
この記事のポイント
- 仮想通貨(暗号資産)取引所は手数料、セキュリティ、少額投資の可否をチェック
- Coincheckは使いやすいアプリで仮想通貨デビューを後押し
- 海外取引所は金融庁の認可が下りていないので要注意!
仮想通貨を始めてみたいけれど、どこの取引所がいいの? 取引所が多すぎてどれがいいかわからない…と困っていませんか?
この記事では、おすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所を厳選して7社紹介しています。
取引所探しでおさえておきたい7つの比較ポイントも網羅しているため、安心して仮想通貨デビューができます。ぜひ最後までご覧ください!
目次 ー Contents
仮想通貨(暗号資産)取引所おすすめ厳選7社の手数料を比較・特徴を解説
仮想通貨取引所のおすすめ7社を紹介します。
この8社はいずれも「手数料のお得さ、セキュリティ、少額から始めやすい」という初心者に重要な3点を満たしています。
また、安心のブランド力、認知度の高さは、安心感にもつながり、なにかと不安な初心者の仮想通貨デビューを後押しします。
Coincheck(コインチェック)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 500円~ |
積立投資 | あり |
取扱銘柄数 | 30 |
メリット | アプリが使いやすく初心者にやさしい |
デメリット | 取引所で取引できる銘柄が限定される |
コインチェックはアプリDL数No.1で人気の取引所。積立投資が月々1万円〜可能で少額でも仮想通貨取引を開始できるため、初心者にも使いやすい点が特徴です。
また、仮想通貨取引所では珍しいNFTの売買ができるCoincheck NFTのサービスも展開しています。
NFT(Non-Fungible Token)とは
取引できるデジタルデータ。各データに識別番号がつき、唯一性が証明されたことで価値が付いた。
NFTは近年話題となっている仮想通貨のひとつで、デジタルアートやゲームに利用され話題となっています。市場も伸びているため、これからますます一般認知が拡大し人気が出るとされています。
【特徴1】初心者でも使いやすいアプリ

取引にストレスを感じていてはせっかくの投資が続きませんよね? だからこそサクッと感覚的に操作できるアプリは初心者の心強い味方となります。
日本円の入金が済んでいれば、わずか数タップで仮想通貨取引が完了。難しい操作は一切ないので、ネットショッピングのような気軽さで取引できます。
また、アプリには最新の取引ランキングやニュースがすぐに確認できる「ディスカバー」というメニューもあり、最新動向もかんたんにチェック! 初心者にやさしく、うれしい機能がつまったアプリは仮想通貨デビューには必携でしょう。
【特徴2】取扱銘柄が豊富
コインチェックは取扱銘柄が豊富です。
ビットコイン、イーサリアム、リップルなどメジャーな銘柄はもちろん、アルトコイン(ビットコイン以外の銘柄)も豊富に取り扱っています。
話題のゲーム銘柄SANDも取り扱いがあり、Coincheck NFTでは話題のNFTも購入できます。
Sandboxとは
2012年から11年間続いている大人気メタバースゲーム。遊んで稼げるPlay to earnとして注目されている。
また、国内初の「IEO(Initial Exchange Offering)」で注目されたPLT(パレットトークン)も取り扱っています。
IEOとは
トークン発行によるコミュニティの形成・強化や資金調達を暗号資産取引所が支援するもの。(引用:コインチェック公式)
PLT(パレットトークン)とは
エンターテインメント領域に特化したNFTプラットフォーム「パレット(Palette)」で利用される仮想通貨(引用:コインチェック公式)
SBI VCトレード(エスビーアイブイシートレード)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 1円〜(時価に連動) |
積立投資 | 500円〜 |
取扱銘柄数 | 24種類 |
メリット | 現物取引、レバレッジ取引、積立、レンディング、ステーキングを利用できる。 |
デメリット | 毎週水曜の午前12時~午後1時に定期システムメンテナンスがある。 |
