この記事のポイント
- おすすめネット証券会社の手数料や金融商品の比較表を一覧で紹介
- ネット証券で最もおすすめなのはSBI証券！
- 証券会社の選び方は手数料の安さや銘柄数の豊富さが重要
本記事では、ネット証券を中心とした証券会社ランキングを紹介します。
つみたて（積立）NISAにおすすめの証券会社や米国株投資におすすめな証券会社など、用途に合わせたおすすめ証券会社も紹介しているので、読み終えれば証券会社選びに失敗せずに投資を始められるでしょう。
※2024年3月時点の情報をもとに作成しています。
目次 ｰ Contents
おすすめネット証券の手数料比較表一覧
| 取引手数料 | 取扱NISA | iDeCo | 投資信託 | 外国株 | スマホアプリ | |
|---|---|---|---|---|---|---|
 公式サイト | 無料 (ゼロ革命) | NISA：ありつみたてNISA：あり | あり | 約2,600本 | ・米国株 ・アジア株 ・中国株など | あり |
 公式サイト | 無料 (ゼロコース) | NISA：ありつみたてNISA：あり | あり | 約2,500本 | ・米国株 ・アジア株 など | あり |
 公式サイト | 50万：無料 | NISA：あり つみたてNISA：あり | あり | 1,700本以上 | 米国株 | あり |
 公式サイト | 10万：99円 | NISA：あり つみたてNISA：あり | あり | 1,300本以上 | ・米国株 ・中国株 | あり |
 公式サイト | 0.055% (片道手数料) | NISA：なし つみたてNISA：なし | なし | 5本以上（ETF） | ・米国株 ・欧州株など | あり |
 公式サイト | 100万：無料 | NISA：あり つみたてNISA：なし | なし | 100本以上 | 米国株（CFD） | あり |
 公式サイト | 100万：無料 | NISA：あり つみたてNISA：あり | あり | 1,600本以上 | 米国株 | あり |
 公式サイト | 10万円：88円 | NISA：あり つみたてNISA：なし | なし | なし | 米国株 | あり |
 公式サイト | 100万：無料 | NISA：あり つみたてNISA：あり | なし | 28本 | 米国株 （CFD） | あり |
 公式サイト | 50万：無料 | NISA：あり つみたてNISA：なし | あり | 600本以上 | なし | あり |
ネット証券のおすすめランキング10選
ネット証券会社のおすすめランキングは以下の10社です。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
- マネックス証券
- IG証券
- GMOクリック証券
- auカブコム証券
- DMM株
- SBIネオトレード証券
- 岡三オンライン
SBI証券
| 取引手数料 | 無料（ゼロ革命） |
| 取扱NISA | NISA：ありつみたてNISA：あり |
| iDeCo | あり |
| 投資信託 | 約2,600本 |
| 外国株 | 米国株アジア株中国株 など |
| スマホアプリ | あり |
SBI証券は外国株式も幅広く投資でき、株式以外にも商品や債券などさまざまな銘柄に投資できる王道の証券会社。
日本株の個人取引では、国内シェア率No.1 ※の実績があります。
取引手数料は国内株式の現物・信用取引をはじめ無料になる商品が多く、投資信託であれば100円から投資できます。
口座開設時につみたて（積立）NISAやiDeCoなどの口座も同時に開設できるので、メイン口座に持っておくとよいでしょう。
※2023年3月期上半期（2022年4月〜2022年9月）の委託個人売買代金シェアです。
楽天証券
| 取引手数料 | 無料（ゼロコース） |
| 取扱NISA | NISA：ありつみたてNISA：あり |
| iDeCo | あり |
| 投資信託 | 約2,500本 |
| 外国株 | 米国株アジア株 など |
| スマホアプリ | あり |
楽天証券は楽天ポイントで投資が行える証券会社です。ポイント投資であれば資金を減らさずに投資できるため、投資であまりリスクを負いたくない方におすすめです。
また、楽天カード決済で株式を購入するだけでもポイントが付与されるので、楽天経済圏を最大限に活かせます。
松井証券
| 取引手数料 | 50万：無料 |
| 取扱NISA | NISA：ありつみたてNISA：あり |
| iDeCo | あり |
| 投資信託 | 1,700本以上 |
| 外国株 | 米国株 |
| スマホアプリ | あり |
松井証券は投資家向けのツールが豊富に用意されている証券会社です。主なツールは以下があります。
- ネットストック・ハイスピード：取引に必要な情報や発注・約定確認画面が一体となっているツール
- ネットストックトレーダー：複数気配情報、各種チャートなどが閲覧できる
特に「ネットストック・ハイスピード」はデイトレードに最適化された仕様になっているため、短期取引をしたい方におすすめ。手数料も50万円までは無料となっています。
マネックス証券
| 取引手数料 | 10万：99円 |
| 取扱NISA | NISA：ありつみたてNISA：あり |
