
この記事のポイント
- イーサリアムとは仮想通貨プロジェクトを構築できるプラットフォーム
- イーサリアムの今後の将来性は期待できる
- イーサリアムの課題は競合が増えていること
イーサリアムは仮想通貨の中で時価総額が2番目に大きい銘柄ですが、どのような点が他の銘柄より優れているのか、ビットコインとの違いは何なのかなどの疑問を抱えている方が多いでしょう。
本記事ではイーサリアムの特徴や今後の将来性や、著名人によるイーサリアムの今後の価格予想を解説します。
イーサリアムに投資するか悩んでいる方は、本記事を読み終えることで投資判断の材料になるでしょう。
※この記事は2024年9月時点の情報をもとに作成しています。
目次 ー Contents
イーサリアム(ETH)とは
価格 | ¥535,000.00 |
時価総額 | ¥64.23T |
発行上限 | なし |
公式サイト | 公式サイトへ |
イーサリアムとは、分散型アプリケーション(Dapps)を構築できるブロックチェーン上のプラットフォームです。
【ワンポイント】分散型アプリケーション(Dapps)とは
ブロックチェーンを活用する個々のプロジェクトのことで、ビットコインはブロックに取引の履歴しか記録できませんが、イーサリアムはアプリケーションの機能も記録できます。
イーサリアム上ではさまざまなやり取りが行われており、その際に使われる通貨が「ETH」です。
つまり、ETHの価格はイーサリアムというプラットフォームが利用されればされるほど上昇しやすいといえます。
そして、イーサリアムがブロックチェーン上のプラットフォームの中でも利用されている理由は、メイン機能である「スマートコントラクト」にあります。
ライブ暗号資産ティッカーウィジェット
スマートコントラクトを採用している
イーサリアムは、スマートコントラクトと呼ばれる機能を備えています。
【ワンポイント】スマートコントラクトとは
人を介さずに設定した契約を自動的に執行できるシステムです。
自動販売機でお金を入れれば自動でジュースが買えるように、ある条件下で特定の契約を執行できるシステムがブロックチェーン上で作成できるのです。
スマートコントラクトを備えるメリットは以下の通りです。
- 契約の透明性が確保できる
- 契約の不履行を防止できる
- コスト削減につながる
契約の執行をシステムではなく人間が行うと、内容が改ざんされ不正な契約が行われてしまったり、ミスで契約が不履行になってしまったりする可能性があります。
しかし人間を介さないプログラムであれば上記の懸念をなくすことができ、取引を円滑に行えるようにできるのです。さらに人件費を削減できるというメリットもあります。
スマートコントラクトはすでに金融業界で注目され始めており、一部の企業が活用し始めています。
イーサリアム上で多くのDappsが誕生している
Dappsと従来のアプリとの違い
Dapps(分散型アプリケーション) | 従来のアプリケーション |
---|---|
分散管理なので中央管理者は存在しないオープンソースでブロックチェーンの技術が使われている | 中央管理者が存在するソースコードは非公開が多い |
イーサリアム上には、多くのDapps(分散型アプリケーション)が誕生しています。
Dappsは取引がブロックチェーン上で行われるため分散管理されており、誰でもコードを閲覧できるオープンな設計になっています。
そのため、取引で不正や改ざんが行われればすぐに検知できるメリットがあるのです。
イーサリアム上にDappsが誕生するほどETHが利用されるようになり、そのDappsが利用されれば再びETHが利用されるため、プラットフォーム型通貨であるETHは他の仮想通貨より価格上昇の恩恵を受けやすい特徴があります。
イーサリアムとビットコインの違いは?
イーサリアムとビットコインの違いは以下の通りです。
イーサリアム(ETH) | ビットコイン(BTC) | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
発行上限 | なし | 2,100万枚 |
利用目的 | ブロックチェーン上のプラットフォーム | 価値の貯蔵や送金など |
コンセンサスアルゴリズム | PoS | PoW |
イーサリアムは発行上限がありませんが、発行枚数を減らす仕組みを備えているため、実質的には供給量が制限されているといってもよいでしょう。
ビットコインはインフレ対策や通貨価値の目減りに対する貯蔵機能や、ビットコインを使った送金や買い物などの機能を持っています。一方で、イーサリアムは基本的にブロックチェーン上で完結するやり取りで利用されるのです。
またコンセンサスアルゴリズムに関しては、ビットコインが暗号を解くマイニング技術で通貨を新規発行するPoWを採用しているのに対し、イーサリアムはノードがETHを預けた量によってマイニングできる確率が変わるPoSを採用しています。
一般的にPoSの方が消費する電力量が少ないとされていますが、PoWの方が証券に該当しづらく、規制されにくい特徴があります。
イーサリアム(ETH)の今後の将来性はある?
イーサリアムの今後の将来性には期待できると考えられます。
理由は以下の通りです。
- 今後もさまざまなプロジェクトが誕生する可能性が高い
- 企業がイーサリアムの利用を始めている
- 今後もアップデートで機能の進化が予定されている
今後もさまざまなプロジェクトが誕生する可能性が高い
イーサリアム上には、今後もさまざまなプロジェクトが誕生する可能性が高いです。
イーサリアムはすでに時価総額2番目を維持し、プラットフォームとして高い信頼を得ているため、新興プラットフォームでプロジェクトを設計するより安全とみなされています。
実際、DeFiやNFT、IEOなど仮想通貨業界で注目を集めた分野のほとんどはイーサリアムを活用して生まれました。
今後もイーサリアム内でさまざまなプロジェクトが誕生し、上記のようなブームが生まれればETHを買いたい人が増え、価格上昇に貢献する可能性が高いでしょう。
企業がイーサリアムの利用を始めている
イーサリアムは、すでに多くの企業から利用され始めています。
例えば2023年8月、大手決済会社のPayPalがイーサリアム上で独自の米ドルペッグ型ステーブルコインを発行すると発表しました。
大企業が始める仮想通貨関連プロジェクトは他のプロジェクトより信頼性が高いので利用・認知されやすい特徴があります。
そして、大企業がイーサリアムの利用を始めれば他の企業も付随してビジネスを始める可能性があり、プロジェクトが誕生すればするほどイーサリアムが利用されやすくなるでしょう。
今後もアップデートで機能の進化が予定されている
イーサリアムは定期的に機能のアップデートを行っています。
直近の大型アップデートは、2024年3月13日に行われた「Dencun(デンクン)」。その前には2022年9月に行われた「The Marge(マージ)」があります。
「The Marge(マージ)」ではコンセンサスアルゴリズムがPoWからPoSに変更されました。また、1日に新規発行されるETHの枚数が減少する仕組みも導入され、以前より希少性が高まりました。発行量としては、14,600ETHから1,600ETHと、約90%減少したと発表されています。(1日あたりの新規発行枚数)
そして、今後もアップデートは継続的に行われていく予定になっているので、アップデート後の価格上昇を見越して購入しておくのもよいでしょう。
イーサリアム(ETH)の課題
イーサリアムの将来性には期待できる点が多くありますが、以下のように課題もあります。
- 競合ブロックチェーンが増え続けている
- スケーラビリティ問題
- 中央集権的な通貨になる恐れがある
競合ブロックチェーンが増え続けている
イーサリアムと同じくプラットフォーム型のブロックチェーンは増え続けているのが現状です。
イーサリアムの競合にあたるブロックチェーンには主に以下があります。
- ソラナ
- テゾス
- ポルカドット
上記のようなイーサリアムの市場シェアを奪う可能性があるブロックチェーンを「イーサリアム・キラー」と呼び、イーサリアムの取引手数料の高さや取引速度の遅さからシェアを拡大しています。
特にソラナは高速で取引できるため手数料が格段に安く、大手金融機関も注目しています。
そのため、イーサリアムに投資する際はシェアを奪われたときのリスクヘッジとして、競合ブロックチェーン銘柄にも投資しておくのがよいかもしれません。
スケーラビリティ問題
イーサリアムはスケーラビリティ問題を抱えています。
スケーラビリティ問題とは、イーサリアムを利用する人が増加し過ぎたあまり、取引速度が遅くなり手数料が高くなってしまっている状態です。スケーラビリティ問題はイーサリアムが競合チェーンにシェアを奪われている要因にもなっているのです。
そこで、イーサリアムはレイヤー2技術によってスケーラビリティ問題を改善しようと試みています。

