Skip to content
Action(アクション)

Action(アクション)

米国株投資の始め方からやり方、個別株、ETFと投資信託、CFDの取引方法(買い方)、証券会社の口座サービスを初心者にお届け。株式投資による資産運用に欠かせない米国・欧州・日本の最新経済情報レポートや株式市場の予想、分析も充実。

Primary Menu
  • 新着記事
  • 分析・予想
  • 投資入門
  • 投資手法
  • 金融商品
  • 経済金融政策
  • Home
  • マーケット情報
  • 一般NISAおすすめ銘柄18選(投資信託&株式)、投資デビュー向けネット証券会社4選
  • マーケット情報

一般NISAおすすめ銘柄18選(投資信託&株式)、投資デビュー向けネット証券会社4選

Published: 2023-09-10 | Updated: 2025-07-28 2 min read
title_img_065

この記事のポイント

  • NISAを始めたいなら、今すぐ始めた方がお得
  • 投資商品の選択は感で選ばない
  • ネット証券会社は投資家にとってお得がいっぱい
  • NISAは投資初心者のためにある

「NISAを始めるには、どこの証券会社がおすすめ?」
「NISAでおすすめの投資商品はある?」

NISAは、投資から得た利益が税金から免除される特別な制度です。2024年からは新しいNISA制度が始まり、今からNISAを始めるのなら、絶好のタイミングと言えるでしょう。

NISAを使って投資するために一番大切なのは、証券会社と投資商品(銘柄)選びです。

証券会社は、あなたの投資を手助けしてくれる重要な場所であり、手数料が低コストで、初心者にもわかりやすいサポートがあるところがベスト。投資商品は、あなたの投資目標やリスク許容度に合ったものを選びましょう。

この記事では、初心者でも分かりやすく、NISAでの投資スタートに必要な情報が詰まっています。NISAの非課税制度をうまく活用して、あなたの思い描く理想の生活を手に入れてください。

NISAにおすすめの証券会社はこちら

目次 ー Contents

  • NISAとは?
  • NISAには「一般NISA」と「つみたて(積立)NISA」がある
  • 一般NISAで買うべき投資信託とは?
    • 投資信託の特徴を理解する方法
    • 投資信託(ファンド)のカテゴリー
      • インデックス型投資信託
      • アクティブ型投資信託
      • バランス型投資信託
  • 一般NISAで買うべき投資信託の選び方
    • リスク許容度から選択する
    • 投資信託の購入コストから選択する
      • ①購入時のコスト=販売手数料
      • ②運用時のコスト=信託報酬
      • ③換金時のコスト=信託財産留保額
    • 純資産総額の大きさから選択する
    • 投資対象地域から選択する
  • 【一般NISAにおすすめ】インデックス型投資信託銘柄5選
    • ①SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
      • 【特徴①】手数料が安い
      • 【特徴②】為替ヘッジがない
      • 【特徴③】S&P500に連動
    • ②ニッセイTOPIXインデックスファンド
      • 【特徴①】安定した運用が期待できる
      • 【特徴②】低いコストで運用できる
      • 【特徴③】日本経済や日本企業の勉強ができる
    • ③SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
      • 【特徴①】米国株のほぼ100%をカバー
      • 【特徴②】信託報酬が低い
    • ④ニッセイ日経225インデックス・ファンド
      • 【特徴①】日経225指数の追跡
      • 【特徴②】パッシブ運用
      • 【特徴③】分散投資
      • 【特徴④】手軽に広範囲な投資
    • ⑤楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
      • 【特徴①】幅広い米国株式への分散投資が可能
      • 【特徴②】低い信託報酬
  • 【一般NISAにおすすめ】アクティブ型投資信託銘柄5選
    • ①ニッセイ日本株ファンド
      • 【特徴①】TOPIXの構成銘柄から独自に選定・調整された150~300銘柄に投資している
      • 【特徴②】国内株式だけを投資対象としている
    • ②ひふみ投信
      • 【特徴①】「ひふみ流」の投資手法
      • 【特徴②】独自の視点で見つけ出した中小型銘柄や成長企業など多様な企業への投資
    • ③セゾン資産形成の達人ファンド
      • 【特徴①】定期積立プランとスポット購入の2つの購入方法がある
      • 【特徴②】信頼性の高い世界有数のファンドへの間接投資
    • ④フィデリティ・アジア株・ファンド
      • 【特徴①】成長企業を選定している
      • 【特徴②】高い基準価額は割高ではなく、運用力の成果を表している
    • ⑤One国内株オープン
      • 【特徴①】市場環境に対する柔軟な適応力
      • 【特徴②】スピード感のある運用スタイル
  • 【一般NISAにおすすめ】バランス型投資信託銘柄3選
    • ①eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
      • 【特徴①】低コスト
      • 【特徴②】少額からの投資が可能
    • ②世界経済インデックスファンド
      • 【特徴①】グローバル分散投資
      • 【特徴②】バランス投資
      • 【特徴③】柔軟な投資選択
    • ③ダイワ・ライフ・バランス30
      • 【特徴①】バランスの取れた投資
      • 【特徴②】債券重視の投資戦略
      • 【特徴③】初心者にも適している
  • 一般NISAで買うべき株式銘柄の選び方
    • 配当金を受け取れる株式銘柄を選択する
    • 値上がりを期待して株銘柄を選択する
  • 【一般NISAにおすすめ】株式銘柄5選【2023年6月最新】
    • ①日本電信電話株式会社(9432)
      • 【1】配当利回り
      • 【2】事業の安定性
      • 【3】株主優待
    • ②キヤノン株式会社(7751)
      • 【1】事業構成が豊富
      • 【2】グローバル展開
      • 【3】技術開発力
    • ③セガサミーホールディングス(6460)
      • 【1】多角的なエンターテイメント事業
      • 【2】強固な知的財産
      • 【3】デジタルエンターテイメント事業の成長
    • ④VTホールディングス(7593)
      • 【1】複数の安定したビジネスライン
      • 【2】成長市場への対応力
      • 【3】国内外での展開
    • ⑤株式会社マーベラス(7844)
      • 【1】広範なエンターテイメント事業
      • 【2】人気知的財産の保有
      • 【3】グローバル展開
  • NISAにおすすめな証券会社の選び方
    • NISAの口座開設は銀行と証券会社どちらがいい?
    • 低コストの取引手数料は運用益に有利
    • 投資したい銘柄がある証券会社を事前に調べておく
  • NISAでおすすめする証券会社4選
    • SBI証券
      • ポイント① 多くの投資家から支持を得ているネット証券会社
      • ポイント② 投資信託の本数が業界最高クラス
      • ポイント③ ポイントサービスがある
    • 楽天証券
      • ポイント① 楽天グループ利用者におすすめ
      • ポイント② 楽天ポイントが貯まる
      • ポイント③ ポイントで投資商品が購入できる
    • 松井証券
      • ポイント① 信託報酬の一部を現金またはポイントで還元してくれる
      • ポイント② サポート体制に定評がある
      • ポイント③ 顧客ファーストで各種手数料が無料
    • マネックス証券
      • ポイント① マネックスカードを使えばポイントがもらえる
      • ポイント② 米国株と中国株に興味がある投資家に大人気
      • ポイント③ NISA口座でIPO投資も可能
  • 「NISAのおすすめ」でよくある質問
    • 2024年からNISAはどのように変わるのか?
      • 主な変更点①
      • 主な変更点②
      •  主な変更点③
      • 主な変更点④
    • 一般NISAでは株と投資信託ではどちらを買えばいい?
    • NISAをはじめるタイミングはいつ?
      • 理由①
      • 理由②
      • 理由③
      • 理由④
    • 一般NISAとつみたて(積立)NISAではどちらがおすすめ?
  • 【まとめ】NISAは投資初心者にもおすすめ

NISAとは?

nisa

NISAとは、「少額投資非課税制度」のことで、国民が投資を通じて財産を増やすことを支援する特別な税制です。

この制度の魅力は、投資から生じた収益を全額自分のものにできるという点です。

では、NISAを利用するためには何が必要でしょうか。まずは「NISA口座」を開設することが求められます。

しかし、一度開設したNISA口座は、1年間変更できないというルールがあるため、どの金融機関(証券会社または銀行)で口座を開設するかは重要な判断となります。

NISAの具体的なメリットとして、投資信託に投資した場合、通常は税金がかかる「普通分配金」や売却時の「譲渡益」が非課税になります。これは、手元に残る投資収益を増やす大きな助けになります。