SBI VCトレードはSBI証券や住信SBIネット銀行など、国内最大級のインターネット総合金融サービス事業を展開しているSBIグループの一員です。現物取引(販売所・取引所)に加えて、レバレッジ取引や積立暗号資産など様々な取引サービスを提供しています。
総評として、サービスバランスが良好で、SBIグループの安心感で人気の仮想通貨取引所です。デメリットとしてはスプレッドが比較的広い、毎週水曜日午前12時~午後1時に定期メンテナンスがありその間は取引ができない、という声が多くあります。
その一方で、顧客取引による売買収益チャンスを逃してもシステムの安定性、セキュリティを担保しようとしている企業姿勢としてはいい、という声も多く聞こえます。
話題のNFT取引ができる「SBI Web3ウォレット(利用料は無料)」を提供。SBI VCトレードに口座開設するだけでNFTを日本円で売買可能になるサービスも提供しています。
SBI VCトレードのキャンペーンは仮想通貨取引所のなかで最も充実しています。新規口座開設者、既存の口座保有者向けにさまざまな種類のキャンペーンが複数実施されています。
【特徴1】初心者から上級者まで!暗号資産のフルラインナップサービスを提供
毎日・毎週・毎月と積立頻度が選べる「積立暗号資産」や対象銘柄をSBIに預けておくだけで報酬が貰える「ステーキング」や一定期間貸し出す事で利用料を受け取れる「貸コイン」、暗号資産を証拠金として利用できる「レバレッジ取引」など様々なニーズに対応したサービスを提供しているのが特徴です。

【特徴2】ステーキングの利便性が高い

他交換所・個人ウォレットで保管している仮想通貨をSBIVCトレードのウォレットに入庫することでSBI VCトレードの取扱い銘柄24種類のうち13種類でステーキングを利用することができます。
SBI VCトレードでは、イーサリアム(ETH)、ポルカドット(DOT)、カルダノ(ADA)、テゾス(XTZ)、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)、オアシス(OAS)、エックスディーシー(XDC)、コスモス(ATOM)、フレア(FLR)、アプトス(APT)、ヘデラ(HBAR)、ニアプロトコル(NEAR)のステーキングサービスを提供しています。
※最小入庫数量および一部銘柄においては入庫特別対応がございますので、サービス概要ページをご確認ください。
ステーキングとは
ステーキングとは、マイニングの代替え手段と言われている、ステーキング対象の仮想通貨(暗号資産)を使わずウォレットに入れ、ブロックチェーンのオペレーションに参加すると報酬を得られる仕組みのことをさします。
BITPOINT(ビットポイント)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 500円以下~ |
積立投資 | あり |
取扱銘柄数 | 27 |
メリット | あらゆる手数料がとくにかく安い アルトコインに強い |
デメリット | 積立金額が5,000円/月~ |
BITPOINT(ビットポイント)はSBIグループ傘下の安心ブランドが特徴の仮想通貨取引所です。
取引手数料は無料、日本円・暗号資産の入出金手数料も無料。とにかく取引コストが非常に格安です。取扱銘柄は27種類とほかの取引所と比較すると少ないですが、ビットポイントでのみ取り扱うKLAY(クレイ)や最新ゲーム銘柄のGXE(ゼノ)など話題の銘柄に強い点が印象的です。
積立投資や貸て増やすレンディング、暗号資産を保有しているだけで、毎月自動的に報酬が受け取れるステーキングもあり、幅広いサービス展開があります。
特にBITPOINTのステーキングサービスは、サービス開始以来、対象銘柄すべてでNo.1の年率を実現しています(ETH3.70%、ADA3.35%、TRX4.15%、ATOM17.70%の実績)。これら特定の銘柄の暗号資産を長期保有をする方はBITPOINTがおすすめです。
【特徴1】現物取引にかかる手数料が無料
現物取引にかかる手数料が無料で、そのほかにも以下の手数料が無料となっています。
- 即時入金手数料
- 暗号資産の入出金手数料
- 法定通貨(JPY)即時入金サービス
- 口座開設手数料
- 口座管理料
とくに即時入金サービスの手数料が無料な点がうれしいですね。思い立った時にも投資のチャンスを逃しません。
仮想通貨関連の情報は鮮度が命と言われ、流れるスピードが速いです。機会損失を減らすことができる即時入金サービスは初心者~上級者まで、幅広いユーザーに嬉しいサービスです。