イーサリアムやソラナなどの情報やスマートコントラクトが格納される領域をレイヤー1と呼び、レイヤー1のブロックチェーン外部でトランザクションを実行する領域をレイヤー2と呼びます。
外部で取引を実行することでレイヤー1ブロックチェーンの役割を削減でき、取引速度の遅延改善へとつながるのです。
レイヤー2技術を開発するプロジェクトもすでに多く誕生しており、仮想通貨業界でも注目されている領域のため、投資対象として以下の銘柄を把握しておくのもおすすめです。
- ポリゴン
- オプティミズム
- イミュータブルX
中央集権的な通貨になる恐れがある
イーサリアムのノードとなり、マイニングをするには32ETH以上を保有する必要があります。
しかし、開発者らはその条件を2048ETH(現在の64倍)に引き上げることを提案しているのです。
まだ提案が承認されたわけではありませんが、仮に承認されればノードになるコンピュータが少数になってしまい、中央集権的な通貨になる恐れがあります。
中央集権的な通貨になると、ブロックチェーンのメリットである分散型の管理が損なわれる可能性があり、信頼やセキュリティの欠如につながるでしょう。
著名人によるイーサリアム(ETH)の今後の見通し
以下の著名人による、イーサリアムの今後の見通しを紹介します。
- ゴールドマンサックス:イーサリアムはビットコインを超える
- JPモルガンチェース:ヒンマン文書がイーサリアムを後押しする
ゴールドマンサックス:イーサリアムはビットコインを超える
米国大手投資銀行のゴールドマン・サックスは、イーサリアムが価値保存の手段として、ビットコインを上回る可能性があると考えています。
ビットコインを超える可能性がある要因については詳しく記載されていませんが、アップデートによって新規発行枚数や流通枚数が減少する仕組みが導入されている現在において、希少性の観点ではビットコインより価値保存手段として機能する可能性は十分あり得るでしょう。
JPモルガンチェース:ヒンマン文書がイーサリアムを後押しする
米国大手投資銀行のJPモルガンチェーンは、ヒンマン文書がイーサリアムを後押しする可能性があると考えています。
ヒンマン文書とは仮想通貨のRippleに対する訴訟で公開された文書です。
RippleはSEC(米証券取引委員会)から証券であるとして訴訟されており、裁判をしていましたが、他の仮想通貨を証券と指摘しておきながらイーサリアムについては指摘していませんでした。
そして、JPモルガンによるとヒンマン文書によってSECが行動を起こさなかった理由を説明できるとしており、イーサリアムが今後証券に該当しない可能性が高くなることを予測しているようです。
基本的に仮想通貨は証券認定されると価格下落の影響を及ぼす傾向があるので、証券認定されないと判断されれば逆に価格が上昇する可能性があります。
イーサリアム(ETH)を購入できる取引所7選
イーサリアムを購入できる取引所は主に以下の7社です。
仮想通貨(暗号資産)取引所はここがオススメ!
- Coincheck(コインチェック)
- SBI VCトレード(エスビーアイブイシートレード)
- BITPOINT(ビットポイント)
- BitTrade(ビットトレード)
- CoinTrde(コイントレード)
- bitbank(ビットバンク)
- GMOコイン(ジーエムオーコイン)
Coincheck(コインチェック)