ただし、一点だけ注意が必要です。

NISA口座で得た収益と、他の一般口座や特定口座で発生した収益や損失とは、収益と損失を相殺することはできません。

つまり、NISA口座の収益と他の口座の損失を合算して税金を計算できないということです。

この点を理解しておくと、より効果的にNISAを利用することができます。

NISAには「一般NISA」と「つみたて(積立)NISA」がある

■一般NISAとつみたて(積立)NISAの比較表

一般NISAつみたてNISA
非課税口座対象者20歳以上の国内居住者
運用管理者口座名義人(本人)
払い出し制限制限なし
金融機関変更年単位で変更可
非課税枠120万円(毎年)40万円(毎年)
対象商品上場株式、投資信託など一定の要件を満たす投資信託
投資方法通常買付方式・積立方式積立方式
非課税期間最長5年間最長20年間
口座開設期間2023年まで2042年まで
ロールオーバー ※可不可
※ 非課税期間が終了したあと、翌年の新たな非課税枠へ移管すること

NISA(少額投資非課税制度)は、「一般NISA」と「つみたて(積立)NISA」の2つのバージョンがあります。これらは主に、年間の非課税枠と非課税期間について異なる特性を持っています。

一般NISAは、1年間に最大120万円までの投資が非課税となる制度。

一方、つみたて(積立)NISAは年間非課税枠が40万円までとなっています。

これらの非課税枠は1年間(1月1日~12月31日)の間で利用でき、その期間内に購入した金融商品で得た収益は全て非課税となりますが、非課税枠を超えると、超過分の収益には所得税が課せられます。

一般NISAつみたてNISA
非課税期間最長5年間最長20年間
非課税枠120万円(毎年)40万円(毎年)

また、一般NISAの非課税期間は最長5年間で、最大で600万円までの収益が非課税です。一方、つみたて(積立)NISAの非課税期間は最長20年間で、最大800万円までの収益が非課税となります。

つみたて(積立)NISAが一般NISAよりも長期間の運用を想定しているため、このような制度となっています。

一般NISAつみたてNISA
対象商品上場株式、投資信託など一定の要件を満たす投資信託
ロールオーバー可不可

一般NISAでは、国内外の株式、投資信託など幅広い投資商品を選択が可能です。その一方で、つみたて(積立)NISAは、金融庁の基準を満たした投資信託やETFのみが投資対象です。

そのため、つみたて(積立)NISAは銘柄数が一般NISAよりも少ないですが、その分、投資初心者にとっては選択が簡単になるというメリットもあります。

また、一般NISAにはロールオーバーという制度がありました。

ロールオーバーとは、非課税枠を超過した場合に、翌年の非課税枠を前借りする方法です。

しかし、2024年の新しくできるNISAでは、ロールオーバーはできなくなりました。このため、5年間の非課税期間が終われば、資産を売却するか、課税口座に移行させるかの選択を迫られます。

なお、ロールオーバーはできませんが、投資商品を売却して新しいNISAで購入し直せば、非課税運用は続けられます。

以上の特性から、一般NISAは年間非課税枠が大きく、短期間での高額投資を考えている方や、さまざまな投資商品を選びたい方に適しています。

一般NISAで買うべき投資信託とは?

投資信託とは一体何か、そして、どうやって選ぶのがベストなのでしょうか?

投資信託を選ぶ際には、それがどのような特徴(資産カテゴリや業種・地域に投資しているか)なのかを理解することが重要です。これにより、自分の「リスク許容度」に合った投資信託を選ぶことができるようになるでしょう。

■リスク許容度とは

どの程度までのリスクを取ることができるかを表す尺度で、簡単に言うと、自分の中でどれだけの不確実性や価格変動を許せるかということ。もしリスクを嫌うなら、それに見合ったリターン(収益)は、あまり期待しないほうが良いでしょう。

投資信託の特徴を理解する方法

どのような資産カテゴリや業種・地域などに投資しているかを見ることで投資信託の特徴が理解できます。

たとえば、資産カテゴリで見ると、株式は一般的にリスクが高いですが、リターンも高いです。また、債券はリスクが低いですが、リターンも低めです。

地域別に見ると、先進国は安定性が高く、新興国は成長性が高いとされます。

業種別では、インフラや食品・医療系などは安定性が高く、一方でITなどの新しい業種は、価格変動が大きいと言われています。

投資は自己責任の世界です。適当な運用をして損失を出したくなければ、このような投資信託の特徴は最低限把握しておきたいですね。

投資信託(ファンド)のカテゴリー

次に、投資信託(ファンド)は、特徴によっていくつかのカテゴリに分類できます。カテゴリを見ることで、おおまかな特徴を捉えることが可能です。

ファンドのカテゴリ目標
インデックス型投資信託 (初心者向け) 指数(インデックス)に連動する
アクティブ型投資信託 (値上がりをねらう)指数(ベンチマーク)を上回る成績を目指す
バランス型投資信託 (安定性を重視)複数の資産・地域などへバランスよく投資する

インデックス型投資信託

インデックス型の投資信託は、特定の指数に連動する投資を行うものです。たとえば、日本のTOPIXや米国のS&P500などの指数を参照し、その指数の動きに従って投資を行います。

指数は基本的に市場の平均値を示すため、その動きを追うインデックス投資は、日本株市場や米国株市場など、特定の市場への投資とも言えます。

インデックス型投資信託は、一般的に運用手数料が低く、投資の理解が容易です。

手数料が低いのは、機械的な運用が行われるため、銘柄の調査や分析などの運用コストが必要ないためと言われています。

また、インデックス投資の動きは指数に連動するため、ニュースや新聞などで市場の動きを追うことが比較的容易です。

アクティブ型投資信託

アクティブ型投資信託とは、投資のプロフェッショナルが、自分で調査した情報をもとに投資先を判断して運用する投資信託のことです。

この投資信託の主な目標は、一般的な市場指数を上回るリターンを得ることです。

たとえば、日本株を運用対象とする投資信託では、ベンチマークとして日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの市場指数が設定され、それらを上回るパフォーマンスを目指します。

このアクティブ運用のメリットは、熟練したプロフェッショナルによる、精密な銘柄選択が可能であることです。

しかし、市場平均を上回るリターンを獲得するチャンスがある一方で、そのリスクも高くなります。また、その成功は投資のプロフェッショナルのスキルと運用戦略に大いに依存します。

投資家は、運用方針や運用実績・運用手数料などを踏まえて、自身の投資目標やリスク許容度に適したアクティブ型投資信託を選びましょう。

バランス型投資信託

バランス型投資信託とは、アセットクラス(国内外株式、国内外債券など)に対して、バランス良く投資を行うタイプの投資信託のことを指します。

つまり、単一の資産や市場に依存するリスクを分散することで、投資のリスクをおさえることが可能です。

バランス型投資信託の特徴として、市場の動向に応じて自動的に投資バランス(リバランシング)が調整される点があります。

これは、投資家が個別に投資信託を選択し、買い付けや売却をおこなう手間を軽減するだけでなく、一般NISAのような非課税枠の有効活用にも寄与します。

バランス型投資信託は、資産が広範に分散されていることや、株式の組み入れ比率が比較的少ないため比較的リスクが低く、特に長期保有を前提とした投資家にとっては魅力的な選択肢と言えるでしょう。

一般NISAで買うべき投資信託の選び方

続いて投資信託を選ぶ際にチェックしておきたいポイントを紹介します。闇雲に、なんとなくで選ぶことはやめて、リスクや購入コストを意識できるようになりましょう。

リスク許容度から選択する

投資対象を選ぶときは、あなたの投資目標や、リスク許容度などを考慮することが重要です。それぞれの投資商品は異なる特性とリスクを持っているため、投資商品を理解してから選択しましょう。

まず、あなたが、どこまでのリスクを取れるか考えます。

比較的低リスクを求めるなら、債券主体の投資信託が適しています。債券は一定の利息を提供し、元本が返済されることが期待されるためです。

より大きなリターンを求めるなら、株式主体の投資信託が適切でしょう。ただし、株式は価格変動が大きいため、それに耐えられるリスク許容度が必要です。

投資対象を選ぶ際は、1つの投資商品に集中するのではなく、複数の商品を組み合わせてリスクを分散させることも考慮に入れましょう。

これは、投資のリスクを管理し、安定したリターンを目指すために必要な戦略です。

投資信託の購入コストから選択する

投資信託とは「投資のプロが、投資家より集めたお金を賢く運用してくれる」サービスです。投資家が投資信託に資金を預けると、そのお金は運用のプロたちによってさまざまな投資に活用されます。

