4)の利用が可能。FXだけでなくCFDなど他の投資商品でもEAと呼ばれる自動売買プログラムを稼働させることもできます。
FXのレバレッジに関するよくある質問
FXのレバレッジに関するFAQを見ていきましょう。
FXのレバレッジ取引で借金ができないようにする方法はありますか?
はい。以下の方法で追証リスクを限りなく小さくすることができます。
- ストップロスを入れる
- 資金管理に余裕を持つ
- ポジションを大きくしすぎない
- ポジションを放置しない
- 激しい値動きの時は取引しない
FXのレバレッジの計算方法を教えてください
実効レバレッジは以下の計算式で求められます。
実効レバレッジ = 為替レート × 取引量 ÷ 証拠金
FXの25倍のレバレッジは危険ですか?
ほとんどのFX会社では最初から最大25倍のレバレッジ取引ができるようになっていますが、それを危険というのは「時速200km出る車は危険ですか?」と言っているのと同じです。
法定速度で走っていれば危険ではないですよね?
取引数量(ポジションサイズ)を調整して取引すれば実効レバレッジは抑えられるため、トレーダーのやり方次第で安全にもできますし、危険にもできます。
FXでは最大何倍のレバレッジがかけられますか?
個人口座の場合は最大25倍、法人口座の場合は最大100倍のレバレッジが認められています。法人口座については通貨ペアや週ごとに変化するので、取引口座のあるFX会社の公式サイトでご確認ください。
FXのレバレッジのかけ方は?
FXのレバレッジはトレーダーがかけるものではありません。通常の取引口座の場合は最大25倍のレバレッジで取引ができるように設定されています(低レバレッジコースを除く)。
口座資金と取引数量(ポジションサイズ)に応じて実効レバレッジが決まるため、低いレバレッジで取引を行いたい場合は、少なめの取引数量で調整してみましょう。
または、「レバレッジコースを選べるおすすめFX会社【3選】」で紹介しているようなレバレッジコースを選べるFX会社で25倍以外のコースを選んでしまうのもアリです。
【まとめ】レバレッジはFX最大の魅力
この記事のポイント
- FXの個人口座の最大レバレッジは25倍、法人口座は最大100倍
- メリットは少ない資金で取引でき、資金効率が上がること
- デメリットはリターンだけでなくリスクも大きくなること
- レバレッジコースを選びたいならGMO外貨、楽天FX、MATSUI FXがおすすめ
FXはレバレッジによって証拠金に対して大きな利益を狙える資産運用です。うまく使いこなせればより資金効率のよい運用ができるでしょう。
もし外貨預金のような運用を検討しているのなら、1倍、5倍のレバレッジコースを選べるFX会社を利用されるのもいいと思います。