取扱銘柄数 | 30種類 |
取引手数料 | 無料~1,018円 |
入出金手数料 | 407円 |
送金手数料 | 銘柄によって異なる |
Coincheckは、スマホアプリダウンロード数5年連続No.1を誇る取引所です。
操作しやすい設計になっており、初心者の方から人気を集めています。
イーサリアムは販売所でしか仮想通貨を購入できないので、取引所での購入よりコストが高くなってしまいますが、簡単に購入したい方にはおすすめです。
また、Coincheckは仮想通貨の売買以外にも以下のサービスを提供しています。
- 仮想通貨の自動積立投資
- レンディング(仮想通貨を貸し出し、金利収入を得る)
- NFTマーケットプレイス
- IEO
SBI VCトレード(エスビーアイブイシートレード)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 1円〜(時価に連動) |
積立投資 | 500円〜 |
取扱銘柄数 | 24種類 |
メリット | 現物取引、レバレッジ取引、積立、レンディング、ステーキングを利用できる。 |
デメリット | 毎週水曜の午前12時~午後1時、定期システムメンテナンスがある |
SBI VCトレードはSBI証券や住信SBIネット銀行など、国内最大級のインターネット総合金融サービス事業を展開しているSBIグループの一員です。現物取引(販売所・取引所)に加えて、レバレッジ取引や積立暗号資産など様々な取引サービスを提供しています。
総評として、サービスバランスが良好で、SBIグループの安心感で人気の仮想通貨取引所です。デメリットとしてはスプレッドが比較的広い、毎週水曜日12時00分~13時00分の1時間程度、定期メンテナンスがありその間は取引ができない、という声が多くあります。
その一方で、顧客取引による売買収益チャンスを逃してもシステムの安定性、セキュリティを担保しようとしている企業姿勢としてはいい、という声も多く聞こえます。
話題のNFT取引ができる「SBI Web3ウォレット(利用料は無料)」を提供。SBI VCトレードに口座開設するだけでNFTを日本円で売買可能になるサービスも提供しています。
【特徴1】初心者から上級者まで!暗号資産のフルラインナップサービスを提供
毎日・毎週・毎月と積立頻度が選べる「積立暗号資産」や対象銘柄をSBIに預けておくだけで報酬が貰える「ステーキング」や一定期間貸し出す事で利用料を受け取れる「貸コイン」、暗号資産を証拠金として利用できる「レバレッジ取引」など様々なニーズに対応したサービスを提供しているのが特徴です。