うまく運用がおこなわれた場合、その成果が投資家に分配される形で戻ってきますが、この投資信託には経費がかかります。運用を行っているプロたちに対する手数料や信託を購入する時の費用などです。

投資信託をする上で必ず発生するコストなのですが、手数料や費用が高いと、運用益が大きく削がれてしまいます。つまり、投資信託を利用する際には、手数料や費用をどれだけ低くおさえられるかが、重要なポイントになるわけです。

これらを意識して投資信託を選ぶことで、運用が成功した際により大きな利益を手に入れることが可能です。 

ちなみに、投資信託を購入すると、主に次の3つのコスト(費用)が発生します。

発生コスト手数料内容
購入時①販売手数料投資信託を購入するたびに、販売会社へ支払う費用
運用時②信託報酬投資信託を保有している間は、常時支払われる費用
換金時③信託財産留保額投資信託を解約する時にかかる費用

①購入時のコスト=販売手数料

この手数料は、販売業者ごとに異なり、だいたい1%から3%程度が一般的です。しかし、最近は、この手数料がまったくない、ノーロード(0%)の商品も増えてきました。

ここで注意しておきたいのは、「販売手数料」は長期にわたって投資を続けることで、相対的な負担を軽減できるという点です。

たとえば、2%の手数料がかかる投資信託でも、これを10年間保有し続けると、年間の手数料負担は実質0.2%にまで減少します。

つまり、長期投資を考えているなら、初めの手数料が高くても、長い目で見ればそれほど負担にはならないというわけです。

②運用時のコスト=信託報酬

投資信託の運用には、専門的な役割を担う販売会社や運用会社・受託会社に、業務に対するコストが発生します。このコストを補うために、信託報酬が必要になってきます。

信託報酬は、投資信託を保有する期間中ずっと発生するコストです。

ここで肝心なのは、長期的に投資を続けるほど、信託報酬の影響が大きくなるという点。なぜなら、信託報酬は全体の365分の1ずつ、信託財産から引かれていくからです。

これは販売手数料とは対照的で、長期間保有したからといって軽減されません。

そのため、投資信託を選ぶ際には、信託報酬率が低い金融商品を選ぶことが、長期的な投資成功の一つの鍵となります。

③換金時のコスト=信託財産留保額

投資信託には、運用の安定性と長期保有者の公平性を保つために、信託財産留保額という特定のコストが発生する場合があります。

これは、信託期間中に投資信託を換金する際に発生する特定のコストですが、すべての投資信託がこれを必要とするわけではありません。

「運用の安定性と長期保有者の公平性」とは、換金をする人に対して一定のコストをかけることで、急激な換金による投資信託全体の価格変動を防ぐ狙いがあります。

純資産総額の大きさから選択する

純資産総額は投資信託の規模を示すバロメーターとなるため、その大きさから投資信託を選ぶという方法もあります。

【ワンポイント】純資産総額とは

投資信託に含まれる、すべての株や債券などの資産の現在の価値を合計し、それから各種の経費を引いた金額を指します。

なぜなら、規模が大きな投資信託ほど、多種多様な資産に投資をおこなうことができ、リスクを分散させることが可能だからです。

さらに、規模が大きければ大きいほど1口あたりの経費が少なくなるため、コスト効率が良いというメリットもあります。

一般的には、純資産総額が50億円以上の投資信託は、リスク分散や経費負担の観点から見ても安心して選べるとされています。

しかし、これはあくまで一つの目安であり、自分の投資目的やリスク許容度に合わせて選ぶべき投資信託は、異なることを念頭に置いておきましょう。

投資対象地域から選択する

投資対象となる地域を選択することは、あなたの投資戦略を形成する上で重要な要素の一つです。

国や地域によって、経済状況や市場の特性は異なるため、それらを理解することでより効果的な投資が可能になります。

主な投資対象地域としては、アメリカやヨーロッパなどの経済が成熟した先進国と、インドやブラジルなどの急速な経済成長が見込まれる新興国があり、それぞれ特有の特性とリスクが存在します。

■先進国への投資
一般的には安定したマクロ経済環境を持つ国々への投資であり、長期的な視点で見れば安定したリターンが期待できますが、経済成長率は比較的低く、大きなリターンを期待するのは難しいかもしれません。

■新興国への投資
その国々の経済成長に連動した高いリターンを期待することができますが、政治的な不安定さや経済政策の変動などのリスクも含まれています。

それぞれの地域の特性を理解し、自身の投資目標とリスク許容度に応じた地域を選ぶことで、あなたの投資戦略に最適な投資対象地域を選べます。

【一般NISAにおすすめ】インデックス型投資信託銘柄5選

一般NISAで購入できる初心者におすすめのインデックス型投資信託を5つ紹介します。

  1. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  2. ニッセイTOPIXインデックスファンド
  3. SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
  4. ニッセイ日経225インデックス・ファンド
  5. 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

①SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

ファンド設定日2019年9月26日
償還日無期限
連動対象S&P500
運用区分インデックス型
販売手数料無料
信託報酬0.0938%
純資産総額981,349百万円
リターン(1年)1.96%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・マネックス証券・松井証券 など他9社

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、低コストで多くの企業へまとめて投資でき、また為替の変動による利益も狙うことができるという、初心者から経験者まで幅広く選ばれる魅力的な投資信託です。

【特徴①】手数料が安い

手数料が安く、購入手数料はなんと無料、さらに信託報酬は年率0.0938%程度と非常にリーズナブル。内訳は、委託会社、販売会社、受託会社にそれぞれのパーセンテージが支払われる形になります。

手数料が1.0%を超える投資信託もある中で、この投資信託の手数料の安さは一見の価値ありです。

【特徴②】為替ヘッジがない

為替ヘッジが行われておらず、為替変動リスクから投資家を守るための契約がありません。

為替ヘッジがないということは、為替の変動をそのまま受けることになります。円高時には不利ですが、円安時にはむしろ利益を得るチャンスが増えるという一面もあります。

【特徴③】S&P500に連動

S&P500というアメリカの代表的な株価指数に連動していることにより、アメリカを代表する約500社に一度に投資することが可能です。

S&P500は、時価総額比率の加重平均方式で計算された500銘柄を選んでいます。

②ニッセイTOPIXインデックスファンド

ファンド設定日2015年4月27日
償還日無期限
連動対象TOPIX
運用区分インデックス型
販売手数料無料
信託報酬0.143%
純資産総額63,527百万円
リターン(1年)14.19%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券 など他3社

ニッセイTOPIXインデックスファンドは、国内株式に投資するタイプで、安定性を求める人や低コストで運用したい人、また日本の経済に興味を持つ人にとって非常に魅力的な投資商品です。

【特徴①】安定した運用が期待できる

このファンドは多数の銘柄に投資を行うため、投資リスクが適度に分散され、安定した成長が見込めます。

【特徴②】低いコストで運用できる

年率でかかる信託報酬という投資信託での重要なコストが、金融庁のデータによれば、つみたてNISAの対象商品の中では平均年率0.27%であるのに対し、このニッセイTOPIXインデックスファンドはわずか0.143%です。

つまり、同系統の投資信託の中では十分に低いコストで運用が可能です。

参考:金融庁 NISAの対象商品の中では平均年率0.27%

【特徴③】日本経済や日本企業の勉強ができる

TOPIXは日本の株式市場の動きを反映した指数であり、ニッセイTOPIXインデックスファンドはそのTOPIXに連動するよう設計されています。

つまり、このファンドを保有しているだけで、自然と日本経済や日本企業の動向に目が向くようになります。

投資の知識が深まるほど、投資は面白くなります。その学習の一助となる投資信託といえるでしょう。

③SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

ファンド設定日2021年6月29日
償還日無期限
連動対象CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
運用区分インデックス型
販売手数料無料
信託報酬0.0938%
純資産総額164,186百万円
リターン(1年)10.68%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・松井証券 など他2社

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、米国株式市場に幅広く投資を行いたい方や、低コストで運用を行いたい方、また長期的な運用を視野に入れている方にとって、非常に魅力的な商品です。