| iDeCo | あり |
| 投資信託 | 1,300本以上 |
| 外国株 | 米国株中国株 |
| スマホアプリ | あり |
マネックス証券は、通常の株式取引はもちろん、FXや暗号資産CFDなど、中級者以上の方向けの商品も揃えている取引方法が豊富な証券会社です。
外国株銘柄は約6,000銘柄以上取り扱っているので、外国個別株取引を検討している方にピッタリです。
IG証券
| 取引手数料 | 0.055%（片道手数料） |
| 取扱NISA | NISA：なし つみたてNISA：なし |
| iDeCo | なし |
| 投資信託 | 5本以上（ETF） |
| 外国株 | 米国株欧州株 |
| スマホアプリ | あり |
IG証券はCFD取引に特化されている証券会社です。NISA関連やiDeCoなどは行えませんが、外国株式や債券、商品など豊富な種類のCFD取引を行えるため、あらゆる相場で利益を狙えます。
ただ、中級者以上の方向けとなるので、投資初心者の方はサブ口座として利用するのがいいかもしれません。
ある程度投資の知識があり、投資スキルがある方にとっては、選択肢が多く資金効率の良い投資を行える環境と言えるでしょう。
GMOクリック証券
| 取引手数料 | 100万：無料 |
| 取扱NISA | NISA：あり つみたてNISA：なし |
| iDeCo | なし |
| 投資信託 | 100本以上 |
| 外国株 | 米国株（CFD） |
| スマホアプリ | あり |
GMOクリック証券は、GMOインターネットグループ（東証プライム上場9449）のグループ。
株式や投資信託だけでなく、FXやCFDなど豊富な金融商品を取り扱っているため、株式投資だけに止まらず様々な投資を行うのにおすすめのネット証券会社です。
株式CFDになりますが、米国株にも投資できます。
auカブコム証券
| 取引手数料 | 100万：無料 |
| 取扱NISA | NISA：あり つみたてNISA：あり |
| iDeCo | あり |
| 投資信託 | 1,600本以上 |
| 外国株 | 米国株 |
| スマホアプリ | あり |
auカブコム証券は、三菱UFJとKDDIによって運営されている証券会社です。
取引手数料は1日だと100万円分の取引まで無料となっており、25歳以下の方は現物取引手数料が無料です。
投資初心者の方向けに取引単位に満たない（単元未満株）1株から売買できる「プチ株」があるので、まずは少額投資で始めてみたい方にもおすすめです。
DMM株
| 取引手数料 | 10万円：88円 |
| 取扱NISA | NISA：あり つみたてNISA：なし |
| iDeCo | なし |
| 投資信託 | なし |
| 外国株 | 米国株 |
| スマホアプリ | あり |
DMM.com証券による株式取引メインのサービス、DMM株は米国株式の取引手数料が無料の証券会社。直感的に使いこなせてしまう取引アプリは、国内株と米国株両方の取引が可能です（他社は別アプリが多い）。
米国株の個別株取引を中心に行いたい方におすすめと言えます。
なお、つみたて（積立）NISAやiDeCo、投資信託は取り扱っていないため、少額でインデックス投資を行いたい方にはあまり向いていないでしょう。
SBIネオトレード証券
| 取引手数料 | 100万：無料 |
| 取扱NISA | NISA：あり つみたてNISA：あり |
| iDeCo | なし |
| 投資信託 | 28本 |
| 外国株 | 米国株（CFD） |
| スマホアプリ | あり |
SBIネオトレード証券は信用取引が中心の証券会社で、信用取引手数料は無料になっています。
随時新しい取引ツールのリリースや改善を行っており、2022年のIPO実績が21社と多いので、今後さらなる成長が見込まれるでしょう。
岡三オンライン
| 取引手数料 | 100万：無料 |
| 取扱NISA | NISA：あり つみたてNISA：なし |
| iDeCo | あり |
| 投資信託 | 600本以上 |
| 外国株 | なし |
| スマホアプリ | あり |
岡三オンラインは岡三証券が展開しているネット証券。株式や投資信託をはじめ、FX、CFD、暗号資産など様々な商品を提供しています。
NISAとiDeCoにも対応しているため、これから投資、資産運用を始めたいと思っているなら各サービスの詳細はチェックしておきたいところです。
手数料に関しては、現物・信用取引ともに1日100万円までの取引手数料が無料。取引コスト面でも抜かりはありません。
金融商品でおすすめネット証券会社を紹介！
以下の用途別でおすすめの証券会社を紹介します。
- NISA関連やiDeCo
- 米国株投資
- 日本株投資
- 少額投資
NISA関連やiDeCoなどを始めたい方におすすめの証券会社
NISA関連やiDeCoなどを始めたい方におすすめの証券会社は、SBI証券です。理由は以下の通りです。
- NISA、つみたて（積立）NISA、iDeCoすべてを始められる
- 国内トップクラスの人気を誇るため安心
- 初心者でも口座開設が簡単
SBI証券はつみたてNISA銘柄が190種類以上あり、他の証券会社と比較しても特に多いです。