【特徴2】ステーキングの利便性が高い

他交換所・個人ウォレットで保管している仮想通貨をSBIVCトレードのウォレットに入庫することでSBI VCトレードの取扱い銘柄24種類のうち13種類でステーキングを利用することができます。
SBI VCトレードでは、イーサリアム(ETH)、ポルカドット(DOT)、カルダノ(ADA)、テゾス(XTZ)、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)、オアシス(OAS)、エックスディーシー(XDC)、コスモス(ATOM)、フレア(FLR)、ニアプロトコル(NEAR)のステーキングサービスを提供しています。
※最小入庫数量および一部銘柄においては入庫特別対応がございますので、サービス概要ページをご確認ください。
ステーキングとは
ステーキングとは、マイニングの代替え手段と言われている、ステーキング対象の仮想通貨(暗号資産)を使わずウォレットに入れ、ブロックチェーンのオペレーションに参加すると報酬を得られる仕組みのことをさします。
BITPOINT(ビットポイント)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 500円以下~ |
積立投資 | あり |
取扱銘柄数 | 27 |
メリット | あらゆる手数料がとくにかく安い アルトコインに強い |
デメリット | 積立金額が5,000円/月~ |
BITPOINTのおすすめポイント
- SBIホールディングスの安心感と信頼感
- 取引手数料、暗号資産と日本円の入出金が無料など取引コストがとにかく低い
- 新しい仮想通貨の取扱い開始に力を入れている
- ステーキングサービルの報酬が暗号資産会社の中で最も高い
BITPOINT(ビットポイント)はSBIグループ傘下の安心ブランドが特徴の仮想通貨取引所です。
取引手数料は無料、日本円・暗号資産の入出金手数料も無料。とにかく取引コストが非常に格安です。取扱銘柄は27種類とほかの取引所と比較すると少ないですが、ビットポイントでのみ取り扱うKLAY(クレイ)や最新ゲーム銘柄のGXE(ゼノ)など話題の銘柄に強い点が印象的です。
積立投資や貸て増やすレンディング、暗号資産を保有しているだけで、毎月自動的に報酬が受け取れるステーキングもあり、幅広いサービス展開があります。
特にBITPOINTのステーキングサービスは、サービス開始以来、対象銘柄すべてでNo.1の年率を実現しています(ETH3.70%、ADA3.35%、TRX4.15%、ATOM17.70%の実績)。これら特定の銘柄の暗号資産を長期保有をする方はBITPOINTがおすすめです。
【特徴1】現物取引にかかる手数料が無料
現物取引にかかる手数料が無料で、そのほかにも以下の手数料が無料となっています。
- 即時入金手数料
- 暗号資産の入出金手数料
- 法定通貨(JPY)即時入金サービス
- 口座開設手数料
- 口座管理料
とくに即時入金サービスの手数料が無料な点がうれしいですね。思い立った時にも投資のチャンスを逃しません。
仮想通貨関連の情報は鮮度が命と言われ、流れるスピードが速いです。機会損失を減らすことができる即時入金サービスは初心者~上級者まで、幅広いユーザーに嬉しいサービスです。
【特徴2】アルトコインに強い