【特徴①】米国株のほぼ100%をカバー

米国株式市場に上場している、中小型企業を含む約4,000銘柄すべてに投資をすることが可能です。

「S&P500指数」に連動するファンドは、米国を代表する500銘柄に投資しますが、大型企業の株価動向に影響を受けやすいという問題があります。

しかし、まだ規模が小さいが将来性のある中小型企業にも投資ができるため、その企業の成長とともに株価の上昇を享受できる可能性があります。

【特徴②】信託報酬が低い

信託報酬は年率0.0938%と、米国株式に投資をする投資信託の中では非常に低く設定されています。

④ニッセイ日経225インデックス・ファンド

ファンド設定日2004年1月28日
償還日無期限
連動対象日経225(日経平均株価)
運用区分インデックス型
販売手数料無料
信託報酬0.275%
純資産総額242,649百万円
リターン(1年)15.44%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券 など他9社

ニッセイ日経225インデックス・ファンドは、日本の証券取引所に上場している225社の大手企業を代表する指数、日経225指数を追跡するETF(上場投資信託)です。

日本の大手企業への広範な投資を低コストで実現したい投資家にとって魅力的な商品と言えます。

【特徴①】日経225指数の追跡

このファンドのパフォーマンスは、日経225指数のパフォーマンスに大きく依存しています。

そのため、投資家は日経225指数に投資をすることで、日本の大手企業群のパフォーマンスに間接的に投資することが可能です。

【特徴②】パッシブ運用

このファンドはインデックスファンドのため、日経225指数の構成銘柄をそのまま再現し、その動きを反映させることを目指します。

その結果、運用費用が低くおさえられ、投資家にとってコストパフォーマンスが良いという特長があります。

【特徴③】分散投資

単一の企業のリスクを背負うよりも、多様な企業に投資することでリスクを分散させることが可能です。

【特徴④】手軽に広範囲な投資

このファンドに投資することは、一度に日経225指数を構成する225社全ての銘柄に投資できるため、手間や時間をかけずに広範囲な投資をおこなえます。

⑤楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

ファンド設定日2017年9月29日
償還日無期限
連動対象CRSP USトータル・マーケット・インデックス
運用区分インデックス型
販売手数料無料
信託報酬0.162 %
純資産総額991,746百万円
リターン(1年)10.66%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券 など他16社

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は、米国の広範な株式市場への投資を可能にした投資信託です。

【特徴①】幅広い米国株式への分散投資が可能

大型株から中小型株まで含むCRSP USトータル・マーケット・インデックスを追跡します。

これにより投資家は、米国株式全体への分散投資が可能で、成長率が高い中小型株のリターンも期待できます。

【特徴②】低い信託報酬

信託報酬は年率0.162%と非常に低く、0.20%を切るレベルは低コストのインデックスファンドの部類に入ります。

信託報酬の低コストが、長期的な投資リターンを確保する際の強みとなります。

【一般NISAにおすすめ】アクティブ型投資信託銘柄5選

一般NISAで購入できる、高配当を狙いたい人におすすめのアクティブ型投資信託を5つ紹介します。

  1. ニッセイ日本株ファンド
  2. ひふみ投信
  3. セゾン資産形成の達人ファンド
  4. フィデリティ・アジア株・ファンド
  5. One国内株オープン

①ニッセイ日本株ファンド

ファンド設定日2001年12月26日
償還日無期限
運用対象国内株式
運用区分アクティブ型
販売手数料無料
信託報酬0.88%
純資産総額132,896百万円
リターン(1年)15.68%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券 など他16社

ニッセイ日本株ファンドは、東証株価指数(TOPIX)を元にした株式型の投資信託。TOPIXを上回るパフォーマンスを目指しています。

【ワンポイント】TOPIXとは

東京証券取引所プライム市場に上場している全銘柄に基づく株価指数で、1968年1月4日の時価総額を基準とします。

ニッセイ日本株ファンドの運用成績は基本的にTOPIXと同等で、基準価額の変動もTOPIXとほぼ同じ。国内株への投資を主軸にしたい投資家に対して優れた投資商品と言われています。

【特徴①】TOPIXの構成銘柄から独自に選定・調整された150~300銘柄に投資している

TOPIXの構成銘柄を元に150〜300銘柄を選定し、投資対象とします。

銘柄の選定は、TOPIXと似た構成になるように微妙に調整されており、ここでの独自の選定と調整が、このファンドの特長です。

【特徴②】国内株式だけを投資対象としている

このファンドは、投資対象が国内株式だけで構成されているファンドです。

これにより、国内株中心で投資をしたい人にとって、このファンドは特に魅力的な投資商品となっています。

②ひふみ投信

ファンド設定日2012年5月28日
償還日無期限
運用対象国内株式
運用区分アクティブ型
販売手数料3.3%
信託報酬1.078%
純資産総額156,895百万円
リターン(1年)8.13%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・マネックス証券・松井証券 など他91社

「ひふみ投信」は、地道な中小型銘柄でも、成長性が見込まれる企業を独自のルートで見つけ出し、多様な企業への投資を通じて、市場の変動に強いファンドを目指しています。

【特徴①】「ひふみ流」の投資手法

「ひふみ流」と称され、定量的な要素(財務指標や株価情報などの数値)と定性的な要素(経営方針や戦略など数値化できない要素)の両方から企業を分析します。

この方法は、アナリストやファンドマネージャーが実際に企業や施設に出向き、経営者や現場の社員と対話することで深めています。

【特徴②】独自の視点で見つけ出した中小型銘柄や成長企業など多様な企業への投資

ひふみ投信のポートフォリオは多様性に富んでいます。

IT企業などの成長企業から、地味でも安定的に収益を上げる企業まで、多様な価値観を持つ企業を組み入れることで、「打たれ強いファンド」を目指しています。

③セゾン資産形成の達人ファンド

ファンド設定日2007年3月15日
償還日無期限
運用対象海外国内株式
運用区分アクティブ型
販売手数料無料
信託報酬1.54 %
純資産総額265,064百万円
リターン(1年)14.84%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
※SBI証券・楽天証券 など他16社

セゾン資産形成の達人ファンドは、アクティブファンドでありながら購入時手数料が一切かからないという特徴を持つ投資信託。

加えて、定期積立プランとスポット購入の2つの方法から投資の形を選ぶことができます。

投資家にとっては、安心感があり、自由度の高い投資商品です。

【特徴①】定期積立プランとスポット購入の2つの購入方法がある

定期積立プランでは、最低5,000円(1,000円単位)から投資することが可能で、さらにボーナス時に増額もできます。購入は指定の銀行口座から自動的に引き落とされるため、振り込みに行く手間が省けます。

一方、スポット購入は、自分が投資したいタイミングで任意の金額の投資が可能です。最低投資金額は1万円からで、1円単位で投資可能であり、購入はセゾン投信のネット取引画面か、近くのATMからできます。

【特徴②】信頼性の高い世界有数のファンドへの間接投資

投資する対象は、世界で信頼性の高いファンドであり、これらのファンドは、すべて世界有数の資産運用会社によって運用されています。

これにより、セゾン資産形成の達人ファンドに投資するだけで、複数の信頼性の高いファンドへの分散投資が可能です。

しかし、これらのファンドは、機関投資家向けで、個人投資家が直接投資することはできません。

④フィデリティ・アジア株・ファンド

ファンド設定日1998年12月1日
償還日無期限
運用対象日本を除くアジア諸国の株式
運用区分アクティブ型
販売手数料3.3 %
信託報酬1.903%
純資産総額14,299百万円
リターン(1年)5.65%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券 など他18社

フィデリティ・アジア株・ファンドは、20年以上の運用実績を持つ「長寿ファンド」として知られており、経験豊富で、戦略的かつ運用力の高い投資をしています。

【特徴①】成長企業を選定している

具体的な投資戦略として、成長性のある企業を選定して投資しています。

これは企業の利益成長といった要因を考え、株価が妥当であると判断されたときに投資する手法です。

この手法により、投資家は将来の利益成長によって収益を得ることが期待できます。

【特徴②】高い基準価額は割高ではなく、運用力の成果を表している

このファンドの設定時からの基準価額が高いことは、投資対象の選定やマネジメントの高い運用力の成果を反映していると言えます。

これは割高であるというよりも、ファンドが投資先の価値を正確に見極め、有望な企業に投資している証です。

⑤One国内株オープン

ファンド設定日2000年8月30日
償還日無期限
運用対象国内株の全上場銘柄
運用区分アクティブ型
販売手数料3.3 %
純資産総額2,217百万円
信託報酬1.76%
リターン(1年)16.73%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券 など他31社