【特徴2】アルトコインに強い

ビットポイントでしか取り扱っていない銘柄にKLAY(クレイ)やGXE(ゼノ)があります。
とくにゼノは2023年5月にサービスが開始された遊んで稼ぐ「Play to earn」銘柄で話題性があります。
ゼノは人気YouTuberのヒカル氏などをアンバサダーとして迎え、本格的な戦略バトルゲームが楽しめるとSNSで話題となっています。
メジャーな銘柄以外にも少しマイナーでさらなる成長が期待できる銘柄を取り扱う点は、今後の投資ライフを充実させそうですね。
BitTrade(ビットトレード)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 2円〜 |
積立投資 | 1000円〜 |
取扱銘柄数 | 42種類 |
メリット | 現物取引、レバレッジ取引、積立、レンディングを利用できる。 最短即日で口座開設が可能。 |
デメリット | 日本円の出金、仮想通貨の出金手数料が自己負担 |
BitTrade(ビットトレード)は、ビットコイン、イーサリアム、XRPをはじめ、ドージコイン、シバイヌなど豊富な銘柄を取り揃えている金融庁登録済の暗号資産取引所です。
サービス開始以来、ハッキング0件など強固なセキュリティ環境を提供しています。また口座申込み時に「かんたん本人認証」を使えば、最短即日で口座開設が可能。まずはいち早く仮想通貨取引をしたい方むけの仮想通貨取引所といえます。
BitTrade(ビットトレード)は現物で取引ができる銘柄が豊富で業界最多水準を誇ります。さまざまな銘柄を取引したい方向けの仮想通貨取引所です。
【特徴】仮想通貨の積立投資で最大1.0%上乗せの特典がある
積立暗号資産を設定し、約定した累計回数に応じて最大1.0還元の積立プログラムがあります。積立経由の累計約定数が3回から9回まで約定金額の0.2%がもらえます。それ以上の10〜19回まで0.5%、20〜29回まで0.7%、30回から1.0%のプレゼントあり。

積立投資のメリットとデメリット
積立投資とはタイミングを分散することで、運用成果が資金投下のタイミングに左右されにくい、評価損の変動幅が相対的に小さくなるなどのメリットがあるとされています。逆に大きな利益を出すのは難しい、評価益での変動幅が小さくなるデメリットがあると言われています。
CoinTrde(コイントレード)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 数十円~ |
積立投資 | なし |
取扱銘柄数 | 18種類 |
メリット | 仮想通貨専用アプリが使いやすい。ステーキング報酬の年率が高い。 |
デメリット | 日本円の出金、仮想通貨の出金手数料が自己負担 |
プライム市場に上場しているインターネットサービス企業セレス社が運営。現物取引のみ利用できます。マルチシグ(複数鍵)を採用しておりハッキング被害からの資産が守られています。世界最高水準セキュリティ、安心で快適なトレード体験を実現する暗号資産販売所です。
仮想通貨取引をスマホ取引システム経由(仮想通貨専用アプリ)で気軽に取引ができ、特にシンプルなトレードビュー、直感的なインターフェースが人気です。
またステーキングサービスが充実しており仮想通貨を長期保有したい投資家にも人気。ステーキング報酬は最大18%(銘柄:PLT)を誇り、話題性のある銘柄、NEARやPOLの保有で報酬を得ることができます。
【特徴1】アプリが非常につかいやすい
仮想通貨取引はもちろん、アプリからの申し込みで誰でもステーキングに参加することができます。

【特徴2】ステーキング報酬が業界最高水準

最大年率はPLTの18%。その他の銘柄はETH2.8%、ADA2.8%、SOL6%、NEAR6%、AVAX5%、HBAR1%、POL3.2%、PLT18%、DOT13%、XTZ4.5、IOST11%の実績(2024年9月19日時点)。話題の銘柄もステーキングサービスを利用できます。
ステーキングとレンディングの違い
ステーキングは「暗号資産を保有し、ブロックチェーンネットワークに参加することで報酬が得られる仕組み」のことをいいます。一方、レンディングは「仮想通貨保有者が暗号資産取引所に暗号資産を貸し出して報酬を獲得する」という違いがあります。 レンディングで貸し出した暗号資産については取引所が好きなように運用ができ、利率については固定となっています。