利用者が多い分、カスタマーサポートは電話対応だと混みあっていることがありますが、親切に教えてくれるので投資初心者の方でも安心です。
米国株投資におすすめのネット証券会社
米国株投資におすすめの証券会社はSBI証券です。理由は以下の通りです。
- 5,800銘柄以上の米国株を取り扱っている
- ETFが充実している
- 取引手数料が安い
SBI証券は取り扱い米国株数が5,800銘柄以上と多く、個別株投資も広い範囲で行えます。
手数料は約定代金が約2ドル以下は無料、2ドル以上は約定代金の0.45%と安く、米国株関連の人気ETFも多く取り扱っているため、メイン口座として十分な機能を揃えています。
日本株投資におすすめのネット証券会社
日本株投資におすすめの証券会社はSBI証券です。理由は以下の通りです。
- 取引手数料が安い
- 1株から購入できる
SBI証券は単元未満株取引が行えるので、100株以上からの購入が必要な日本株でも少ない資金で投資できます。
手数料はアクティブプランであれば1注文の約定代金が5万円まで無料となっています。
少額投資におすすめのネット証券会社
少額投資におすすめの証券会社は楽天証券です。理由は以下の通りです。
- ポイント投資ができる
- NISA関連やiDeCoに対応している
楽天証券は楽天ポイントで株式を購入できたり、楽天カード決済でポイントが付与されたりするので、少額投資であれば自己資金を使わずに行えるでしょう。
ネット証券の選び方
証券会社を選ぶ際は、以下の3つのポイントを意識しましょう。
- 手数料を抑えたいならネット証券を選ぶ
- 外国株式の銘柄数が多い証券会社を選ぶ
- 初心者の方はサポート体制が充実している証券会社を選ぶ
手数料を抑えたいならネット証券を選ぶ
手数料を安く抑えたい場合は、店舗型（対面）証券会社ではなくネット証券を選びましょう。2つの違いは以下の通りです。
- 店舗型（対面）証券会社：人件費がかさむため手数料が高くなりやすい
- ネット証券：インターネットで完結するため手数料が安くなりやすい
手数料以外の側面を見ても、スマホアプリで簡単に取引できるネット証券の方が簡単に投資を始められるというお手軽さがあります。
ネット証券の中でも特に手数料が安いところとして、SBI証券があります。
外国株式の銘柄数が多いネット証券を選ぶ
外国株式の銘柄数が多い方が、利益を得られる機会が多くなるのでおすすめです。
日本は人口減少や少子高齢化などの要因から、今後の成長が見込みにくいため、日本株の長期投資で利益を得るのは難しくなる可能性があります。
一方海外は今後の経済成長に期待できる国が多く、それらの国に投資できる証券会社を選んだ方が利益を狙いやすいのです。
外国株式の銘柄数が多い証券会社には、7,000種類以上取り扱っているマネックス証券があります。
初心者の方はサポート体制が充実しているネット証券を選ぶ
投資をこれから始める方や、投資歴があまり長くない方はサポートが充実している証券会社を選びましょう。
取引のやり方や分析ツールの使い方など分からないことばかりのときに、いつでも気兼ねなく相談できる拠り所があると、スムーズに投資デビューできます。
ほとんどの証券会社ではサポート体制が整っています。対応方法（メールや電話）、対応時間、対応内容（ツールの操作、投資のアドバイス）を比較すると、楽天証券の充実ぶりに目が止まります。
ネット証券会社ランキングについてよくある質問
証券会社ランキングについてよくある質問をまとめました。
SBI証券とSBIネオトレード証券の違いは？
SBI証券とSBIネオトレード証券の違いは、主に取引方法の違いになります。
- SBI証券：現物取引や投資信託が中心
- SBIネオトレード証券：信用取引が中心
SBI証券を利用する方は、主に長期投資を見据えて金融商品を購入する方が多いですが、SBIネオトレード証券はレバレッジを用いた信用取引が充実しているので、短期取引を中心に行うトレーダーの方からの利用が多くなっています。
上級者向けの取引も行えるネット証券はある？
上級者向けの取引を行いたい方は、IG証券がおすすめです。
なぜならIG証券は現物取引以外にもCFD取引が充実しているからです。CFD取引は相場が下落局面でも利益を狙えるので短期トレードに向いています。
多くの方が行う現物取引では投資している金融商品が上昇しないと利益が得られませんが、CFD取引は下落相場で利益が発生する空売りが行えるので、短期取引で効率的に資産を増やしたい方におすすめです。
【まとめ】手数料や金融商品で比較するネット証券ランキング
この記事のポイント
- おすすめネット証券会社の手数料や金融商品の比較表を一覧で紹介
- ネット証券で最もおすすめなのはSBI証券！
- ネット証券会社の選び方は手数料の安さや銘柄数の豊富さが重要
本記事では、おすすめネット証券会社ランキングを紹介しました。
口座を開設する際は「自分がどんな投資をしたいか」「取引口座になにを一番求めるか」を決めておくと、絞り込みやすくなります。
まだ決めかねている場合は、この記事をもう一度読みながら考えてみてくださいね。
証券会社の中でも特におすすめなのは以下の3社です。
- SBI証券：業界トップクラスの人気を誇る王道証券会社
- 楽天証券：楽天ポイントを活かして手軽に投資できる
- マネックス証券：7,000種類以上の外国株式を取り扱っている