ビットポイントでしか取り扱っていない銘柄にKLAY(クレイ)やGXE(ゼノ)があります。
とくにゼノは2023年5月にサービスが開始されたばかりの遊んで稼ぐ「Play to earn」銘柄で話題性があります。
ゼノは人気YouTuberのヒカル氏などをアンバサダーとして迎え、本格的な戦略バトルゲームが楽しめるとSNSで話題となっています。
メジャーな銘柄以外にも少しマイナーでさらなる成長が期待できる銘柄を取り扱う点は、今後の投資ライフを充実させそうですね。
BitTrade(ビットトレード)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 2円〜 |
積立投資 | 1000円〜 |
取扱銘柄数 | 42種類 |
メリット | 現物取引、レバレッジ取引、積立、レンディングを利用できる。 最短即日で口座開設が可能。 |
デメリット | 日本円の出金、仮想通貨の出金手数料が自己負担 |
BitTrade(ビットトレード)は、ビットコイン、イーサリアム、XRPをはじめ、ドージコイン、シバイヌなど豊富な銘柄を取り揃えている金融庁登録済の暗号資産取引所です。
サービス開始以来、ハッキング0件など強固なセキュリティ環境を提供しています。また口座申込み時に「かんたん本人認証」を使えば、最短即日で口座開設が可能。まずはいち早く仮想通貨取引をしたい方むけの仮想通貨取引所といえます。
BitTrade(ビットトレード)は現物で取引ができる銘柄が豊富で業界最多水準を誇ります。さまざまな銘柄を取引したい方向けの仮想通貨取引所です。
【特徴】仮想通貨の積立投資で最大1.0%上乗せの特典がある
積立暗号資産を設定し、約定した累計回数に応じて最大1.0還元の積立プログラムがあります。積立経由の累計約定数が3回から9回まで約定金額の0.2%がもらえます。それ以上の10〜19回まで0.5%、20〜29回まで0.7%、30回から1.0%のプレゼントあり。

積立投資のメリットとデメリット
積立投資とはタイミングを分散することで、運用成果が資金投下のタイミングに左右されにくい、評価損の変動幅が相対的に小さくなるなどのメリットがあるとされています。逆に大きな利益を出すのは難しい、評価益での変動幅が小さくなるデメリットがあると言われています。
CoinTrde(コイントレード)

取引手数料 | 無料 |
最小購入金額 | 数十円~ |
積立投資 | なし |
取扱銘柄数 | 18種類 |
メリット | 仮想通貨専用アプリが使いやすい。ステーキング報酬の年率が高い。 |
デメリット | 日本円の出金、仮想通貨の出金手数料が自己負担 |
プライム市場に上場しているインターネットサービス企業セレス社が運営。現物取引のみ利用できます。マルチシグ(複数鍵)を採用しておりハッキング被害からの資産が守られています。世界最高水準セキュリティ、安心で快適なトレード体験を実現する暗号資産販売所です。
仮想通貨取引をスマホ取引システム経由(仮想通貨専用アプリ)で気軽に取引ができ、特にシンプルなトレードビュー、直感的なインターフェースが人気です。
またステーキングサービスが充実しており仮想通貨を長期保有したい投資家にも人気。ステーキング報酬は最大18%(銘柄:PLT)を誇り、話題性のある銘柄、NEARやPOLの保有で報酬を得ることができます。
【特徴1】アプリが非常につかいやすい
仮想通貨取引はもちろん、アプリからの申し込みで誰でもステーキングに参加することができます。

【特徴2】ステーキング報酬が業界最高水準

最大年率はPLTの18%。その他の銘柄はETH2.8%、ADA2.8%、SOL6%、NEAR6%、AVAX5%、HBAR1%、POL3.2%、PLT18%、DOT13%、XTZ4.5、IOST11%の実績(2024年9月24日時点)。話題の銘柄もステーキングサービスを利用できます。
ステーキングとレンディングの違い
ステーキングは「暗号資産を保有し、ブロックチェーンネットワークに参加することで報酬が得られる仕組み」のことをいいます。一方、レンディングは「仮想通貨保有者が暗号資産取引所に暗号資産を貸し出して報酬を獲得する」という違いがあります。 レンディングで貸し出した暗号資産については取引所が好きなように運用ができ、利率については固定となっています。
bitbank(ビットバンク)