bitbank(ビットバンク)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 500円~ |
積立投資 | あり |
取扱銘柄数 | 29 |
メリット | 仮想通貨取引量国内No.1 |
デメリット | 積立投資ができない |
bitbank(ビットバンク)は9周年を迎える歴史ある取引所です。
仮想通貨取引量国内No.1、仮想通貨取引所セキュリティ日本一を誇り、アプリも使いやすいと3拍子がそろった取引所といえます。
取扱銘柄が29種類と豊富で、最新銘柄にも強いです。新規上場銘柄は取引手数料が期間限定で無料のキャンペーンが行われ、取引も賑わいを見せています。
国内No.1の取引量は、最適な取引価格を実現できますので、取引がスムーズに行えます。スピード感のある板取引と多種類の取り扱い銘柄により、取引のストレスはほぼ皆無でしょう。
【特徴1】最新銘柄の取り扱い

ビットバンクは、NFTゲーム関連銘柄(OASやAXS、MANA)や海外で話題の銘柄(APEやDOGE)を上場させ、取り扱う点が特徴です。
29種類の取り扱い銘柄は、実用性や将来性が高いため、投資したい銘柄がきっと見つかるはず。
国内でこれほどの数の銘柄を取り扱い、続々と新規銘柄を上場させる取引所はほかにはないでしょう。メジャーな通貨もよいですが、取引に慣れてきたら最新銘柄を物色してみると、投資の幅が広がり知見も深まります。
【特徴2】マイナス手数料の導入
取引所(板取引)のメイカー取引でマイナス手数料を導入 しています。取引の流動性をつくるため現金がもらえるという取引所には珍しいシステムがあります。
板取引とは
取引所での取引方法。ユーザー同士の指定する売買価格、数量が取引板に一覧で並ぶ。マッチングしたものから随時取引が成立(約定)していく。
メーカー取引(指値注文)は取引価格をユーザーが指定して行う注文方法です。
一方で、テイカー注文はすぐに取引したい(成行注文)ユーザーが取引価格を指定せずに行う注文方法です。取引板に注文が並ばずに、すぐに約定します。
GMOコイン(ジーエムオーコイン)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 5円~ |
積立投資 | あり |
取扱銘柄数 | 24 |
メリット | 500円~可能な積立投資 |
デメリット | 最低出金額が1万円~ |
GMOコインは購入まで最短10分のスピード口座開設が可能です。24銘柄の豊富な取り扱い銘柄と各種取引量が無料なことが特徴ですので、初心者の仮想通貨取引デビューも安心。
また、ビットコインは39円〜の少額取引が可能ですので、小さくリスクなく取引を開始できます。
かんたんに操作できるアプリでいつでも場所を選ばず、気軽に取引できるのも嬉しいですね。口座をもっていなくても無料で利用できる価格通知やレートチェックなどサービスも充実。
積立投資に対応していますので、コツコツと貯金感覚での投資も可能です。
デメリットは最低出金額が1万円~ですが、長期投資を前提としていれば、とくに気にする必要はないでしょう。
【特徴1】GMOブランドで安心の信頼性
GMOコインは、証券、FX会社をもつ東証上場企業の「GMOインターネットグループ」が運営している安心の信頼性があります。
金融業界のノウハウやセキュリティが、仮想通貨取引にも活かされている点は安心できるポイント。資産管理は強固なセキュリティ体制でしっかりユーザーの大切な資産を守ります。
また、GMOコインではビットコインに関する基礎知識や活用術など、初心者向けのコンテンツが公式サイトに充実しています。
信頼性のある、たしかな情報でユーザーに寄り添い、知識不足を補ってくれるでしょう。
【特徴2】500円からの積立投資

人気の積立投資が500円のワンコインからできます。少額でも始めやすいため、初心者におすすめです。
小さく始めることでリスクを最小限に抑えることができます。また、少額でも投資を始めると仮想通貨の情報に、今まで以上に関心が向き、行動が変わります。
金融リテラシーが上がり、ほかの銘柄が気になってきたりと仮想通貨が楽しくなりますよ。
利益を出すことが1つのゴールですが、知識を身に着けたり、経験することも人生において大切な資産になります。
ですから、少額からの積立投資は、ユーザーの人生の大きな一歩になるでしょう。
仮想通貨(暗号資産)取引所おすすめ|比較ポイント7選
仮想通貨取引所のおすすめを紹介していますが、おさえるべき比較ポイントは7つあります。