One国内株オープンは、機動的かつ自由な運用スタイルを持ち、投資環境の変化に応じて投資スタイルを変えます。

【特徴①】市場環境に対する柔軟な適応力

大型株や中小型株の比率、集中投資と分散投資のバランスを自在に調整し、TOPIX(東京株価指数)を上回るパフォーマンスを目指すことが特徴です。

どのような市場環境でもTOPIXを上回るリターンを目指し、リターンの出し方に制約を設けない、柔軟で戦略的な運用をしています。

【特徴②】スピード感のある運用スタイル

また、投資対象は、TOPIXの構成銘柄だけでなく、新興市場銘柄や中小型株などを含む約3,500の企業です。

運用スタイルは非常に機動的で、企業の決算発表日の当日にデータ分析をして、翌営業日までに投資判断を下すというスピード感もあります。

【一般NISAにおすすめ】バランス型投資信託銘柄3選

一般NISAで購入できるリスクを抑えた運用をしたい人におすすめのバランス型投資信託を3つ紹介します。

  1. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  2. 世界経済インデックスファンド
  3. ダイワ・ライフ・バランス30

①eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

ファンド設定日2017年5月9日
償還日無期限
運用対象国内外の株式・債券・リートの8資産
運用区分バランス型インデックス
販売手数料無料
信託報酬0.143%
純資産総額205,991百万円
リターン(1年)4.05%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券 など他22社

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)ファンドは、世界中の8種類の異なる資産に均等に投資を行います。

日本および世界の株式や公社債などの多種多様な資産に投資することで、市場リスクを分散し、投資ポートフォリオの安定性を高めることが可能です。

長期的な資産形成を目指す方や手間をかけずに分散投資を行いたい方、少額から投資を始めたい初心者の方にとって、非常に魅力的な投資商品と言えます。

【特徴①】低コスト

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、信託報酬率が業界最低水準を目指すインデックスファンドで、その信託報酬率は0.143%以内(2022年6月29日時点)と非常に低く、長期的な資産形成のための運用コストをおさえることができます。

【特徴②】少額からの投資が可能

最低金額が100円からとなっており、1円単位での投資が可能です。

これにより、初心者の方でも無理なくスタートでき、手軽に8資産への分散投資ができます。

②世界経済インデックスファンド

ファンド設定日2009年1月16日
償還日無期限
運用対象世界の債券及び株式
運用区分バランス型インデックス
販売手数料3.30%
信託報酬0.55%
純資産総額204,790百万円
リターン(1年)6.37%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券 など他27社

世界経済インデックスファンドは、これ1本の投資商品で世界の株式と債券に分散投資できる、便利かつ効率的な商品です。

各投資家のリスク許容度や投資目標に応じた戦略を立てることができる、魅力的な投資商品と言えます。

【特徴①】グローバル分散投資

このファンドは、国内、先進国、新興国の株式と債券に幅広く投資します。

その結果、この1本の投資信託で世界中の株式と債券に投資することが可能です。

【特徴②】バランス投資

株式と債券の投資比率は、基本的には株式50%、債券50%の半々です。

これにより、市場の動きに左右されにくい、安定した投資パフォーマンスが期待できます。

【特徴③】柔軟な投資選択

このファンドは、「標準タイプ」「株式シフト型」「債券シフト型」の3つのラインアップから選択ができ、個々の投資家のリスク許容度や投資目標に合わせて、最適なファンドを選択できます。

③ダイワ・ライフ・バランス30

ファンド設定日2005年6月6日
償還日無期限
運用対象国内株式、国内債券、外国株式、外国債券
運用区分バランス型インデックス
販売手数料無料
信託報酬0.198%
純資産総額24,967百万円
リターン(1年)3.58%

販売会社SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト
※SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券 など他17社

ダイワ・ライフ・バランス30は、投資家のリスクをバランス良く分散させることを目指すファンド。安定性を重視し、長期的な資産運用を考える投資家、特に初心者にとって、選択の価値がある投資商品と言えます。

ただし、日本への投資比率が高いため、その点を理解した上で投資を考えることが重要です。

【特徴①】バランスの取れた投資

「外国株式10%」「外国債券15%」「日本株式20%」「日本債券55%」という標準組入比率を持つ、バランス型投資信託です。

【特徴②】債券重視の投資戦略

ファンド全体の70%が債券に投資されており、これにより比較的低リスクで安定した資産運用を目指します。

【特徴③】初心者にも適している

投資初心者でも、大きな値動きのない債券中心のファンドなので、時間とともに安定した資産形成が期待できます。

一般NISAで買うべき株式銘柄の選び方

NISAでの銘柄選びのポイントは、あなたの投資目標とリスク許容度を明確にし、それに応じて配当が豊富な銘柄か、株価上昇が期待される銘柄かを選ぶことです。

株式投資での収益は、主に2つで構成されています。

①安定した収益を目指す「インカムゲイン」
⇒ 配当金などの収入です。

②株価の上昇を目指す「キャピタルゲイン」
⇒ これは株価の上昇による利益です。

投資は慎重な判断が必要なため、目的とリスクを考慮しながら慎重に選びましょう。

配当金を受け取れる株式銘柄を選択する

初めて株式を購入する人や、まだリスクのある投資に慣れていない人には、配当金を重視した銘柄選びがおすすめです。

理由は、株式は価格が下落するリスクが常に存在するため。しかし、配当金を狙った投資戦略は、そのリスクをある程度抑えることができます。

配当金は企業がその年に得た利益から支払われるため、毎年安定して配当金を出し続けている企業は、それだけ利益を上げている証拠となります。

銘柄を選ぶ際には、長期間にわたって配当を続け、配当金が増え続けている企業を探すのが良いでしょう。

それは、その企業の株価も安定している可能性が高いということを意味するからです。

値上がりを期待して株銘柄を選択する

投資リスクを取ることに抵抗がない方には、値上がり益を主な目的とした銘柄選びがおすすめです。

一般NISAは、5年間の投資期間が設けられているため、長期投資向けだと思われがちですが、その本質的な魅力は、どれだけ利益が上がっても、その利益に対して課税されないこと。

つまり、株価が上昇すればするほど、非課税の恩恵を受けられます。

しかし、一般NISAを利用する場合、一度購入した銘柄を売却すると、その枠は再利用できません。そのため、どれだけの値上がりを目指すかは、目標設定には重要な要素となります。

リスクを恐れずに投資を進めたい人は、利益成長が大きく持続する銘柄を選び、値上がり益を追求する戦略を考えるべきです。

これにより、株価上昇に伴う非課税の恩恵を最大限に受け、効果的な資産運用を狙えるようになるでしょう。

【一般NISAにおすすめ】株式銘柄5選【2023年6月最新】

  1. 日本電信電話株式会社(9432)
  2. キヤノン株式会社(7751)
  3. セガサミーホールディングス(6460)
  4. VTホールディングス(7593)
  5. 株式会社マーベラス(7844)

一般NISA口座を用いた投資では、一度売却すると、その非課税枠は再利用できないため、長期的な価格上昇が見込め、経営基盤が堅固な銘柄を選ぶことがおすすめです。

また、投資期間中に配当金や株主優待を受け取ることも可能なため、これらの要素を加味した銘柄選びを行うと、より資産形成が効率的になります。

投資は自己の判断で行うべきであり、市場環境や自身のリスク許容度などを十分に考慮した上で行うことが重要です。

①日本電信電話株式会社(9432)

銘柄コード9432
上場市場東証プライム
配当利回り3.06 %(2023年6月時点)

日本電信電話株式会社(NTT)の株を購入する際のおすすめポイントは、以下の3つが挙げられます。

【1】配当利回り

持続的な増配を基本政策としており、株式投資における重要な利益源である配当を期待することが可能です。

【2】事業の安定性

日本の通信インフラを支える大手企業であり、その事業は基本的には経済の変動に強いとされているため、投資のリスクを低減するための要素となります。

【3】株主優待

株を一定期間保有すると、dポイントが付与されます。dポイントは、日常生活でのショッピングやスマホ料金の支払いなど、多様な用途に使用が可能です。

これらのポイントを考慮すると、NTTの株は長期的な視点で見ると魅力的な投資先と言えます。

②キヤノン株式会社(7751)

銘柄コード7751
上場市場東証プライム
配当利回り3.16%(2023年6月時点)