取引手数料 | メイカー:-0.02%、テイカー: 0.12%、(一部銘柄を除く) |
最小購入金額 | 数十円~ |
積立投資 | あり |
取扱銘柄数 | 38 |
メリット | 仮想通貨取引量国内No.1 |
デメリット | 積立投資ができない |
bitbank(ビットバンク)は10周年を迎える歴史ある取引所です。
仮想通貨取引量国内No.1、仮想通貨取引所セキュリティ日本一を誇り、アプリも使いやすいと3拍子がそろった取引所といえます。
取扱銘柄が38種類と豊富で、最新銘柄にも強いです。
国内No.1の取引量は、最適な取引価格を実現できますので、取引がスムーズに行えます。スピード感のある板取引と多種類の取り扱い銘柄により、取引のストレスはほぼ皆無でしょう。
【特徴1】最新銘柄の取り扱い
ビットバンクは、NFTゲーム関連銘柄(OASやAXS、MANA)や海外で話題の銘柄(APEやDOGE)を上場させ、取り扱う点が特徴です。
38種類の取り扱い銘柄は、実用性や将来性が高いため、投資したい銘柄がきっと見つかるはず。
国内でこれほどの数の銘柄を取り扱い、続々と新規銘柄を上場させる取引所はほかにはないでしょう。メジャーな通貨もよいですが、取引に慣れてきたら最新銘柄を物色してみると、投資の幅が広がり知見も深まります。
【特徴2】マイナス手数料の導入
取引所(板取引)のメイカー取引でマイナス手数料を導入 しています。取引の流動性をつくるため現金がもらえるという取引所には珍しいシステムがあります。
板取引とは
取引所での取引方法。ユーザー同士の指定する売買価格、数量が取引板に一覧で並ぶ。マッチングしたものから随時取引が成立(約定)していく。
メーカー取引(指値注文)は取引価格をユーザーが指定して行う注文方法です。
一方で、テイカー注文はすぐに取引したい(成行注文)ユーザーが取引価格を指定せずに行う注文方法です。取引板に注文が並ばずに、すぐに約定します。
GMOコイン(ジーエムオーコイン)

取扱銘柄数 | 26種類 |
取引手数料 | ■販売所:無料 ■取引所:実質無料 ・Maker注文:-0.01% ・Taker成行:0.05% |
入出金手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料 |
GMOコインは東証一部上場企業「GMOインターネットグループ」を親会社にしている取引所。現物取引ではMaker取引をすれば取引手数料がマイナスになり、実質すべての手数料が無料になります。
仮想通貨の売買以外には以下のサービスを提供しています。
- 仮想通貨の自動積立投資
- レンディング
- ステーキング
- IEO
- FX
GMOコインはFXサービスも提供しており、100円からポジションを保有できる通貨があるので少額でも始めやすいという特徴があります。
イーサリアム(ETH)を買うタイミングはいつがおすすめ?
イーサリアムを買うタイミングは以下がおすすめです。
- アップデートが行われる前
- DeFi市場の利回りが上昇しているとき
アップデートはイーサリアムの機能が向上するので、長期的な価格上昇に貢献する可能性が高いです。
ただ、アップデート直前ではすでに市場参加者が買いを済ませて価格上昇を織り込んでいる可能性があるので、市場参加者が意識していないタイミングから先読みして買っておくのがおすすめです。
またDeFi市場では、利回りの上昇と仮想通貨価格の上昇が相関しやすい傾向にあります。
主な理由は、利回りが高い状態は貸し手より借り手の需要の方が高く、借り手が高い資本コストを負担できるからです。
DeFi市場の利回りが上昇しているタイミングは仮想通貨市場も全体的に価格上昇しやすい可能性が高いので、注視しておきましょう。
イーサリアム(ETH)を買った後はどのように運用すればいい?
イーサリアムを購入した後は、以下の運用がおすすめです。
- 長期保有
- ステーキング
イーサリアムは将来性に優れていることから、短期で売却せず長期保有しておくのがおすすめです。
また、長期保有する場合はステーキングを行えば保有しながら利回り収入を得られるため、長期保有と相性が良い運用方法になります。
イーサリアムのステーキングはBITPOINTやSBI VCトレードなどで行えます。
イーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)はどっちを買えばいい?
投資目的によって変わる場合があります。
- イーサリアムの購入を優先するべき人:イーサリアム内でのさまざまなプロジェクトを触ってみたい人
- ビットコインの購入を優先するべき人:手放さずに長期保有する人
イーサリアムを購入すればDeFiやNFTなどさまざまなプロジェクトにアクセスできるため、ブロックチェーン上でアクティブに活動したい人におすすめです。
資金に余裕がある方は、両方買っておくのがよいでしょう。
イーサリアム(ETH)-まとめ
この記事のポイント
- イーサリアムとは仮想通貨プロジェクトを構築できるプラットフォーム
- イーサリアムの今後の将来性は期待できる
- イーサリアムの課題は競合が増えていること
イーサリアムはブロックチェーンの中でもプラットフォーム型に分類される仮想通貨です。
スマートコントラクトと呼ばれる機能を中心としながら、アップデートを重ねるごとにさまざまな機能を追加しており、将来性に期待できるため、投資価値のある仮想通貨の中の一つといえるでしょう。