比較ポイントを知っておけば、自分に適した口座で開設〜取引をスタートできるでしょう。
- 取扱銘柄の豊富さ
- 各種手数料のコスト
- アプリの使いやすさ
- セキュリティの高さ
- サポートの充実度
- 信用できる取引所か
- 板取引ができるか
①取扱銘柄の豊富さ
初心者はビットコインやイーサリアムなど時価総額が大きいメジャーな銘柄から投資をしていくのがセオリーでリスクが低いです。
ですが、取引に慣れてくると様々な銘柄が気になってくるものです。分散投資の観点から複数の銘柄に投資することもおすすめです。
取扱銘柄が豊富な取引所であれば、自分に合ったものを選べるため、選択肢の幅が広がります。
様々な銘柄に触れ、長期目線で仮想通貨投資を楽しみましょう。
②各種手数料のコスト
取引所には様々な手数料があります。
取引手数料が無料という取引所がほとんどですが、よく調べてみると、日本円の入金手数料(コンビニ・クイック)が数百円、出金手数料に数百円がかかる取引所も。
自分の投資スタイルに合わせて手数料のトータルコストを考えましょう。計画をせず、急に少額を入金したいなど、変則的な投資をすると利益を出すどころか手数料負けして損をする場合もあります。
ですから、コストを含めて利益が出るようにしなければいけません。投資はできるだけコストを低く抑えることを実践しましょう。
③アプリの使いやすさ
アプリの使いやすさは、手軽に取引ができるかどうかに直結します。スマホで24時間365日取引できる点は、仮想通貨投資の強みと言えます。
どの取引所もアプリの使いやすさは洗練されてきています。
タップするだけであっという間に取引できることはもちろん、銘柄価格が一覧でわかりやすい、本格的にチャート分析ができるものまで様々な機能があります。
PCを持っていなくてもスマホ1つで取引が完結できますが、その分アプリの使いやすさを重視して快適な取引をしましょう。
④セキュリティの高さ
セキュリティの高さは取引所のシステムですので、中々目には見えにくい部分ですが、2段階認証の設定で不正ログインを防ぐなど、ユーザー自身のセキュリティ対策も大切です。
大切な資金を守るためのセキュリティは高いか、対策が万全かどうかは、実績や取引所の説明をよく読んで信じるしかありません。
証券やFXの金融ノウハウ、堅牢なセキュリティを活かしたシステム作りをして安全性をアピールしている取引所もありますので、それらを参考にするとよいでしょう。
⑤サポートの充実度
万が一のトラブル時には取引所のサポートに頼りましょう。
問い合わせに対しての対応がよいか、よくある質問が整備されているか、しっかりとサポート体制が充実しているかどうかは初心者には重要です。
筆者の体験談ですが、初心者によくある仮想通貨の送金ミスをしてしまい、テキストベースで取引所に問い合わせをして数十分後には解決した経験があります。
当時は右も左もわからずに不安でしたので、すぐに対応してもらえたことで非常に安心できました。
サポートの充実度は取引所の真価が問われる部分と言えるでしょう。
⑥信用できる取引所か
信用できるかどうかは設立年度や運営会社で判断しましょう。
SBIグループやマネックス証券など、上場企業や大きなグループ企業の一部であることが多いです。
ブランドが確立されている=信頼の証です。多くのユーザーに支持され、取引所で働いている人もブランドに誇りを持って責任を持って仕事をしているでしょう。
金融業界ではとくに不祥事や資金流出は、企業の存亡に大きく影響します。
確かなブランド力を押し出している取引所は、信用力が強いため、判断材料にするとよいでしょう。
⑦板取引ができるか
取引所で板取引(ユーザー同士の取引)ができるかどうかは、今後の投資において大きく影響します。
板取引の特徴は3つです。
- ユーザー同士の取引をマッチングする
- 取引価格はユーザーが決められる
- スプレッドが小さい(販売と売却価格の差が小さい)
初心者のうちは販売所で少額取引をして仮想通貨取引に慣れていくとよいでしょう。
慣れてきてからは板取引も視野に入れ、より有利な価格で投資を進めましょう。
とはいえ、販売所での取引は決まった価格で即購入できる点が魅力です。板取引と販売所をうまく使い分けて投資をするとよいでしょう。
仮想通貨(暗号資産)取引所に関してよくある質問
仮想通貨取引所に関してのよくある3つの質問に回答します。この3つをおさえるだけで全くの未経験者と差がつきます。
仮想通貨(暗号資産)取引所と販売所の違いは?