キヤノン株式会社の株を購入する際のおすすめポイントは、以下の3つが挙げられます。

【1】事業構成が豊富

カメラやプリンターなど、多岐にわたる製品群を持っています。そのため、一部の製品や業界の動向に左右されにくい安定した経営基盤があります。

【2】グローバル展開

全世界で製品を展開しており、国内外の市場動向に対応できる強みを持っています。特に、アジア圏など新興市場での展開が進んでおり、その成長性を期待することができます。

【3】技術開発力

光学技術を中心とした独自の技術開発力を有しており、これが新製品の開発や品質向上、コスト削減などに活かされています。

また、AIやIoTなどの新技術への投資も進めており、将来的な成長につながる可能性があります。

以上のようなポイントから、キヤノンの株は中長期的な視点で見た場合におすすめできる投資先と言えます。

③セガサミーホールディングス(6460)

銘柄コード6460
上場市場東証プライム
配当利回り1.58%(2023年6月時点)

セガサミーホールディングスの株を購入する際のおすすめポイントは、以下の3つが挙げられます。

【1】多角的なエンターテイメント事業

ゲーム事業やリゾート事業といった幅広いエンターテイメント事業を展開しています。これにより、単一のビジネスに依存するリスクを抑え、市場の変化に対応する柔軟性を持っています。

【2】強固な知的財産

“ソニックフロンティア”や”ペルソナ”といった、強力な人気ゲームの知的財産を所有しており、これらを活用した商品開発により、安定した収益を生み出しています。

【3】デジタルエンターテイメント事業の成長

セガサミーのゲーム事業は、スマートフォン向けゲームを中心に世界的に展開しており、デジタル化が進むエンターテイメント市場における成長が見込めます。

以上のようなポイントから、セガサミーホールディングスの株は中長期的な視点で見た場合におすすめできる投資先と言えます。

④VTホールディングス(7593)

銘柄コード7593
上場市場東証プライム
配当利回り4.57%(2023年6月時点)

VTホールディングスの株を購入する際のおすすめポイントは、以下の3つです。

【1】複数の安定したビジネスライン

主に自動車関連事業を展開しています。その中でも、中古車の買取・販売、新車の販売、自動車関連サービスなど多角的なビジネスを展開しています。

これにより、単一の市場に依存するリスクを軽減し、安定した経営基盤を維持しています。

【2】成長市場への対応力

電動車(EV)や自動運転といった、自動車市場の新たな成長領域への対応力を有しています。これは、未来の市場成長に対応できる能力を有しており、投資家にとって魅力的なポイントです。

【3】国内外での展開

日本国内だけでなく、海外にも事業展開を行っており、そのスケールメリットが見込まれます。

特に、アジア市場におけるビジネス拡大は、将来的な成長をサポートする要素となります。

以上のポイントが、VTホールディングスの株を購入する際のおすすめポイントとなります。

⑤株式会社マーベラス(7844)

銘柄コード7844
上場市場東証プライム
配当利回り4.91%(2023年6月時点)

株式会社マーベラスの株を購入するおすすめポイントは、以下の3つです。

【1】広範なエンターテイメント事業

ゲームやアニメ・音楽・映画などの多角的なエンターテイメント事業を展開しています。

その幅広い事業領域が、企業収益の安定化に役立っています。

【2】人気知的財産の保有

“ルーンファクトリー”や”閃乱カグラ”など、多数の人気ゲームの知的財産を保有しています。

これらの強固な知的財産は、新作ゲームの販売だけでなく、二次利用(たとえばアニメ化や映画化)を通じても収益を生む可能性があります。

【3】グローバル展開

海外市場への積極的な展開を行っており、ゲームのグローバル化が進む中で大きなメリットとなっています。

以上が、マーベラスの株を購入する際のおすすめポイントとなります。

NISAにおすすめな証券会社の選び方

ネット証券会社では、多くの証券会社でNISA取引の手数料が無料となっていますが、すべてではありません。

検討している証券会社のNISA取引手数料はきちんと確認しましょう。

また、NISA対応の商品をどれだけ取り扱っているかも重要です。証券会社によって取扱商品の種類も数も異なります。取引数量の多いネット証券会社を選ぶようにしましょう。

NISAの口座開設は銀行と証券会社どちらがいい?

あなたの投資目的と必要なサービスによって選択が変わるため、一概にどちらが優れているとは言えません。

銀行のNISA口座は、主に株式投資信託を取り扱っています。

一方で、証券会社のNISA口座は取り扱う商品が豊富で、株式投資信託以外にも、上場株式やETF(上場投資信託)・REIT(不動産投資信託)など、幅広く多くの投資商品を取り扱っています。

投資商品の数が豊富であれば、収益を上げるためのチャンスが増えるため、投資初心者はネット証券会社でNISA口座を開設することをおすすめします。

なお、NISA口座は1人1口座しか開設できないルールがあるため、自分の投資スタイルに合った金融機関を選ぶことが重要です。

もし後から変更することになっても手続きが複雑なため、最初にしっかりと比較検討することをおすすめします。

低コストの取引手数料は運用益に有利

投資を行う際には、投資商品自体の収益率だけでなく、その取引に伴う手数料も重要な要素となります。

その理由は、取引手数料は投資の「コスト」となり、取引手数料が高いほど、投資で得られる運用益は減少するためです。

取引手数料が低ければ低いほど、投資で得られる収益を手元に残すことができ、それが結果として運用益の向上に貢献します。

たとえば、「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」「松井証券」などの大手のネット証券会社では、NISA口座での株式取引の手数料が無料なため、低コストで取引が可能です。

大手ネット証券SBI証券ロゴ
公式サイト
楽天証券のロゴ
公式サイト
松井証券ロゴ
公式サイト
マネックス証券ロゴ
公式サイト

ただし、投資信託を取引する際は、販売手数料以外に信託報酬が必要になります。

信託報酬も投資コストの一部であり、信託報酬が高ければ高いほど運用益は減少しますのでご注意ください。

結論として、取引手数料が低ければ低いほど、運用益は有利になると言えます。

この点を念頭に置いてNISA口座を選ぶ際には、取引したい投資商品の取り扱いとともに、取引手数料をしっかりと比較し、自分に最適な金融機関を選びましょう。

投資したい銘柄がある証券会社を事前に調べておく

特定の銘柄を購入したいと考えているなら、その銘柄が取引可能な証券会社を事前に調べておきましょう。

なぜなら、証券会社ごとに扱っている銘柄の範囲や種類が異なり、あなたが投資したいと考えている銘柄が、その証券会社で取引できるとは限らないからです。

また、証券会社によって手数料体系やサービスの内容が異なります。

たとえば、一部の証券会社では、NISA口座での取引手数料が無料になる場合もあり、また投資情報の提供内容や取引ツールの使いやすさなども、証券会社によって異なるため、これらの要素も考慮に入れる必要があります。

繰り返しになりますが、特にNISA口座の場合、一度開設してしまうと、同じ年に口座の金融機関を変更することができません。

そのため、事前にしっかりと自分が投資したい銘柄を取り扱っているか、手数料体系やサービス内容が、自分の投資スタイルに合っているかを確認し、最適な証券会社を選ぶことが必要となります。

NISAでおすすめする証券会社4選

低コストで銘柄が豊富な、NISAを始める多くの人が使っている証券会社4社を紹介します。これらの大手ネット証券の中から選んでおけば、間違いはないでしょう。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • 松井証券
  • マネックス証券

【ワンポイント】口座開設方法

NISAを始めるためには、NISA口座の開設が必要です。(10分ほどで完了します)

■事前に準備が必要な書類(本人確認書類)の例
・マイナンバーカード(顔写真つき)
・マイナンバー通知カード
・運転免許証
・住民基本台帳カード(顔写真つき)
・各種健康保険証
・パスポート
・印鑑証明書
・住民票の記載事項証明書

■口座開設の流れ(イメージ)
①WEB上で口座開設の申込をする
②本人確認書類(マイナンバー確認書類+本人確認書類)をアップロード
③証券会社より口座開設完了の通知を受け取る
④初期設定をして取引準備完了

SBI証券

SBI証券
出典:SBI証券

口座開設数1,000万口座超え (2023年6月時点)
※SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの合算
投資信託本数2,688本(2023年6月時点)
クレカ積立の利用可否可
クレカ積立時のポイント還元率0.5~5.0%

SBI証券のおすすめポイント

  • 多くの投資家から支持を得ているネット証券会社
  • 投資信託の本数が業界最高クラス
  • ポイントサービスがある

ポイント① 多くの投資家から支持を得ているネット証券会社

サービスと手厚いユーザーサポートにより、初心者から経験豊富な投資家まで、幅広く支持を得ている証券会社です。

国内では初となる、1000万口座を突破するなど、その人気は明らかです。

ポイント② 投資信託の本数が業界最高クラス

投資可能な投資信託の数が非常に多く、その選択肢の広さは他の証券会社と比べても群を抜いています。

さらに、NISA口座では国内株や投資信託の売買手数料が無料になることもあり、投資家がより利益を得やすい環境が整っています。

ポイント③ ポイントサービスがある

投資信託の積立にクレジットカードを利用することでポイントが還元され、投資信託の保有残高に応じてもポイントを獲得できます。

獲得したポイントは、Tポイント/Vポイント/Pontaポイント/dポイントなど、好きなものを選んで利用することが可能です。

このようにSBI証券は、そのサービスの質や充実度から見ても、初心者から経験者まで幅広くおすすめできる証券会社です。

あなたの投資スタイルや目的に合った投資商品を選び、手数料の負担をおさえながら、さらにポイントサービスでのメリットを享受できる環境が、SBI証券が提供する大きな魅力となっています。

口座開設数で決めるならSBI証券!
SBI証券の口座開設(公式サイト)はこちら

楽天証券

楽天証券LP
出典:楽天証券

口座開設数900万口座超え(2023年6月時点)
投資信託本数2,634本(2023年6月時点)
クレカ積立の利用可否可
クレカ積立時のポイント還元率0.5%~1.0%

楽天証券のおすすめポイント

  • 楽天グループ利用者におすすめ
  • 楽天ポイントが貯まる
  • ポイントで投資商品が購入できる

ポイント① 楽天グループ利用者におすすめ

楽天グループのサービスを頻繁に利用するユーザーに、特におすすめの証券会社。

楽天証券と楽天銀行の連携サービス「マネーブリッジ」は、月に3万円以上の投資信託への投資と、投資金額の3万円以上のうち、楽天ポイントを1ポイント以上使用することで、楽天市場のポイント還元率が0.5%上昇します。

これは、楽天の各種サービスを頻繁に利用するユーザーにとっては大きなメリットとなります。

ポイント② 楽天ポイントが貯まる

楽天証券では、投資信託の保有数やカード取引により楽天ポイントが貯まる仕組みがあります。楽天カードで投資信託の積立購入をすると、楽天ポイントが貯まり、そのポイント還元率は最大1%にもなります。

また、投資信託の保有残高が一定金額に達するごとにポイントが付与されるため、長期的に投資を行うことで、さらに多くのポイントを獲得することが可能です。

ポイント③ ポイントで投資商品が購入できる

貯まったポイントは、楽天グループのさまざまなサービスで利用できるだけでなく、投資信託の購入にも利用できます。

これにより、日常生活での買い物やサービスの利用を通じて投資のための資金を増やすことが可能です。

楽天証券は楽天グループの各種サービスを活用しながら資産形成を行いたいユーザーに特におすすめです。そのポイントサービスの充実度と連携の強さが、楽天証券の大きな魅力となっています。

楽天ポイントで投資信託を購入できる!
楽天証券の口座開設(公式サイト)はこちら

松井証券

松井証券
出典:松井証券

口座開設数145万口座超え(2023年6月時点)
投資信託本数1,692本(2023年6月時点)
クレカ積立の利用可否不可
クレカ積立時のポイント還元率─

松井証券のおすすめポイント

  • 信託報酬の一部を、現金またはポイントで還元してくれる
  • サポート体制に定評がある
  • 顧客ファーストで各種手数料が無料

ポイント① 信託報酬の一部を現金またはポイントで還元してくれる

特筆すべき点として、投資信託の信託報酬の一部を、毎月現金またはポイントとして還元します。

具体的には、松井証券が受け取る信託報酬のうち、0.3%を超える分が還元の対象となります。松井証券で取り扱っている約1,600本の投資信託のうち、7割を超える1,200本がこのサービスの対象です。

投資家は幅広い選択肢から自身に適した投資信託を選び、信託報酬を最大で0.85%(ポイント還元時)得ることが可能です。

ポイント② サポート体制に定評がある

「問い合わせ窓口格付け(証券業界)」で、12年連続三つ星を受賞しています。

初心者にも親切なサポート体制が整っており、投資手続きの方法からパソコン操作のサポートまで、幅広いサービスがあります。

ポイント③ 顧客ファーストで各種手数料が無料

銀行口座から証券口座への引落手数料が無料であり、他社からの乗り換え手数料も、松井証券が負担してくれます。これにより、投資へのハードルを下げるメリットが生まれ、多くの投資家にとって利便性の向上に繋がります。

これらの特性から、松井証券は手数料の還元を求める投資家、丁寧なサポートを必要とする初心者、そして手数料の負担を軽減したい全ての投資家にとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

信託報酬の一部を現金・ポイント還元あり!
松井証券の口座開設(公式サイト)はこちら

マネックス証券

マネックス証券のLP
出典:マネックス証券

口座開設数222万口座超え(2023年6月時点)
投資信託本数1,360本(2023年6月時点)
クレカ積立の利用可否可
クレカ積立時のポイント還元率1.0~1.1%

マネックス証券のおすすめポイント

  • マネックスカードを使えばポイントがもらえる
  • 米国株と中国株に興味がある投資家に大人気
  • NISA口座でIPO投資も可能

ポイント① マネックスカードを使えばポイントがもらえる

投資信託の保有だけでマネックスポイントを獲得することができ、保有残高が増えるごとにポイントも増えます。また、マネックスカードで投資信託の積立を行うと、決済金額の1.1%がマネックスポイントとして還元されます。

マネックスポイントは、「Amazonギフトカード」や「Pontaポイント」などにも交換可能で、投資による資産形成と並行して、日常生活の便利さも向上させることが可能です。

ポイント② 米国株と中国株に興味がある投資家に大人気

米国株の取引可能銘柄は5,000銘柄を超え、さらに中国株も幅広く取引することができます。

これらの海外株へのアクセスは、海外の成長市場への投資を考えている投資家にとって、大きな魅力です。

ポイント③ NISA口座でIPO投資も可能

完全抽選方式を採用しているため、幸運にもIPOに当選すれば大きな利益を得るチャンスがあります。そして、その利益はNISA口座を通じて課税されません。

ただし、1年間IPOに当選しなかった場合はNISA口座の枠が無駄になる可能性があるので、その点は注意が必要です。

マネックス証券は、海外株投資を行いたい投資家やポイント還元を活用したい投資家、またIPO投資を試したい投資家にとって、非常に魅力的です。

米国株・海外株に興味があるならココ!
マネックス証券の口座開設(公式サイト)はこちら

「NISAのおすすめ」でよくある質問

 ここでは、NISAに対するよくある疑問や質問に回答します。

2024年からNISAはどのように変わるのか?

出典:日本証券業協会(PDF)

2024年から、NISAは「新NISA」として大きく変わります。

その主な変更点は、次の4点です。

主な変更点①

新しいNISAでは、1つの口座で2つの投資枠を利用できます。これらは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」です。

つみたて投資枠
年間最大120万円まで積み立て型の投資が可能です。

成長投資枠
年間最大240万円まで様々な商品に投資できます。

これらの枠は併用可能で、あなたの投資スタイルに合わせて選べます。

主な変更点②

新しいNISAでは、全体で最大1,800万円までの上場株式や投資信託の買付が可能となります。

ただし、「成長投資枠」ではその中で最大1,200万円までの投資が認められています。

 主な変更点③

従来の一般NISAは、投資から5年間だけが非課税期間でした。

しかし、新しいNISAでは、保有期間に制限がなくなり、非課税の状態で無期限に保有することが可能になります。

主な変更点④

NISA口座で購入した上場株式の配当を非課税にするためには、「株式数比例配分方式」を選択する必要があります。

ただし、投資信託の分配金についてはこの手続きは不要です。

これらの変更により、NISAはより柔軟かつ効率的な資産形成ツールとなります。あなたの投資目標に応じて、これらの新しい機能を最大限に活用してみてください。

一般NISAでは株と投資信託ではどちらを買えばいい?

まずは、あなた自身の投資目的とリスク許容度をはっきりさせましょう。

リスクをとってでも大きな利益を狙いたい人、さまざまな投資に挑戦したいという人は、リスクはあるがリターンも大きいと言われている株式に投資することを考えるかもしれません。

一方、比較的安定した運用をしたい人は、リスクは少ないがリターンはそれほど大きくない投資信託を選ぶことが推奨されます。

また、投資金額が年間120万円までという、一般NISAの上限を考慮することも大切です。

一般NISAを使った投資を始める前に、自分自身の投資目的とリスク許容度を明確にし、各金融商品の特性と投資リスクを理解することが大切です。

理想的な選択をするためには、自分にとって最適なバランスを見つけることが求められます。

NISAをはじめるタイミングはいつ?