大きな違いは3つです。
【違い①】取引相手 |
取引所はユーザー同士、販売所は仮想通貨交換業者(取引所) |
【違い②】手数料 |
取引所の手数料は無料ですが、その分スプレッドが大きい。販売所は取引ごとに手数料がかかりますが、ごくわずかです。 |
【違い③】取り扱い銘柄 |
取引所によってはどちらか一方でしか取引できない銘柄がありますので、詳細は各取引所で確認しましょう。 |
例えば、コインチェックの場合、販売所はコインチェックとの売買となります。販売所の名の通り、ショップとして機能します。
取引所は、ユーザー同士の個人間取引ですので、取引価格に自由度がありより取引を有利に進められます。
ビットコインはどこで買うべき?
リスクを抑えて買いたいのであれば、自動積立で1万円から気軽に始められるコインチェックでビットコインを買うという選択肢があります。
仮想通貨は価格の変動幅(ボラティリティ)が株式などと比較すると大きいです。1日に数%〜数十%が動くこともあります。
積立投資でコツコツと長期で保有数を増やしていけば、価格の上下を気にする必要はありません。
価格が低いときは多く購入できますし、高いときは購入数が減りますが、価格の変動を読むのは初心者には難しいため、思考停止で自動積立投資でとりあえずはOKです。
海外の仮想通貨取引所は安全?
バイナンスやバイビットなど、海外の仮想通貨取引所は、取り扱い銘柄が豊富で大変人気があります。
ですが、金融庁の認可が下りていない海外取引所は、トラブルの際にはすべて自己責任となるため注意が必要です。
ユーザーに罰則は現状ありませんが、日本でのサービスが急に停止し、出金できなくなるなど、リスクが高いため、初心者にはおすすめできません。
わかりやすい
仮想通貨(暗号資産)の基礎知識
インターネット上で取引ができる通貨「仮想通貨」(暗号資産)。仮想通貨の名前は聞いたことがある、またこれからはじめてみたいという投資家は非常に多いと思います。
このページでは仮想通貨という名称が暗号資産に変わった背景から、暗号資産の仕組み、暗号資産を支える技術、暗号資産の用途、現在の投資家をとりまく環境、おすすめの仮想通貨取引所(暗号資産取引所)など基本的な情報をご紹介していきます。
仮想通貨と暗号資産どちらの名称が正しいの?
暗号資産はもともとは仮想通貨(ビットコインやイーサリアムなどが有名)として世の投資家に知られ人気の金融商品となりました。
2018年のアルゼンチンで行われたG20サミットで仮想通貨はアメリカドル、日本円、ユーロなど国の中央銀行が発行する「法定通貨」には程遠く、資金洗浄や課税の逃げ道として使われるなど流通体制、管理スキームの面から通貨としての役割は担えないという結論から、通貨という名称と明確に区分することを目的に国際的に決定されました。
日本でもこの動きにあわせ、2019年5月に成立した改正資金決済法で「仮想通貨」という名称から「暗号資産」という名称に法的に定められました。しかし、いまでも多くの投資家は仮想通貨という名称を用いており、仮想通貨と暗号資産という名称が併用されています。
【まとめ】仮想通貨(暗号資産)取引所おすすめ7選!
この記事のポイント
- 仮想通貨取引所は手数料、セキュリティ、少額投資の可否をチェック
- Coincheckは使いやすいアプリで仮想通貨デビューを後押し
- 海外取引所は金融庁の認可が下りていないので要注意!
仮想通貨取引所のおすすめは、初心者が使いやすい機能の充実や安心のサポート、セキュリティが重要です。
手数料が安い方がベターですが、取引に関するトータルコストまで考えられればベスト。
もしあなたが迷って自分で決められないのなら、総合力があり、使いやすい取引所であるコインチェックで口座開設をして実際に利用してみてください。
そこを基準に他の取引所を比較して自分にあったところを探してみるのもいいかもしれませんね。