NISAを始めるなら、2023年内の「今すぐ」に始めることをおすすめします。これには、4つの非常に重要な理由があります。

理由①

まず、2023年にNISAを開始することで、非課税の投資枠を増やせるというメリットです。

2024年に新しい新NISA制度が始まると、新しい制度の生涯投資枠が限られるため、2023年に現行NISAで投資することで、将来的に非課税で投資できる金額が増えます。

これは将来的に投資収益が増える可能性が高まることを意味します。

理由②

次に、2023年からNISAを開始することで、「複利」の効果を早くから享受できます。

「複利」とは、投資で得た利益を再投資してさらなる利益を生む効果です。これは、長期間続けるほど効果が大きくなるため、早めに開始することが重要です。

理由③

さらに、「ドル・コスト平均法」の効果も得られます。

「ドル・コスト平均法」とは、毎月一定の金額を投資する手法で、金融商品の価格が安い時に多く、高い時に少なく購入することで、平均購入単価を下げる効果があります。

これも長期間続けるほど効果的と言われています。

理由④

NISAは少額から始められるため、2023年を練習期間と位置付けて、リスクを抑えつつ経験を積むことができます。これは、投資初心者にとって、特に有益です。

これらの理由から、NISAの開始タイミングとしては、今すぐにでも始めることをおすすめします。

一般NISAとつみたて(積立)NISAではどちらがおすすめ?

どちらを選択するかは投資の目的や経験によります。

一般NISAは、投資対象となる金融商品が多く、株式投資やさまざまな投資信託が対象になります。

特定の投資商品に注目して投資を行いたい方や、これから投資を勉強していく人に一般NISAは向いています。

一方、つみたてNISAは投資できる商品が限定されており、主に長期・積立・分散投資に適した一定の商品が対象となります。

つみたてNISAは、時間を味方につけ、少額からコツコツと積立てを行うことが可能です。

長期的な資産形成を目指す方にとって適しています。

それぞれの制度は、年に1回だけ切り替えることができますが、同時に利用することはできません。自身の投資目標と経験に基づき、最適な制度を選択しましょう。

【まとめ】NISAは投資初心者にもおすすめ

この記事のポイント

  • NISAを始めたいなら、今すぐ始めた方がお得
  • 投資商品の選択は感で選ばない
  • ネット証券会社は投資家にとってお得がいっぱい
  • NISAは投資初心者のためにある

NISAは、2024年に新NISAにかわりますが、今から直ぐにでも始めた方がお得です。

ただし、投資は賭け事ではありません。安易に投資ブームに乗っかるのではなく、あなたの希望する未来をよく考えて、適切な投資商品を選びましょう。

まずは証券会社で口座を開設しておき、いつでも始められる準備を整えておくとよいでしょう。

  • マーケット情報

Continue Reading

Previous: 中国ETFとは?投資するメリットとデメリット、おすすめ銘柄【5選】も紹介
Next: DeFiとは?仮想通貨との違いは?生活はどう変わる?わかりやすく解説

Author's Other Posts

米国株式をリードする米国大手ファンドの[13F]ポジション状況 title_img_253

米国株式をリードする米国大手ファンドの[13F]ポジション状況

2025-05-14
岡三オンライン《口コミ・評判・手数料》質の高い投資情報を提供し続ける“情報の岡三” title_img_254

岡三オンライン《口コミ・評判・手数料》質の高い投資情報を提供し続ける“情報の岡三”

2025-06-19
[米国株]NYダウにエヌビディアとシャーウィン・ウィリアムズ採用。両社の株は買いか?その見通しは? title_img_227

[米国株]NYダウにエヌビディアとシャーウィン・ウィリアムズ採用。両社の株は買いか?その見通しは?

2025-06-02
テスラのロボタクシー事業は大失敗?株価下落の現状分析と将来予想 title_img_221

テスラのロボタクシー事業は大失敗?株価下落の現状分析と将来予想

2025-06-02

関連記事

title_img_202
  • マーケット情報

[米国株]M7の一角テスラは買いか?ウォール街の株価見通しは?

2025-06-02
title_img_192
  • マーケット情報

【米国株】「もしトラ」「もしバイ」でも値上がり期待できる軍事・防衛関連銘柄 3選の株価見通しは?

2025-06-04
title_img_193
  • マーケット情報

【米国株】1兆ドルクラブ入りする可能性が高い大型株は?ウォール街株価見通しも

2025-06-02
title_img_201
  • マーケット情報

[米国株]エヌビディアだけでない!次の生成AIの大波は「エッジAI」。関連銘柄と今後の株価見通しも

2025-06-04
title_img_188
  • マーケット情報

【米国株】ナスダック100に英半導体設計大手アーム・ホールディングスを採用。株価見通しは?

2025-06-04
title_img_189
  • マーケット情報

【米国株】AI向け電力需要が急増。株価が急上昇中の電力関連銘柄3選。今後の株価見通しは?

2025-06-04

注目されている記事!

世界の富裕層の投資対象と資産運用の考え方 title_img_252 1
  • 投資手法

世界の富裕層の投資対象と資産運用の考え方

2025-04-24
誰でも億万長者になれる!低所得から株式投資で成功を収めたロナルド・リード title_img_083 2
  • 有名投資家/ヘッジファンド/資産運用会社

誰でも億万長者になれる!低所得から株式投資で成功を収めたロナルド・リード

2022-07-25
ブラックマンデーとは?株価暴落の原因とその影響をわかりやすく解説 title_img_018 3
  • 米国株の投資入門
  • 米国株式
  • 過去の出来事
  • 金融商品

ブラックマンデーとは?株価暴落の原因とその影響をわかりやすく解説

2020-11-15
ITバブルはなぜ起きたのか?当時の社会背景と崩壊の理由を解説! title_img_023 4
  • 日本株の投資入門
  • 日本株式
  • 米国株の投資入門
  • 米国株式
  • 過去の出来事
  • 金融商品

ITバブルはなぜ起きたのか?当時の社会背景と崩壊の理由を解説!

2020-11-15
米国住宅バブルはなぜ起きたのか?米国の社会背景もふまえて解説 title_img_028 5
  • 米国株の投資入門
  • 米国株式
  • 過去の出来事
  • 金融商品

米国住宅バブルはなぜ起きたのか?米国の社会背景もふまえて解説

2020-11-15
米国株下落はいつまで?株価急落の原因と今後の見通し[最新版] title_img_232 6
  • 分析・予想
  • 米国株の投資入門
  • 米国株式
  • 金融商品

米国株下落はいつまで?株価急落の原因と今後の見通し[最新版]

2022-02-14
リーマン・ショックはなぜ起きた?発生の原因から世界の株価への影響 title_img_021 7
  • 日本株の投資入門
  • 日本株式
  • 米国株の投資入門
  • 米国株式
  • 経済金融政策
  • 過去の出来事
  • 金融商品

リーマン・ショックはなぜ起きた?発生の原因から世界の株価への影響

2021-07-20

あわせて読みたい記事

title_img_253
  • 株式

米国株式をリードする米国大手ファンドの[13F]ポジション状況

2025-05-14
title_img_254
  • 株式

岡三オンライン《口コミ・評判・手数料》質の高い投資情報を提供し続ける“情報の岡三”

2025-06-19
title_img_227
  • 株式

[米国株]NYダウにエヌビディアとシャーウィン・ウィリアムズ採用。両社の株は買いか?その見通しは?

2025-06-02
title_img_221
  • 株式

テスラのロボタクシー事業は大失敗?株価下落の現状分析と将来予想

2025-06-02

人気のキーワード

CFD ETF FX(為替) NISA お知らせ アセアン株 インド株 バイナリーオプション ビットコイン マーケット情報 不動産投資 分析・予想 台湾株 商品先物 商品先物の投資入門 投資信託 投資手法 日本株の投資入門 日本株式 暗号資産 有名投資家/ヘッジファンド/資産運用会社 株式 米国株の投資入門 米国株の書籍 米国株式 経済金融政策 過去の出来事 金融商品

  • 新着記事
  • 分析・予想
  • 投資入門
  • 投資手法
  • 金融商品
  • 経済金融政策
Copyright © ACTION All rights reserved.